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更新日:2017年3月1日
有史以前の福島市は、大陸から分かれた後、海底にありました。その後、隆起し陸になり、活発な火山活動による堆積層ができて、沈降により北部に湖、南部に湿原や沼地ができました。そして、沈降が続き河川の土砂による扇状地の堆積盆地ができ、今も、沈降は続いています。
また阿武隈川は洪水のたびに流路を変えながら、氾濫原を作りました。
川と山に恵まれた自然豊かなこの地に多くの縄文集落が生まれました。
やがて弥生時代を経て、古墳時代には、この地は大和政権の支配下となり、7世紀には信夫評(しのぶのこおり)となりました。奈良時代・平安時代初期の朝廷との結びつきは、郡衙跡や腰浜廃寺跡、西原廃寺跡、清明塚等にうかがえます。
奥州藤原氏荘園のこの地を佐藤氏が治めた後、平安時代末期の源頼朝の奥州征伐後は、天正19(1591)年蒲生氏郷の領地となるまで伊達氏がこの地を長く治めることになります。
江戸時代、上杉氏がここを治めてから、その後いくたびか幕領となりながら、本多氏、堀田氏、板倉氏が福島藩を治め、明治にいたりました。
福島市の歴史の中で、ここ福島で戦われた大きな合戦は、「石那坂の合戦」と「松川の合戦」です。その他の争いは少なく、比較的平和な地方であったといえます。
明治初期は自由民権運動が盛んで、「福島事件」が起こります。また、江戸末期から明治にかけて東北経済の中心地として、養蚕業の隆盛をみました。
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