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更新日:2021年9月7日

令和3年9月7日緊急記者会見(新型コロナ 24例目のクラスター) 

記者会見資料

動画(手話入り)

発言内容

日時 令和3年9月7日(火) 午後7時00分~7時30分
場所 庁議室

1.開会
(広聴広報課長)
それでは本日の緊急会見の内容につきまして市長からご説明申し上げます。

2.市からの発表
(市長)
皆さん今日は夜分、緊急にお集まりをいただきましてありがとうございました。
24例目のクラスターが発生をいたしましたので発表させていただきます。
1件1件のクラスターはですね、本当にデルタ株で非常に発生しやすくなっておりますので、その点では、基本的には、資料提供をさせていただくということに切り換えをさせていただきましたけども、今回はですね、本市にとって初めての、子ども達が中心の施設でのクラスターとなりました。学習塾でのクラスターです。
これまでの感染状況を申し上げますと、こちらにあるようにですね、合計7人確認をされております。そのうち、講師が4人。生徒は、3人という形になっています。
陽性判明日は、5日に最初に確認をされまして、本日また2人ということであります。
昨日までで5人確認されておりますが、いろいろ、クラスターと認定するかどうかの調査がありまして、本日、クラスターということで、認定をしたということであります。
職場の状況を申し上げますと、この学習塾はですね、個別指導を行っております。
いわゆる教室に大勢集めて、それで教えるというものではなくて、塾の中、或いは、ご家庭を訪問して、マンツーマンで個別指導をしているというところであります。
講師は15人で生徒は63人ということであります。
こちらの塾はですね、この教室の方は、現在、6日以降休止中ということになっております。感染対策の状況を申し上げますと、講師は不織布(マスク)を常時着用する。
それから体温測定は、測定ありということで非接触。消毒は机の拭き上げがあります。換気は窓を開けて塾内での距離は席を一つ空けて指導していたということで、それなりに対策を取られていたということであります。
現在、聞き取り調査を実施しておりますが、講師に関しては合計15人いますが、個別指導中心なので、お互いに全然接触しない方もいらっしゃいます。
そのために、6人は、検査の対象外といたしまして、9人検査をし、9人の結果が出ております。そのうち、こちらにある4人が陽性ということであります。
生徒に関しては、63人のうちですね、17人は対象外で、46人検査をしておりまして現在15人検査結果が出ていると。そして3人陽性が出ているということであります。今後さらに調査を進めて、PCR検査を実施し、感染拡大(防止)に努めて参ります。
これまでの調査で申し上げるとですね、この講師4人のうちですね、3人の方は、症状が出ても、指導に当たっていたということで、そういった場合はさすがにマスクをしていても、特に個別指導なので、濃厚なですね、形で指導を行う場合はどうしても、感染が発生しやすくなっているのではないかなというふうに考えております。
それから、今回、この塾自体はこのような形になっているのですけども、関連で既に生徒がまた2人、家族3人が出ておりまして、合計すれば、12人の感染が確認されております。現在、この子ども達ですね、生徒の皆さんはそれぞれ、別の学校で、5校になっております。中学高校で、その個別の内訳はちょっと申し上げませんけれども、中高の5校に、陽性者は通っているということです。
学校に関しては、保健所とともにですね、保健所と学校側で、濃厚接触者の特定を行い、検査対象者の洗い出しを行って欠席の指示を行っております。
それから、陽性の生徒が通う5校のうちですね、他への感染の恐れのある期間に登校している2校に関しては、こちらは検査結果がわかるまでは学級閉鎖、それから、他への感染の恐れのある期間に登校していない3校は、通常通りとして、生徒の経過観察を行うということにしております。
いろんな学校から通ってくる塾で、このような、クラスターが発生しますと本当に多くの学校に関連してしまいます。現在までのところ2校でありますが、今後、我々としても、検査の動向を心配しながら注視をしているというところであります。
先ほどちょっと、申し忘れましたが、この学級閉鎖などを行っていない3校はですね、引き続き、生徒の経過観察を行いまして、体調不良者が出た場合は、保健所に通報してですね、直ちにその後の対応をするということになっております。
それで、児童生徒関連のですね、事業者といいますか施設の皆さん方にお願いがあります。子ども達へのですね、感染拡大が今急増しております。こちらにあるようにですね、8月1日から9月6日までで、これは、すいません10代じゃありません。0歳から10代まで。0歳から19歳までの感染が79名になっています。
ちなみに福島市の7月末までのですね、累計は105人なんです。
105人だったものがもう、わずか1ヶ月あまりで、この80人近くが今出てる状況になっておりまして、その点では、子ども達の施設関連ではですね、クラスターが恐れられる状況にあるわけです。
我々どうしても子供たちの施設というと保育所、幼稚園、学校というのに目が向きますけれども、学習塾、学童クラブ、スポーツ少年団等ですね、こういったところの管理者、指導者の方はですね、感染防止対策の再確認と、次の2点をですね、特にお願いをしたいというふうに思います。
管理監督者の責任において、とにかく体調が悪い人が見られたら休ませていただきたいと思います。休む指示を出して欲しい。これはこれまでも県内でも、大学のクラブ活動などでも大きなクラスターが出ました。これも体調不良者がいたにもかかわらず、活動を続けて出たというふうに私は記憶をしております。
やはり多いのは、体調が悪くなっても活動を続けるというのがクラスターの原因になりますので、ぜひ休むよう指示をして、そして、受診をした際にはPCR検査をするようにということで促していただきたいと思います。
そして、陽性者が判明した場合はですね、検査対象者のPCR検査の結果がわかるまで、いろいろ事業活動もあるかと思いますけども思い切って、休んでいただきたいというふうに思います。
それからあと、今回、個別指導で家庭での指導というのもあります。どうしても家庭に行きますと、子どもたちもマスクを外しがちになってしまうこともあるかと思います。しかし、これはいつも申し上げてる通り、いつもいる人と違う人と接触する場合は必ずマスクをつけるということで、個別指導などを受けるときも、マスクの着用を忘れないようにお願いをしたいというふうに思います。
私からは以上であります。
(広聴広報課長)
それではただいまの案件について質疑応答に移ります。
質問のある方は挙手をいただきましてこちらからの指名の後、社名お名前を述べてマイクを通してご発言をお願いいたします。
(朝日新聞)
感染者7人の市内在住か市外在住かを教えてください。
(市長)
全部市内です。
(朝日新聞)
子どもたちが通う中高5校、これも市内ですか。
(市長)
そうです。
(朝日新聞)
講師の方が、症状があっても指導していたというお話ありましたけども。
どんな症状だったのですか。
(市長)
咳とかをしていたようです。
(朝日新聞)
講師3人がということですか。
(市長)
そうです。少し補足してもらいます。
(保健所長)
1人の方は咳や発熱が主です。他の方においては鼻水ですとか、軽い咳ですね。
(朝日新聞)
無症状の方はいなかった。
(保健所長)
4人のうち3人が、症状ありですので、1人は無症状ですね。
(福島テレビ)
関連者に生徒2人とあるのですけれども、この生徒2人は、自宅での訪問の指導を受けていたということなのでしょうか。
(市長)
これは塾の生徒ではありません。この塾の関係者との接点があって、それで入れてあります。
(福島テレビ)
二次感染ということでしょうか。
(市長)
二次と言えば二次ですね。
(福島テレビ)
講師4人のうち3人の方が、症状が出ても指導されていたということで、例えば受験を控えている生徒を預かっていたとか、どうしても体調が悪くても休めないような状況だったとか、言える範囲で。
(市長)
そこまではちょっとまだ把握をしておりません。
ただ、前もあったのですけれども、今回どうかわからないんですけど、やはり塾の講師の方も、なかなか休めない環境にあるというのは、よくお聞きをします。
その点では、どうしても、正職員じゃない場合ですよね。アルバイトさんだとどうしても休むとその分収入が減ってしまうので、出られるケースがあるんじゃないかと思うんですが、その点では、そういう場合でも、とにかくしっかりと休ませるというのが最終的には非常に大事かというふうに思います。
(福島テレビ)
福島市にとっては初めての子どもたち関連のクラスターで、学級閉鎖になっている学校もあるということで、市長としてはどれほど危機感を強めて、会見に臨まれたんでしょうか。
(市長)
先ほども申し上げたようにクラスター1件1件、本当に1人出ると例えば事業所内で5人になってしまってクラスターになるというのが非常に多いわけです。
そういうこともあるので、今回、1件1件の会見はしないってことに切り換えさせていただいたんですけども、やはり子どもたち、こちらにあるようにですね非常に増えているんですね。学校、幼稚園、保育所、こういった児童関係の施設への波及というのは非常に私としては心配をしております。
一方で、子どもたちにとっても非常に貴重な成長の機会ですから、やはりできる限り感染防止をした上で、子どもたちの学びの機会とかですね、そういったのを確保してあげたいというふうに思っております。
そのために、福島市としては今日、全部の小中学校の児童生徒にマスクを配り始めました。不織布のマスクです。
特に子どもたちはですね、学校に行くと、よく布マスクをしてるケースが多いんですね。ウレタンとか。ファッションとか、肌触りが、そちらの方が良いというのでやっているんですけども、やっぱりここ最近の情勢見ていると、不織布でないと感染しやすいという傾向がありますので、その点では、一度不織布マスクを市が提供してそれで慣れてくださいということで配らせていただきました。
こういうクラスターが出やすくなっておりますので、ぜひ注意をしていただきたいし、特に前から呼びかけているように子どもたちがいる家庭の方ですね。やっぱり家庭から子どもたちに感染するケースが非常に多いので、こちらも注意していただきたいというふうに思います。
(福島中央テレビ)
感染経路の調査は途中だと思うのですけども、個別指導ということで生徒同士の多分接触はあんまりないのかなと思うのですけども、今のところどのように広がったと見ているのでしょうか。
(市長)
先ほども申し上げたように、講師の方が先に症状が出ていたわけですね。
ですから、まず間違いなく、講師の方からまず広がっていると。
講師の方から講師の方っていうのは、多分、多いのだろうと思います。当然同じ塾の中で活動を一緒にされるケースもあるでしょうから。
そこで広がって、それがやはり講師の方が多いという現状も示しているのではないかなというふうに思います。最もこれから生徒の方もどうなるか、検査結果がまだ全部出ていませんので、そこは注意をして参りたいというふうに思います。
(毎日新聞)
まず講師の方ですけれども、1人当たりどのくらいの生徒さんを指導されていたのでしょうか。
(市長)
それは講師によって随分違うと思いますね。単純に考えれば、割れば簡単ですよね。
講師15人で生徒63人ですから、1人当たり4人ぐらいですけども。
やはり講師によってはやっぱりいろいろご指名が集中する方もいらっしゃるでしょうし、そこはちょっとよく実態はつかまえておりません。
(毎日新聞)
ただ感染していたこの講師の方、4人がどのくらいの生徒さんを指導されていたかっていうのは分かりますか。
(市長)
その点で言うと、基本的にはその他の接触もあるかもしれませんが、今46人をですね、検査対象として見ていますので、基本的にはこちらの、4人だけではありませんけども、46人は、何らかの感染の恐れのある講師と接触をしていたということですね。
(毎日新聞)
指導の状況ですけれども、席を一つ空けて指導ということでしたが、横に並んでいたのか、それとも向かい合っていた状態なのか、具体的にどういう状態だったんでしょうか。
(保健所長)
互いの机で交互といいますか、対面で普通こういるとすれば、横一つ空けて、斜め前、それからまた斜め前、ジグザグといいますか。
(市長)
個別指導だからそんなに多くはないんでしょ。
(保健所長)
そうですね。
(毎日新聞)
症状が出てからも出勤されていたということですけど、体温測定もされていたということですけれども、なんかそこで引っかかったりとかそういうことはなかったのでしょうか。
(保健所長)
一つは、この方自身がちょっと喘息といいますか、咳が出やすい体質の方ということもあって、日頃から起こっている症状じゃないかというふうに本人は判断されたっていうのが一つあります。またもう1人の方は、ちょっと鼻水なり咳が出てきたというので、市販の検査薬を買って検査してみたけど陰性だったということで安心されたというお話を聞いております。
(毎日新聞)
学級閉鎖っていうことですけれども、何クラスぐらいになるのでしょうか。合計して。
(市長)
2クラスですか今。
(毎日新聞)
2校2クラスですか。
(市長)
学校の方でもですね今、非常に感染防止対策やっていますので、その点では今回、一斉にPCR検査をやって、閉鎖をしなきゃいけないっていうのはそれぞれ陽性確認された方のいる2クラスだけということになっております。
(毎日新聞)
他への感染の恐れがある期間に登校しているということですけども、具体的に
いつからいつぐらいは出たかっていう、日付とかってあったりするのですか。基準というか。
(保健所長)
一応症状が出る2日前から、それから、一応2週間は感染の可能性があるというふうに判断しております。
(毎日新聞)
そうなるとこのケースだと、9月1日とか8月31日とかそのくらいからっていう認識でいいのでしょうか。
(保健所長)
そうですね。この方のいわゆる発症の期間よりも、発症よりも前からですので、実際に言うと8月の末からということになります。
(福島民報)
塾は今は運営はしていないのでしょうか。
(市長)
教室は閉めている。正確に言うと、個別なので全く関係ない講師の方は、現在活動の制限もありませんので、そちらの方は何か動いているというふうには聞いております。
(福島民報)
授業は行っているってことでしょうかね。
(市長)
その建物の塾は閉めています。それからここにあるように個別指導なので、全く関係ない先生方もいらっしゃるわけですね。その分は、どうしても塾に来ないで家庭に行く場合があるのでそこは動いているというふうにも聞いております。
(福島民報)
出張である場合もあるってことですね。
(市長)
家庭訪問があるので。
(福島民報)
この感染者が通っていたその建物、塾の建物自体は今閉めている。
(市長)
閉めてます。
(福島民報)
それ何日からでしょうか。
(市長)
6日以降、9月の6日から閉めています。
(福島民報)
クラスターが陽性者の通う学校数、中高5校とありますが、陽性者、塾は3人で、関連者で生徒2人ってありますけども、それを合わせて、みんな別な学校に行っているという意味。
(市長)
別ですね。だから5校になります。
(福島民報)
学級閉鎖になっているのって、この関連者の方も入っているのですか。
(市長)
そこは、今、区別はつけておりません。
当然その可能性があるという前提で発表しています。
(福島テレビ)
学級閉鎖に追い込まれている学校があるということで、二次感染、三次感染で学校まで感染者が出たり、クラスターが学校でも発生したとかという可能性の範囲になってしまうのですが、検査結果が出てみないとわからないと思いますが、そこら辺に関しての市長としての懸念は。
(市長)
それは懸念を持ってますし、皆さんに注意していただきたいので、このような発表もさせていただいております。ただ、この数字にもあるようにですね、これまでも、かなり、学校の児童生徒、あるいは幼稚園保育所でも確認はされているんです。
当然、今、特にデルタ株なので、我々も急激な感染拡大を恐れていまして、その点では、現在、教室全体が濃厚接触者になって、そこはしばらく学級閉鎖とかいうのは日常的に発表していませんけども、実はかなり出ております。
(福島テレビ)
今回が初めてというわけではなく、もうあらかじめ早めに手を打つために学級閉鎖っていうふうな措置を取ったと。
(市長)
最近は非常にそれが多くなっています。ただ今回、皆さんに学習塾でのクラスターということになりますとですね、当然、学習塾にいる子供たちは学校には行っているんですよねと、そうすると学校ではどういう対応してるのでしょうかということが当然、皆さんの関心事になると思ったので、その辺はきちっと説明しようじゃないかということで、普通発表していないこの学級閉鎖の方も今日はこうやって情報提供をさせていただきました。学級閉鎖だけじゃなくて、休校もあります。
(朝日新聞)
この関連者の生徒2人っていうのは、この塾で感染した3人から2人に広がったということですか。
(市長)
どちらかといえば講師というか、ここにいるクラスターの中の人との接触で広がっているということで、それは間違いなくありません。要するに塾の生徒ではないわけです。
(朝日新聞)
塾の生徒ではないというのは、どういうことですか
(市長)
塾で習っている人であればこの中に入るわけですね。しかし、この塾の感染した人の中の、いわゆる関係者なんですよ。だから当然、家族の場合もありますし。
(朝日新聞)
その生徒2人というと、例えば最初に感染した生徒さんたちのクラスメイトとかそういう感じなのでしょうか。
(市長)
それはその可能性もありますし、そうじゃない可能性もあります。子供たちとの関係もあるし、あとは、ただクラスメイトではないんですよ。学校が違うから。
(朝日新聞)
学級閉鎖、これはいつからやったのですか。今日からですか。昨日からですか。
(学校教育課長)
本日からになります。
(朝日新聞)
2クラスということですが、関連するそのクラスの生徒さんは計何人ぐらいいらっしゃるのでしょうか。
(市長)
これはいろいろでしょうけど。さっき言ったように、これ自体はそんなに珍しい話ではありませんので。
(朝日新聞)
その生徒さんたちが全員この検査対象になるということですか。
(市長)
そうです。それは我々、今幅広く検査しておりますので、そのクラスは全部検査をします。
(朝日新聞)
塾の方の生徒さんが、46人中15人終わっていて、残り31人がいるということですよね。
(市長)
そうです。
(朝日新聞)
あとその学級閉鎖のクラスの何人かがいると。その検査をしなくてはいけない人はどれぐらいいそうなんですか
(市長)
それはもういっぱいいますね。家族の人のまた行動とかですね、我々かなりやっていますので、すぐには多分出てこないぐらい今やっています。
(朝日新聞)
わかりました。

(広聴広報課長)
他ございますか。よろしいでしょうか。
ご質問ないようですので以上をもちまして本日の緊急記者会見を終了いたします。
ありがとうございました。

 

 

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