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更新日:2024年7月2日
※現在、禁煙外来で使用される内服薬のバレニクリン(チャンピックス)は、当面新規出荷が行われない状況にあります。
たばこがなかなかやめられないのは、あなたの意志が弱いからではありません。たばこの中の「ニコチン」に依存作用があるからです。
禁煙するための方法とたばこに関する情報をご紹介します。
医療機関で禁煙治療を受けた人の方が、一人で禁煙にチャレンジした人よりも3~4倍成功率が高いと言われています。
福島市内の禁煙治療が可能な医療機関一覧は、下記をクリックしてご覧ください。
禁煙治療の内容については、各医療機関へお問い合わせください。
←こちらをクリックしてください。
一定の条件(「保険適応の目安」の1~4すべて)を満たす場合、保険診療が適応になります。
2020年度からは加熱式たばこ使用者も健康保険による禁煙治療の対象として認められています。
~保険適応の目安~
1今すぐ禁煙しようと考えている。
2禁煙治療に同意できる。
335歳以上の場合、ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が、200以上。
※2016年度より、34歳以下についてはブリンクマン指数の条件は必要なくなりました。
4ニコチン依存症スクリーニングテストが5点以上である。
〇ニコチン依存症スクリーニングテストは、こちらからどうぞ。
一般社団法人日本循環器学会:禁煙推進部会(外部サイトへリンク)
禁煙補助薬には2種類あり、医師が処方するものと、薬局で買うことのできる一般用医薬品があります。
ニコチンガム |
〇ニコチン入りのガムを噛むことによって、ニコチン切れを紛らわします。 〇薬局で購入できます。 |
ニコチンパッチ (貼り薬) |
〇パッチを直接皮膚に貼って使用します。 〇ニコチンを少しずつ吸収して、ニコチン切れの症状を和らげます。 〇医師の処方によるものと、薬局で購入できるものがあります。 |
※現在、禁煙外来で使用されるバレニクリン(チャンピックス)は当面新規出荷が行われない状況にあります。
禁煙によって様々な健康改善効果が得られます。禁煙に遅すぎることはありません。今がチャンスです。
お金 |
1箱600円×1か月=18,000円 18,000円×12か月=216,000円 |
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時間 |
1本5分×20本=100分 100分×1か月=50時間 50時間×12か月=600時間(25日) |
たばこの煙の中には、ニコチンなど、約5,300種類の物質が含まれており、そのうち約70種類は”発がん性物質”であるといわれています。これらを吸い込むことで、身体に様々な悪影響を引き起こします。
国内では、年間約13万人がたばこが原因で亡くなっていると報告されています。
《煙に含まれる物質》
ニコチン |
〇血管を収縮させ、血液の流れを悪くする作用もあり、動脈硬化を促進させます。 〇依存症にさせる作用があります。 |
タール |
〇たばこのヤニの成分です。 〇発がん性物質や発がんを促進する物質が数十種類以上含まれています。 |
一酸化炭素 |
〇酸素を運ぶ機能を阻害し、酸素不足を引き起こします。 〇動脈硬化を促進させます。 |
《たばこによる健康障害》
たばこの煙は周りにいる人にも大きな影響を与えます。たばこの有害物質は、たばこを吸う人が吸い込む煙(主流煙)よりも、たばこから立ちのぼる煙(副流煙)の方に多く含まれています。
たばこを吸わない人が、知らず知らずのうちにたばこの煙を吸っていることを、”受動喫煙”といいます。
受動喫煙が原因で亡くなる人は、国内で年間約1万5千人と報告されています。
市では、「福島市受動喫煙防止条例」や「福島市受動喫煙防止対策ガイドライン」(PDF:6,443KB)を策定し、受動喫煙のないまちづくりをすすめています。
〇福島県ホームページ「県北禁煙外来情報」より
〇厚生労働省「医療情報ネット(ナビィ)」より
〇厚生労働省ホームページより
〇日本禁煙学会ホームページより
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