近年、地域のつながりの希薄化などにより、8050問題やひきこもり、ダブルケアなどの複雑・複合的な問題が発生しております。
これらの問題は、これまでの各福祉分野(生活困窮・こども・障がい者・高齢者等)の狭間にあり地域に潜在化していることから、「制度の狭間にあり必要な支援が届いていなかった方」や「複雑複合的な家庭の問題を抱えている方」の相談を丸ごと受け付け、支援する取り組みを実施しています。
内容
制度の狭間にあり必要な支援が届いていなかった方や、複雑・複合的な課題や問題を抱えている方に対し、関係機関(福島市共生社会推進課、福島市社会福祉協議会、地域包括支援センター、福島地域福祉ネットワーク会議など)が連携して下記の各種事業を展開し、支援しています。
包括的相談支援事業
- 内容
属性や世代を問わず包括的に相談を受付し、関係機関へつなぐ - 対象となる相談の一例
- 8050世帯
- ひきこもり
- ヤングケアラー
- ごみ屋敷など
- 相談先
- 共生社会推進課(本庁舎2階)
- 各地域包括支援センター
- 受付時間
8時30分~17時00分(土曜日、日曜日、祝日除く)
各支援事業
相談受付後に支援プランを作成し、関係機関が伴走型の支援をします。
- 多機関協働事業(市直営)
支援プランを作成 - アウトリーチ等を通じた継続的支援事業(22ヵ所の地域包括支援センター)
支援が届いていない方へ支援を届ける - 参加支援事業(福島市社会福祉協議会・福島地域福祉ネットワーク会議)
社会とのつながりをつくるための支援を実施 - 地域づくり事業(福島市社会福祉協議会)
世代等を超えて交流できる居場所等づくり

チラシ:福島市では『包括的支援体制整備事業』を実施しています。 (JPEG: 276.2KB)