“社会を明るくする運動”とは?
すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築こうとする、法務省主唱の全国的な運動です。
本市では、市長を委員長とした推進委員会を設置し、地域団体の皆さんと一緒にこの運動を推進しています。また、7月の強調月間を中心に、保護司会や更生保護女性会、BBS会では様々な啓発活動を実施しています。
行動目標(この運動が目指すこと)
- 犯罪や非行を防止し、新たな加害者も被害者も生まない安全で安心して暮らすことのできる明るい地域社会を築くこと
- 犯罪や非行をした人が再び犯罪や非行をしないように、その立ち直りを支えること
“第75回社会を明るくする運動”の主な取り組み

メッセージ伝達
- 開催日時:令和7年7月1日(火曜日)午前10時から午前10時15分
- 会場:福島市市民センター大ホール
- 内容:福島保護観察所長、福島市地区保護司会会長より副市長へ内閣総理大臣・福島県知事からのメッセージを伝達
出張矯正展in市民センター(福島刑務所)
・開催日時:令和7年7月1日(火曜日)午前10時から午後5時まで
・会場:福島市市民センター大ホール
・内容:刑務作業で製作した日用品などを販売。受刑者の創作した絵画などを展示。
更生保護についての出前講座(福島保護観察所)
・開催日時:令和7年7月1日(火曜日)午後1時から午後3時まで
・会場:福島市市民センター大ホール
・内容:市内大学生を対象とした更生保護に関する出前講座を公開型で実施
懸垂幕(福島地区保護司会・福島市)
・設置期間:令和7年7月1日(火曜日)から令和7年7月31日(木曜日)まで
・会場:福島市役所庁舎棟東側壁面
・内容:7月の強調月間中に、市役所庁舎棟へ懸垂幕を設置
「青少年からのメッセージ」標語展示(福島地区保護司会)
・展示期間:令和7年7月1日(火曜日)から令和7年7月14日(月曜日)まで
・会場:福島市市民センターエントランスホール
・内容:市内の中学二年生を対象に標語を募集し、入賞した作品について展示
犯罪や非行のない地域社会へ
犯罪や非行に陥る人を減らすためには、仕事、住居、福祉などの地域に根ざした支援が必要とされています。
またそれ以上に、過ちを犯した人を地域の中に受け入れ、見守り、支える、地域に暮らす人たちの温かいまなざしが重要です。
犯罪のない安全で安心な明るい社会を実現するため、立ち直りを支援する輪を広げていくこと。これが“社会を明るくする運動”の目指す未来です。
更生保護について
立ち直ろうとする人たちに寄り添い・支えることによって再び犯罪が起きることを防ぎ、犯罪や非行のない社会をつくる活動を“更生保護”といいます。この活動には、地域のたくさんの人たちがボランティアとして関わっています。
更生保護のマスコットキャラクター

「ホゴちゃん」は立ち直ろうとしている人をいつも温かく見守り、犯罪や非行のない幸せな社会を願う心優しいペンギンです!チャームポイントは胸の「生きるマーク」です。
福島市再犯防止推進計画
再犯防止について
罪を犯してしまった人が、社会の中で孤立し、再び罪を犯してしまうことを「再犯」といいます。再犯防止対策は、犯罪が繰り返されない、何よりも新たな被害者を生まない、地域の皆様が安全で安心して暮らせる社会を実現するための取り組みです。
本市では「福島市地域福祉計画」の中に、再犯防止推進法第8条第1項に定める「再犯防止計画」を位置づけ、関係団体と連携しながら、犯罪や非行をした人が再び罪を犯さないように指導・支援する「再犯防止対策」を進めています。
福島市地域福祉計画2021は下記リンクから