トイレ洋式化事業の取り組みについて
福島市では、74(小学校43校、中学校20校、特別支援学校1校、幼稚園10園)の学校等施設(校舎、屋内運動場、園舎など)を保有しています。
学校等施設は、児童生徒等が一日の大半を過ごす学習、生活の場であり、また災害発生時における指定避難所としても位置づけられています。
本市の学校等施設は、昭和30年代後半から昭和50年代にかけて多くの施設が建設され、当時のトイレは和便器が一般的でありました。
しかし、生活様式の変化により、一般家庭においては洋便器が主流となりましたが、学校トイレでは、長年和便器を使用し続け、和便器に慣れていない児童生徒がトイレを我慢してしまう等の問題も発生しています。
そのため児童生徒の快適な学校環境を確保するとともに、災害時に指定避難所として利用する場合でも高齢者の方などが利用しやすい学校トイレの洋式化を、令和3年度末までに80%を目標に進めてまいりました。
トイレ洋式化の概要
区分 | 施設数 |
大便器総数 |
既存洋便器数 |
令和5年度 |
洋便器計 |
洋式化率 |
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小学校 | 43 | 1,830 | 1,515 | 7 | 1,522 | 83.2 |
中学校 | 20 | 968 | 771 | 7 | 778 | 80.4 |
特別支援学校 | 1 | 60 | 42 | 18 | 60 | 100.0 |
幼稚園 | 10 | 70 | 60 | 0 | 60 |
85.7 |
計 | 74 | 2,928 | 2,388 | 32 | 2,420 | 82.7 |
(令和6年4月1日現在)
洋式化工事の事例
施工前 |
施工後 |
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