『福島っ子ベース』~若者が気軽に意見や考え、思いを伝えられる場所~
高校生や大学生などの若者が市の施策に対しての意見、社会がこうあって欲しなどの思いや考えを気軽に述べられる機会をつくり、また、若者の意見を「福島市こども計画」やこども・若者施策に活かすため『福島っ子ベース』を実施しました。
『福島っ子ベース』には、高校生・大学生・30歳未満の社会人が参加、結婚や子育てといったライフイベントなどをテーマにワークショップを実施しました。ワークショップでは、市の結婚支援や子育て支援について学びながら、同世代の考えや思いを共有し、市の施策や社会のあり方などについて様々な思い、意見が寄せられました!
若者の声
若者が自分自身の将来を思いながら、こうして欲しい、こうなったらいいといった様々な思いや意見が寄せらたほか、市の施策を学び将来の不安が和らいだといった感想が聞かれました。
また、同世代の人の考えを知ることがきたといった声もあり、若者同士の交流の機会ともなりました。
結婚や子育てについて
- 結婚も子育ても経済的な負担が大きいと思っている
- 結婚・子育てにネガティブな情報が多い
- 市の結婚支援・子育て支援施策の情報発信が弱い(必要な人に届いていない)
- 社会人になっても同世代で気軽に交流できる場が必要
- 子育ては夫婦で協力するもの
- 育休が取得しやすい、職場の理解が得られやすいなど、子育てしやすい職場環境が大切
- 地域の人が手を差しのべてくれる社会になったら嬉しい
若者社会参加・活動・交流について
- 人との繋がりはお互いに助け合う、成長しあうために必要
- まちの活性化のためには人との繋がりが大切
- SNSだけでなく、対面でのつながりが大切
- ボランティアなど、活動に参加する「はじめの一歩」が難しい(その一歩が重要)
- 学校や家族以外に頼れる人、話せる人がいるといい
- ボランティアを通じて人との繋がりが大幅に増えた
- 社会人になっても気軽に参加できる場所、雰囲気づくりをしてほしい
- ボランティアなどの情報を知るきっかけが少なすぎる
ワーシクョップの様子
テーブルファシリテーターにNPO法人はーぐる代表理事の小林さやかさん、一般社団法人CARNIVALWORKS代表理事の江藤大裕さんに協力いただき、参加者は同世代との交流を楽しみ、笑いを交えながらも、テーマ対する思いや考えを真剣に考えてくれました!

『福島っ子ベース』活動資料 (PDFファイル: 1.1MB)
「福島市こども計画」について
福島市ではこども・若者が健やかに成長できる魅力ある子育て環境の整備により、こども・若者が「福島市に育ってよかった」と誇りを持ち、「子育てするなら福島市」と称される、こども・若者のえがおあふれる社会を目指し、『福島市こども計画~えがおあふれる福島市を目指して~(令和7~11年度)』を策定しました。