自主防災組織とは

自主防災組織は、住民一人ひとりが、自助「自分の命は自分で守る」そして、共助「自分たちの地域は自分たちで守る」という考え方にたって、自主的に防災活動を行う組織のことです。

大規模な災害が発生した場合、個人や家族の力だけで災害に対応することは、極めて困難です。また、被災直後は防災機関による、迅速な対応も難しくなりますので、災害による被害を最小限に抑えるためには、地域に住む皆さんがお互いに協力し合い、行動することが重要となります。

防災活動

平常時

  • 災害に備えるための活動(災害用備蓄品の整備・管理など)
  • 被害を軽減するための活動(地域の危険箇所を把握、避難場所・避難所の把握、防災計画・防災マップ作成など)
  • 防災訓練の実施(消火訓練、避難訓練、給食給水訓練など)
  • 普及・啓発活動(防災研修の開催・講演会への参加など)

非常時

  • 情報収集・伝達活動(被害情報・救援情報の収集と伝達など)
  • 初期消火(消火器等による消火活動など)
  • 避難誘導活動(避難場所・避難所への誘導、安否確認など)
  • 救出救護活動(負傷者の救出救護など)
  • 給食給水活動(食料・飲料水の調達と炊き出し、分配など)
  • 避難行動要支援者(災害時要援護者)への支援

優良自主防災組織の取り組み

自主防災組織活動支援マニュアル

資料

自主防災組織の結成状況

令和6年4月1日現在

  • 組織数594
  • 町内会数866(861町会が結成)
  • 組織率73.3パーセント(組織率は世帯数割)
自主防災訓練の様子(左:倒壊した建物に煙が上がっており、消火器で消火活動をしている様子の写真 右:がれきの中から担架に負傷者をのせて運び出している様子の写真)

「自主防災組織を結成し、わが町わが家を災害から守りましょう」

自主防災組織を結成するには

自主防災組織は、地域の住民が組織結成に合意し、規約、組織、活動内容を定めることで成立します。

防災活動を行うためには、行政機関との連携が必要です。組織の結成をあらかじめ知らせておきましよう。

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理室 減災係
福島市五老内町3番1号
電話番号:024-525-3793
ファックス:024-536-4370
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