現在、策定を進めている「ふくしま水道事業ビジョン2026」について、皆さんからの意見を募るパブリック・コメントを実施します。

計画策定の目的

将来にわたる良質で安全な水の安定供給を図るため、長期人口減少社会に適応した水道事業の基盤強化を図る指針として策定するものです。

計画策定の背景

人口減少という長期的な社会構造の変化が起きており、水道料金減収に直結するなど水道事業を取り巻く環境の転換期を迎えております。

本市はこれまで市勢発展に伴う水需要に対応すべく、8次にわたる拡張事業に取り組み、総延長1,600キロメートルを超える管路を整備してきました。

今後は、地域全体が備えるべき水道インフラの在り方を見極める時期にあるとの認識のうえ、施設更新や耐震化を単純化せず、新たな社会構造に適応した水道インフラの再編が必要となります。

さらに、人口減少に伴い水道料金が減収する反面、今般の急激な物価上昇に加え、高度成長期に整備した管路の老朽化が進み施設更新需要が増大していくといった、相反する課題を克服し両立させる必要があります。長期的な観点から水道施設を良好な状態に保つために計画的な更新を進めるうえで、さらなる災害に強い水道を目指し、将来にわたる安定供給確保と 水道料金とのバランスを意識した事業推進を行うべく、実現に向けて新たなビジョンを策定するものです。

根拠法令、上位計画の概要

上位計画を第7次福島市総合計画として策定します。
また、国土交通省が作成を奨励する地域水道ビジョンとなるものです

計画の期間

令和8年度から令和17年度までの10年間

計画の構成

第1章 基本理念と視点
第2章 計画の策定方針
第3章 現状と課題
第4章 施策展開
第5章 実現に向けて
資料編

計画策定のポイント

計画の実現に伴う効果、市民生活への影響など

ふくしま水道事業ビジョン2026は、長期人口減少において社会、情報を眺め、整え、考え適応しながら、現状維持ではなく、先の見えづらい未来を切り拓くために変革へ挑戦する施策の方向性を示す「福島市水道事業の指針」です。本市水道100年の歴史の中で水道の給水対象としてきた「地域」とその需要者との間において築き上げてきた「信頼」の概念を重要視し、『地域とともに、信頼を未来につなぐ』ための道標であるとも捉えております。

【基本理念】 未来を拓き、変革に挑む水道
【視点】

「安全」 いつでも、安心して、水質基準に適合した安全な水がいつでも、安心して、水質基準に適合した安全な水が飲めること
「強靭」 災害による被害を最小限にとどめ、かつ迅速に復旧で災害による被害を最小限にとどめ、かつ迅速に復旧できること
「進化」 社会経済情勢を的確に捉え、生産性向上や収入確保等社会経済情勢を的確に捉え、生産性向上や収入確保等

「ふくしま水道事業ビジョン2026(素案)」について

公表の方法

  1. 市ホームページに掲載(このページです)
  2. 経営企画課、広聴広報課、市民情報室、各支所・出張所、各学習センター、市民活動サポートセンター、西口行政サービスコーナー、アクティブシニアセンター・アオウゼ、こむこむ館、市立図書館、男女共同参画センターでの公表資料の閲覧

意見の提出方法と提出先

住所、氏名、電話番号などを明記の上、上記閲覧場所へ各施設の開庁・開館時間内にお持ちいただくか、郵送・ファックス・電子メールのいずれかの方法でご提出ください。

電話でのご意見は受付いたしませんので、ご了承願います。

電子メールの場合

意見受付メールフォームをご利用ください。

意見受付メールフォームへ

郵送の場合

住所、氏名、電話番号などを明記の上、閲覧場所に備え付けの意見提出用封筒(料金受取人払)を利用いただくか、以下へ郵送してください(意見提出期間内消印有効)。
〒960-8601
福島市五老内町3番1号
福島市上下水道局経営企画課あて
※封筒に「ふくしま水道事業ビジョン2026(素案)への意見」と明記してください。

ファクスの場合

件名(「ふくしま水道事業ビジョン2026(素案)への意見」)と住所、氏名、電話番号などを明記の上、ファックス番号:024-535-1134へお送りください(意見提出期間内受信有効)。

計画に関するお問い合わせ

上下水道局 経営企画課 企画調整係
福島市五老内町3番1号(福島市役所内)
電話番号:024-535-1127
ファクス:024-535-1134

この記事に関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課
福島市五老内町3番1号
電話番号:024-525-3710
ファックス:024-536-9828
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