市では森林環境譲与税を財源として、管理されていない私有人工林の森林整備(森林経営管理制度)以外に木材の利活用(公共施設の木造、木質化)や普及啓発活動(森林林業学習会)等を実施しています。
木材(県産材)の利活用
森林の適正な整備及び木材の自給率の向上を目的に、木材の適切な供給及び利用の確保を通じた林業の持続的かつ健全な発展を図るため、多くの皆さんが利用する公共施設等において、県産材を利活用しています。
福島駅西口の大庇(おおひさし)(令和2年度)

「道の駅ふくしま」に隣接する屋内こども遊び場「ももRabiキッズパーク」内の木製遊具(令和3年度)

清水支所(令和4年度~令和5年度)

普及啓発活動
本市では、「森林環境譲与税」を財源に「森林環境整備事業」の一部で、市内の小学校を対象として「森林・林業学習会」を開催しています。学習会では「人の生活や環境と森林の関係」について理解と関心を深めてもらうため、「木材市場」「木材加工場」「伐倒作業」の見学や、林業体験学習として「丸太切り」等を実施しています。今後も継続的に学習会を開催し、森林や林業についての普及啓発に取り組みます。
森林林業学習会の開催実績
- 令和元年度参加小学校4校(参加児童数206名)
- 令和2年度参加小学校4校(参加児童数229名)
- 令和3年度参加小学校6校(参加児童数230名)
- 令和4年度参加小学校6校(参加児童数284名)
- 令和5年度参加小学校6校(参加児童数239名)
民間林業施設(木材市場、木材加工場)の見学

福島市水林自然林における体験学習
もりの案内人による森林の役割についての説明

林業事業者による伐倒作業の見学

小鳥の森ボランティアガイドによる林内散策

丸太切り体験
