福島市で農業をはじめようとお考えの方、また、現在市外にお住まいで就農をご検討の方に、農業をはじめるときの一般的な流れと福島市の主な農作物などのご紹介をします。
1 就農相談をしましよう

農業を始めるには、「農業をやるぞ!」という意気込みを持って、家族の同意・協力を得ながら農村社会に溶け込むことはもちろん、経営の具体的なイメージをつけることが大切です。まずは、各機関に相談しましょう。各機関では随時就農相談を実施し、情報の共有(提供)を行い、連携してバックアップしています。
相談先は以下のとおりです。
相談機関 |
内容 |
電話番号 |
---|---|---|
福島市農業企画課 福島市農業振興課 |
各種制度紹介、手続きなど |
|
福島市農業委員会事務局 | 農地の売買・賃貸借相談など | 024-525-3779 |
福島県県北農林事務所農業振興普及部 |
研修・技術指導など |
024-521-2609 |
福島県農業経営・就農支援センター (福島県農業振興公社就農支援センター) |
栽培品目・経営規模、研修資金など |
|
福島県農地中間管理機構 | 農地の賃貸借相談など | 080-3754-3063 |
JAふくしま未来福島地区営農企画課 | 栽培品目・経営規模、機械・施設、販路相談など | 024-554-5532 |
農業企画課へのご相談は、Zoomでの相談も可能です。まずはお電話でお問い合わせください。
2 営農形態を決めましょう
独立・自営、親元、法人雇用など、希望する形態を検討しましょう。
3 農業に関する知識を身につけましょう
農業の技術を身につけるための研修や技術指導を受けましょう。
4 どこで何を作るかを決めましょう
福島市では地区により基幹作物に特徴があります。

5 各作物を栽培した場合のイメージをつかみましょう(注意)就農5年目以降を想定しています。
各地区や作物によって農業経営に特徴があります。栽培品目や経営場所を決める際には、自分の経営スタイルに合ったものを見つけましょう。県北農林事務所やJAふくしま未来には、各作物担当専門の職員がいます。新規就農や営農計画作成の際には、相談してアドバイスを受けましょう。


6 農地を確保しましょう
農地を売買、または賃貸借する場合には、農地の管理を行っている農業委員会や福島県農地中間管理機構などの公的な機関の手続きが必要です。農業委員会や福島県農地中間管理機構では、貸付等申し出のあった農地リストをもとに、農地のあっせんを行っています。農地をお探しの際は、関係機関にご相談ください。
福島県農地中間管理機構について
農地をお探しの方
7 経営に必要な体制を整えましょう
独立・自営の場合は、農業施設や機械にかかる設備資金や生活費などの自己資金が必要となります。
8 経営計画を作成しましょう
農地を売買・賃貸借する際は、農業委員会に新規農業開始経営計画を提出する必要があります。また、各種制度の主な要件にある認定新規就農者になるためには、青年等就農計画を作成し、福島市から認定される必要があります。青年等就農計画には、農地の面積、機械・施設、目標所得などの具体的な内容を記載します。
新たに農業を営もうとする青年等で次に当てはまる方。
- 青年(18歳以上45歳未満)
- 特定の知識・技能を有する中高年高齢者(65歳未満)
- 上記の者が役員の過半数を占める法人
(農業経営を開始して一定期間(5年)を経過しない者を含む。)
9 各種制度を利用しましょう
研修先や資金の確保、経営開始前後の生活を支える制度があります。
くわしくは、下記のページをご覧ください。
就農希望の方を支援します!(あぐりっしゅサポートパッケージ)
また、あぐりっしゅサポートパッケージ以外にも以下の支援がございます。