振り込め詐欺の手口
振り込め詐欺の被害が多発しています!
家族・親族を名乗る、市役所職員を名乗る、警察官を名乗るなど、接触のしかたはさまざまです。
また、ATMから振り込ませるだけでなく、直接自宅を訪問するなど、手口は多様化しています。
警察庁が実施した被害者アンケートでは、約95%が「自分は被害に遭わないと思っていた」と回答しています。詐欺の電話は誰にでもかかってくる可能性があります。日頃から十分ご注意ください。
オレオレ詐欺
家族や親族を名乗り、「事故を起こした」「会社のお金を使い込んだ」「株で損失を出した」など逼迫した状況であるかのように装い、お金を要求する手口です。
警察、弁護士、交通事故の被害者など、さまざまな役柄の人間が出てくる「劇場型」と呼ばれる手口もあります。
預貯金詐欺の手口
市や税務署などの公的機関の職員を名乗り、医療費などの払い戻しがあり、キャッシュカードの確認や取替の必要があるなどの口実で自宅を訪れ、キャッシュカードをだまし取る手口です。
架空請求
手紙やメール、ウェブサイトなどで、突然心当たりのない請求を突きつけてくる手口です。
「連絡しないと請求額が増える」「裁判になる」などと脅してきます。
融資保証金詐欺(貸します詐欺)
お金を借りようとしたとき、「返済能力を確認したい」「保証金を預かる必要がある」などとしてお金を巻き上げる手口です。
結局、融資はされません。
還付金詐欺
役所や税務署の職員を名乗り、税金や保険金の「還付金が出る」と誘う手口です。
相手に言われるままにATMを操作し、知らぬ間に預金を振り込んでしまうケースが多く発生しています。
対処法
- できるだけ犯人と話す機会を作らないよう、留守番電話機能の設定や知らない番号の電話には出ないなどの対策をしましょう。
- 電話に出てしまっても、お金の話が出たら、まずは電話を切り、家族の本来の連絡先に電話する、電話帳に掲載されている窓口に電話する、などして確認しましょう。
- 公的機関の職員がキャッシュカードの暗証番号や預金口座の残高等を聞くことはありませんのでご注意ください。
このような電話やメールがあったら、詐欺を疑いましょう。
少しでも怪しいと思ったら、すぐに消費生活センターに相談しましょう。
もし被害にあってしまったら、迷ったり恥ずかしがったりせず、すぐに最寄りの警察署へ相談してください。
- 福島警察署
電話:024-522-2121 - 福島北警察署
電話:024-554-0110
最寄りの警察署の確認は下記ファイルをご覧ください。
関連ページ
振り込め詐欺の事例や手口、対策などは、下記のページもご参照ください。
その他の情報(福島市消費生活センターの所在地や学習を希望される際の連絡先など)については、下記のページをご覧ください。