心のバリアフリー推進隊は、誰もが安心して暮らせる「共生社会」及び『誰にでもやさしいまち ふくしま』の実現に向けて、福島市が、心のバリアフリー啓発の要として、市内の大学の学生を対象に募集している無償ボランティアです。
心のバリアフリー推進キャッチフレーズ『共生、学びは無限大』(注釈)を合言葉に、心のバリアフリーの実践的な啓発活動に取り組んでいきます。
(注釈)福島市オリジナルのキャッチフレーズ。
今年度の活動
令和7年度は、合計15名のメンバーで心のバリアフリー推進隊の活動をスタートします!
「イベント等でのPR活動」と「推進隊定例ミーティング」を二本柱として、心のバリアフリーの理解促進を呼びかけます。
メンバー
令和7年度心のバリアフリー推進隊メンバー (PDFファイル: 172.0KB)
活動一覧
ミーティング名 | とき |
内容 |
|
---|---|---|---|
令和7年6月 | 6月ミーティング | 6月21日 (土曜日) |
ユニバーサルデザイン(UD)スゴロク 意見交換(全体) |
令和7年5月 |
委嘱状交付式・ 全体ミーティング |
5月17日 (土曜日) |
委嘱状交付 心のバリアフリー講座 |
活動のようす
令和7年6月
6月ミーティング
≪バリアについて考えてみよう!≫
ミーティング前半は、8月に開催される「いきいき!ふくしEXPO」でのPR活動に向けて、実施を予定している「UDスゴロク(注釈)」を実践しました!
スゴロクを通して、まちなかにある階段やトイレなど、誰にとってどんなことが「バリア」となるのか、どうしたら乗り越えることができるのか、全員で考えながら取り組みました。
ミーティング後半では、「行動の5つのポイント」を参考にスゴロクを振り返り、「心のバリアフリーを進めるうえで大切なこと」についてグループディスカッションを行いました!
「助けを求めている人も、どこかで誰かの力になっていたり、一方で、今助けを必要としている人も、過去に誰かに手を差し伸べていたり、助けるだけ、助けられるだけの人はいない」という意見から、一緒に支えあうという意識が大切だとの意見がありました。
また、「助けを必要をしている人ほど声をあげにくい」からこそ、お互いに声をかける”きっかけ”となるように、心のバリアフリーを伝えていくことが必要だと確認しました。
なお、「いきいき!ふくしEXPO」では、NPO法人ユニバーサルデザイン・結様のご協力のもと実施予定ですので、ご興味のある方は、ぜひご来場ください!
注釈・・・NPO法人ユニバーサルデザイン・結により制作。
令和7年5月
委嘱状交付式・全体ミーティング
≪心のバリアフリー推進隊の心構えを学ぼう!≫
委嘱状を受け取り、推進隊活動についてオリエンテーションを受けた後、
心のバリアフリーへの理解をより深めるため、【心のバリアフリー出前講座】のメニューの中から「心のバリアフリー講座」を受講しました!
【心のバリアフリー講座】
講師:一般社団法人福島市観光コンベンション協会
バリアフリーツアーセンター長 佐藤 由香利 さん

障がい当事者である講師から、普段の生活の中の「気づきのポイント」についてどのような寄り添いや配慮が必要となるのか、実体験をもとにお話しいただき、リアリティのある学びを深めることができました。
また、観光にスポットを当てた、新たなバリアフリーへの取り組みについてもご紹介いただきました。
隊員からの「伝えるうえで大切なことは何か?」という質問には、「正解がないからこそ、まずは相手の”声”を聴く姿勢が大切」とのアドバイスをいただきました。
サポートをする側の姿勢や想いの届け方についても理解を深めることができ、活動の土台となるような、大変有意義な時間でした。
過年度の活動
令和6年度
令和6年度心のバリアフリー推進隊のきろく (PDFファイル: 3.3MB)
令和5年度
令和5年度心のバリアフリー推進隊のきろく (PDFファイル: 993.7KB)