今週のトピック

全国で麻しん(はしか)の報告が増えています

  • 今年1月からの累計患者数が299人(4/15速報値)となり、昨年1年間の患者数265人を上回りました。
  • 麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症で、発熱、全身の発疹、咳、鼻水、目の充血などが主な症状です
  • 麻しんウイルスは、空気感染等により人から人へ感染します。感染力が非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症すると言われています。
  • 唯一の予防法はワクチン接種です。2回の接種でほぼ確実に予防できます。海外での流行も継続しているため、海外へお出かけの際はワクチン接種の有無(2回)を確認しましょう。
  • 麻しんを疑う症状が出たら、電話等で医療機関に麻しんの疑いがあることを伝え、医療機関の指示に従って受診してください。また医療機関へ移動する際は、可能な限り公共交通機関の利用を避けてください。

県内でつつが虫病が発生しました(今シーズン1例目)

  • 福島県は、全国的に見てもつつが虫病の発生が多い地域で、毎年20名程度の患者が報告されています。
  • つつが虫病とは、病原微生物を保有するツツガムシ(ダニの一種)に刺された後、1~2週間後に発症する感染症です。人から人へは感染しません。ツツガムシは、草むらなどに生息しており、肉眼ではほとんど見えないほど小さいため、衣類の隙間から入り込むことがあり、刺されても痛みがほとんどありません。
  • 主な症状として、「発熱」、「発疹」、「刺し口(刺された部位がカサブタに変化)」、「頭痛」、「倦怠感」、「肝機能障害」などがあります。
  • 予防方法は、山林や草むら、農耕地などに入る際は、長袖・長ズボン・長靴等を着用し、肌の露出をできるだけ少なくするとともに、虫除けスプレー等を適切に使用しましょう。また、野外作業後は、ツツガムシが皮膚に付着しているおそれがあるため、速やかに着替え、入浴をしましょう。
  • 気になる症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診してください。

大型連休を利用して海外へ渡航される皆さまへ

  • 海外には、国内に存在しない感染症や高い頻度で発生している感染症があります。
  • これまでに自分が接種した予防接種を母子健康手帳などで確認し、渡航前に必要なものは接種し、お出かけください。接種してから、十分な抗体ができるまで2週間程度かかるため、早めの接種をお願いします

関連リンク

体調管理と基本的な感染対策を継続しましょう

  • 普段と体調が異なる場合には出勤や登校を控えるなどの体調管理とともに、引き続き基本的な感染対策の徹底をお願いします。
  • また、大型連休中は受診可能な医療機関が少なくなります。医療機関への適切な受診につなげるため、救急電話相談「#7119」や、こども救急ダイヤル「#8000」もご活用ください。
日常の感染対策のポイント

定点把握対象疾患の発生状況

流行状況(第16週報)

福島県の流行状況

急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランス

  • 感染症施行規則の改正により、令和7年4月7日から急性呼吸器感染症が感染症法上の5類感染症に位置付けられ、定点サーベイランスの対象となりました。
  • 急性呼吸器感染症とは、急性の上気道炎(鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎、咽頭炎、喉頭炎)又は下気道炎(気管支炎、細気管支炎、肺炎)を指す病原体による症候群の総称です。インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、RSウイルス、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナ等が含まれます。

令和8年4月13日から4月19日までの福島市定点当たりの報告数は、56.14です

ARI(16週)
令和7年4月7日から急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスが始まります。
病原体定点サーベイランスへのご協力をお願いします。

福島市緊急休日診療当番医

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 保健所 感染症・疾病対策課 感染症対策係
福島市森合町10番1号 保健福祉センター
電話番号:024-572-3152
ファックス:024-525-5701
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