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更新日:2024年5月8日

市長コラム『WeLove♡ふくしま!』

令和4年3月号

第45回「この冬の大雪を振り返って」

少しずつ春の息吹が感じられるようになってきましたが、この冬は雪が多く、寒かった〜。

年末から断続的に降雪に見舞われ、積雪は例年の2倍以上。気温も1.5℃ほど低く、雪が融けずに、市内随所で分厚く氷結しました。転倒してけがをする方も多く、けが人の数は福島県沖地震の8倍にもなる激甚災害級でした。

市では、除雪体制を強化し、除雪範囲も大幅に拡大。庁内や県、除雪業者間の応援のほか、造園業者などの応援も得て、総動員体制で除雪を進めました。それでも、除雪が追い付かず、市民の皆さまにはご迷惑をおかけしました。

新年度、除雪力強化パッケージを予算化する予定ですが、総延長3千kmの市道の除雪には、能力的にも予算的にも限界があります。今冬の除雪経費は、過去最大の4.1億円にも達しています。

災害としての雪害に対応するためには、市民の皆さまの自助・共助が不可欠です。雪に関しては、この冬から警報がなくても災害同様、SNSなどを活用して予報を伝え、注意喚起や除雪協力のお願いをするようにしました。町会や学校などに融雪剤を配布し、小型除雪機を貸し出すなど、市民活動への支援も強化しました。
こうした中、自分たちもやらなければと、自宅周りを雪かきする方が増えたように感じます。私の近所では、暗黙の協力関係で、高齢者宅や駐車場の前の歩道・横断歩道を除雪しており、また親子で雪かきする姿も結構見られました。普段以上のコミュニケーションの機会になっています。自宅周りだけでなく、東部地区では、消防団員を中心に「除雪隊」が結成され、通学路の雪かきが行われました。本当にありがたい限りです。

もうすぐ11回目の3.11。市民の絆の力をその遺産として引き継いでいきたいものです。

 

令和4年2月号

第44回「新しい『くだものの宝石箱』」

いよいよ4月27日、道の駅ふくしまがグランドオープンします。
ピアノをイメージした広々とした建物に、直売所やフードコート、レストランなどお馴染みの機能が入るほか、レンタサイクルなど観光拠点としての役割を果たし、木質豊かな屋内こども遊び場やドッグランも併設します。ここから、地域産業振興や交流の動きが広がっていくのが本当に楽しみです。
その運営に当たり、一つ悩みがありました。道の駅ふくしまの最大の目玉商品は、「くだものの宝石箱」ふくしまのくだもの。そのラインナップは、初夏のサクランボに始まり、モモ、ナシ、ブドウ、カキ、リンゴと続きますが、その後は端境期となり、春には売り込む旬のくだものがないのです。
それなら、6次化商品に重点を置くことも一つの選択肢ですが、足元を見れば、春には甘いイチゴが店頭に並び、最近ではハウス栽培のメロンが通年で出回っています。いずれも質にこだわる福島の農家さんが育てた美味しいものばかり。
なぜ、これらは「くだものの宝石箱」に入っていないのでしょうか?
調べてみると、農水省や本市の農政上、くだものは「木になるもの」。イチゴやメロンは、狭義のくだものには該当せず、野菜扱いだったのです。しかし、広義ではくだもの。一般的にはそれが常識でしょう。「フルーツ王国ふくしま」のブランドを一層強化するものなのに、外しておくのは非常にもったいないです。かくして、イチゴやメロンも「くだものの宝石箱」に仲間入りしました。
オープン後は、情報発信拠点である道の駅から、四季を通じ、旬のくだもので「くだものの宝石箱」ふくしまをPRします。市民の皆さんも、改めて新顔も含めて「くだものの宝石箱」の宝石たちをご賞味いただき、贈答にもお使いください。

令和3年12月号

第43回『お互いさま』

新型コロナは広範な分野に影響を及ぼし、特に経済基盤の弱いひとり親家庭を直撃しました。
行政では、雇用調整助成金により雇用維持に加え、ひとり親家庭などへの特別給付金や市独自のエールクーポンの支給により支援に努めていますが、それでも食費の切り詰めを迫られる家庭は少なくないと推察されます。
こうした中、食事提供による支援をしているのが『こども食堂』です。しかし、利用者が増加する中、こども食堂も厳しい運営を強いられており、中にはコロナ禍の大打撃を被った飲食店が運営しているところもあります。
こども食堂に対し、市からの支援も行いましたが、それ以上にさまざまな個人・団体からコメなどの食材を提供いただいています。「みんなの食糧庫」として、棚と冷蔵庫を設置し、誰もが食材を提供でき、必要な人なら誰でも持ち帰れる仕組みを設けているところもあります。
自分自身コロナ禍に翻弄される中、支援を惜しまない行動には、本当に感謝で頭が下がります。
大震災後、被災者が別の被災者を支援する行動が多くの賞賛と敬意を集めました。『お互いさま』として助け合う精神が、コロナ禍でも生かされていることに心が温まります。
その精神に甘えてはいけませんが、それを信じてつなぐ仕掛けはとても大事だと思います。
昨春、マスク不足の中、学校を再開した際には、市民有志に市が材料を提供し、マスクを作成いただいて、児童生徒にマスクを配布しました。仕事が激減したフリーランスには、破格の報酬で市内事業者のために商品開発と改善のお手伝いをしていただきました。アルバイトの機会を失った学生には、ワクチン予約のサポートをしてもらいました。
市では、果樹剪定枝の処理が負担となっている農家と薪ストーブやキャンプ用の薪を必要とする人とのマッチング事業を始めました。剪定枝を薪に活用される方には、体だけでなく、心も温かくなってほしいと思います。

令和3年10月号

第42回『コロナ禍で新しいつながりを』

新型コロナが子どもたちにも拡大する中、市内の小中学校ではオンライン授業が始まりました。集まるリスクを避け、タブレット端末を通して、先生やクラスメイトとつながり、授業が行われるのです。
始めは試験的に導入、その後全市一斉に「オンライン授業の日」を設定して、オンライン授業に慣れ、休校などになったときに備えます。9月12日までに44校で試験的導入が完了する見込みです。
コロナ禍で人と人が会うことが制限され、よく会っていた人との挨拶も「久しぶり」で始まるケースが多くなってきました。寂しい限りです。
しかし、ICTで、新しいつながりを楽しむことができます。ICTやスマホというと、面倒、怖いといったイメージを持つ方もいらっしゃるかと思いますが、人と人とのつながりを補う人間味のあるものとして利用できるのです。
よく使われるのがLINEのグループトーク。お茶飲み話感覚でいつもの仲間と交流できます。スタンプを使い自分の表情を面白く表現すると、楽しさが増します。
将棋や囲碁に通っている人はオンライン対局。お互いの時間が合えば、対局に場所を選びません。
ビデオ通話アプリを使えば、遠くにいる子や孫の顔を見ながら、通話できます。コロナ禍で会えないお年寄り同士が、安否や健康状態の確認も兼ねて、毎日定時に連絡を取り合い、様子を見るのもいいでしょう。
最近は、授業や発表会などを動画で配信することが多くなってきました。子どもたちと一緒に観て楽しむのもよし、遠くの家族が観るのもよし。
オンライン授業をこなすように、子どもたちがICTを使いこなす力はどんどん向上しています。子どもたちを先生にして、使い方を教われば、子どもたちとの交流になりますし、子どもたちも自信がついて、さらに上達するでしょう。
私は、ICTを新しいつながりをつくるものとして捉え、学習センターなどでICTに対応した学習のお手伝いをしていきたいと思います。

令和3年9月号

第41回『思いやりでコロナ禍を乗り越えよう』

東京2020オリンピックが、数々の感動を残し閉幕しました。ソフトボールと野球は、福島で勢いをつけ日本が金メダル。選手・監督らは、福島のモモやおもてなしに好意的な発信をしてくれました。
思い描いていた復興五輪にはなりませんでしたが、選手らの福島への思いや閉会式に流されたオリンピック・マーチをエールとして、今後も遺産づくりに努め、復興を前進させてまいります。
一方、新型コロナの感染拡大が止まりません。多くの都道府県で新規感染者の過去最多を更新し、医療ひっ迫度は深刻さを増すばかりです。
デルタ株への置き換わりが主因ですが、コロナ禍の長期化で、緩みが出てきている面も否めません。親族や知人が集まる会合やバーベキュー、東京などへの行楽や帰省、換気の悪い場での懇談…感染拡大の背景には、大抵リスクの高い行動があります。
ワクチン接種が完了した方に、解放気分も見られます。ワクチン接種の効果があるのは確かですが、感染しないわけではありません。本市でも、2回完了し十分時間が経った方でも感染が確認されています。
デルタ株の感染力は従来株の2倍と言われています。この強力な感染力に対抗できるよう、今一度、気を引き締め、感染防止を徹底してください。
その際ぜひ、『自分の大切な人を守る』、『子どもたちを守る』、という温かい思いやりをもって、耐えてほしいと思います。12歳未満にはワクチン接種ができません。一人に感染しただけで、学校や保育所全体が休みとなり、心身の成長の機会が奪われるなど、影響が大きいのです。
一方、十分な対策をとっていれば、可能な活動も少なくありません。新型コロナとの闘いは更なる長期化を覚悟しなければなりません。正しく恐れ、可能な活動を徐々に広げていくことが重要です。
思いやりをもって、コロナを乗り越え、希望の未来を開いていきましょう。

令和3年8月号

第40回『健康づくりで、まちづくり』

市内各地区で開催される自治振興協議会。今年は、より活発に意見交換ができるようにと、開会前にアイスブレイクを取り入れました。場の雰囲気が緩み、意見が出やすくなったのではないかと感じています。
アイスブレイクに最も利用されているのが、いきいきももりん体操。普段、からだを動かしていない人には、ちょっとした健康づくりになります。
「健都ふくしまの創造」を立ち上げて2年になります。新型コロナウイルスの影響もあって、「運動」としての盛り上がりはこれからですが、コロナ禍だからこそ、健康づくりを進めて、免疫力を高めることが大切です。高齢化が一層進展する中、健康寿命を延ばして、健康長寿の幸せを楽しみたいものです。
もっとも、一人で頑張り続けるのは難しいもの。仲間と一緒に目標を持ってやれば、継続しやすい面があります。一方で、自分のまちを良くしたい気持ちは多くの人が持っているでしょう。
市では、今般、この二つの要素を結び付けた新しい取り組みを始めました。その名も「健康づくりで競争(共創)チャレンジ」。各地区の健康づくりの取り組みに応じて、まちづくり資金を上乗せし、個性あふれるまちづくりを応援します。
具体的には、スマートフォンによる「ふくしま健民アプリ」または「福島市健康づくりポイント事業」に参加いただき、今年度は、9月1日から来年1月末までにポイントを取得いただきます。そして、各地区の人口に対する参加者数の比率(参加率)と、一人当たりの平均ポイントに応じて、来年度の地域コミュニティ等支援事業補助金を増額します。
自分のための健康づくりが、まちづくりにつながります。他地区のライバルの顔を思い浮かべながら、楽しくご参加ください。

令和3年7月号

第39回『「フルーツ王国ふくしま」にエールを!』

うだるような福島の夏。もう少し涼しくならないものかと愚痴りながらも、おいしい果物が続々出てくる夏が、福島っ子には待ち遠しい。
しかし今年は、心配が先に立ちます。
この春、開花が大幅に早まった中で襲来した遅霜。凍霜害による被害は、約5億3千万円にも及び、平成以降最悪となりました。和ナシ、モモを中心に被害は甚大で、リンゴ、サクランボにも及んでいます。花が枯れ、実が付きだしても黒ずんで成長しない。今後の生育が心配です。被害にあわれた農家さんに心からお見舞い申し上げます。
ふるさと納税の返礼品で、圧倒的人気を誇るのが果物。昨年度、寄付額が過去最高の6倍と急増し、今年はそれ以上の出足ながら、返礼品の量が確保できるか。果物を楽しみにされている方も多いだけに、本当に気がかりです。
しかし、何より心配なのが、農家さんの営農意欲です。風評が根強く残る中で、3年前は熱波、一昨年は台風、昨年は病害とコロナによる需要減、そして今年の凍霜害と、心折れるような災難続き。先日農家さんへ被害調査に伺った際、「ナシがほぼ全滅してしまった」とのお話をいただきました。その時の農家さんの力ない様子が脳裏から離れません。
市では、農家さんが将来への希望を持って対策を講じられるようにと、6月市議会に補正予算を提出。樹勢回復の肥料や病害虫防除の薬剤、来春用の燃焼材などの購入助成のほか、不要枝等除去についても助成を行うことにしました。
熱波の際には潅水設備が大きな効果を発揮し、今回は、防霜ファンを設置していた果樹園は被害がかなり軽減されているようです。地球温暖化が進む中、異常気象は毎年のようにやってきます。当面の対策ばかりでなく、県の支援制度を活用し、防霜ファン設置などの抜本的対策に取り組んでいただきたいと思います。
そして私たち消費者は、誇りとする「フルーツ王国ふくしま」を守り繋いでいくために、果物やその加工品を買って応援していきたいものです。農家さん、これからもおいしい果物を作ってください。エールを送ります!

令和3年6月号

第38回『こどもの笑顔あふれる福島市に』

福島市の待機児童が、本年4月、ようやくゼロとなりました。
私の市長就任時(平成29年12月)は、県下最多の250名。その後も共働きの増加、幼児教育・保育の無償化により、子どもの数は減っても保育ニーズは高まるばかりでしたが、官民連携して待機児童対策推進パッケージを推進し、保育枠の拡大と保育士確保に努めた結果、ようやく待機ゼロを達成しました。
しかしまだ、希望の保育所に入れないなど潜在的な待機があります。待機児童は、地域の将来人口の動向に大きな影響を与えるほか、事業所の人材確保にも関わる大きな社会問題です。今後も気を緩めず、潜在的な待機解消も目指して取り組んでまいります。
小中学校では、この春一人一台タブレットによる福島型オンライン授業を開始。机と椅子は今夏までに一斉更新し、年内にはトイレの洋式化を4年前の20%程度から80%以上に整備するなど、急ピッチで子どもたちの環境整備を進めています。
ただ、「子育てと教育なら福島市」を目指すには、スタートラインに立てたにすぎません。
昨年度から、自然を生かした教育、英語やICT、スポーツなどに重点を置いた教育など特色ある幼児教育・保育を推進しています。また、今年度から東北初の幼稚園送迎ステーション事業を開始。これを活用すれば、朝夕は送迎ステーションの保育所で預かってもらい、日中は送迎バスで幼稚園に行き、特色ある教育を受けさせるということも可能です。
今後も、多様な選択肢の提供、質の向上、負担軽減など子ども・子育ての新ステージをつくってまいります。
私としては、行政施策以上に、地域全体が子どもたちを大切にし、健やかな成長を応援する地域社会をつくることが、今後は大切だと思います。登下校の交通安全や防犯に多数の市民が献身的に活動されている一方で、うるさいと子どもをはねつける方もいるのは大変残念です。
周囲への一定の配慮が保護者などには必要ですが、わがままな子ども時代は大人なら誰もが辿ってきた道。昔は、子どもが多く、ゲーム機器もない分、今より騒々しかったと思います。
子どもが少ない社会は、本当に寂しいですし、未来が開けません。子どもたちには寛容でありたい。子どもたちにやさしい社会は、高齢者や障がい者にもやさしい共生社会につながります。
福島市は、「子どものえがお条例」(案)を市議会6月定例会議に提出します。地域みんなで子どもたちの笑顔あふれる社会をつくっていきたいものです。

令和3年5月号

第37回『ゼロカーボンな福島に』

福島市の今年の桜の開花は3月25日。寒い冬から足早に春が訪れ、平年より15日も早い観測史上最速の開花でした。
花見山の多様な花も、多種の桜を始め一斉に満開を迎えました。百花繚乱の様相は、今年はひときわ絢爛に、儚く終わってしまったような気がします。
モモやリンゴの開花も、2〜3週間早いとか。今後のスケジュールを早めなくては。
最高気温、最多降水量など、毎年のように気象に関わる「史上最〇」が続きます。そして災害の多発・激甚化、熱中症、農作物の不作など、社会に大きな影響を与えています。
背景に地球温暖化があるのは間違いありません。世界が力を合わせて、二酸化炭素排出量の削減に努め、温暖化を食い止めなければなりません。
福島市では、脱炭素化に率先して行動しようと、2月25日、「ゼロカーボンシティ宣言」をしました。2050年度温室効果ガス(二酸化炭素)排出量実質ゼロを目指し、積極的に取り組みます。
市の事業としては、公共施設や住宅での太陽光発電を推進し、今年度から蓄電池などの導入を支援します。蓄電池は災害時の停電の際に特に効果的ですね。水素など再生可能エネルギーを幅広く利活用していきます。
シェアサイクルなど自転車利用を促し、公用車更新は原則電気自動車やハイブリッド車、公用車やシェアサイクルの充電は市のごみ発電を利用します。ごみの減量化にさらに取り組み、森林整備、木材活用、くだもの産地維持で温室効果ガス吸収を高めます。
しかし、最も大切なのは、一人ひとりが意識を変え、生活様式を変容させること。「もったいない」の精神で、省エネ・省資源な生活を送り、クールチョイス(賢い選択)を進めましょう。支援制度を活用し、太陽光発電や蓄電池、低公害車などの導入を進めてください。今年度から雑紙収集を始めましたので、一層の分別収集もお願いします。
また、環境問題に熱心な企業を評価し、その製品やサービスを積極的に利用する。そのことが社会を大きく動かしていきます。
美しく安心安全な福島を未来へと引き継ぎ、いつまでも快適に暮らし続けていきたいものです。

令和3年4月号

第36回『福島市で結婚生活のスタートを!」

いまも感動の余韻が残る連続テレビ小説「エール」。
その魅力は、各シーンを彩る古関メロディと励ましあう古関夫妻の夫婦愛でした。
二人は、ほぼ文通だけの3〜4カ月で結婚。古関裕而記念館に展示されている手紙には唇マークが残るなど、本当にお熱く、こちらが赤面するほどです。
古関夫妻にあやかろうと、福島市では、昨年からレター婚活を開始。対面するまで3カ月間文通します。互いの内面がわかる、会話が苦手でも自分を伝えられるなど、好評のようです。
いま、30代後半の男性の3人に1人、女性は4人に1人が未婚と、晩婚化・未婚化が進んでいます。自由でいたいなど結婚を望まない人が増える一方で、いい人に巡り逢えない、経済的余裕がない、など結婚を望んでもできない人も多くいます。
いい人に巡り逢えないのは、単に出会いのチャンスが少ないだけでなく、理想が高い、さらには、コミュニケーションが十分とれていないからかもしれません。若い男女がカフェで会話もせず、スマホをいじってデートをしているのは、かつて雰囲気のいい会話にと悪戦苦闘していた身からすると、本当に不思議です。
他方、マッチングアプリなど、出会いの場自体もデジタル化し、利用する人が増えています。利用するには勇気が要ります。行政でも、情報提供など応援できそうです。
経済的な問題解決には、若者の所得向上が望まれますが、市では新年度から、新婚生活の支援に踏み出します。結婚後3年以内の住宅取得への補助、結婚後3年間の家賃補助等で応援します。
結婚は、二人の自由意志に基づくべきものです。しかし、少子化など社会問題的側面も大きくなってきました。コロナ禍で、婚活するには厳しい環境が続きます。社会全体で、結婚を祝福し、応援していきたいと思います。
福島市で幸せな結婚生活のスタートを!

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総務部 秘書課 秘書係

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3702

ファクス:024-534-4545

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