
福島市は全国的にみて子育てしやすい街として認められています。日本経済新聞社と日経BP・日経xwomanが共同で実施した「共働き子育てしやすい街ランキング2023・2024」では2年連続、東北地方で第1位となりました。福島市で子育てしたい方々の移住も増えています。ここでは、福島市が子育てしやすい街と言われる5つの理由についてご紹介していきます。
理由その1:子育て支援が充実しているから
福島市は、子育て家族のサポートに力を入れています。例えば、福島市子育てアプリ「えがお」を活用することで日頃から子育て情報を取得することができます。また、仕事や用事でお子さんの面倒を見ることができなくなってしまった場合などに預けたり、保育所と自宅の送迎をお願いしたりすることができます。
福島市子育てアプリ「えがお」
妊娠期から子育て期の方・またそのご家族の方を対象に、地域の子育て情報などを福島市子育てアプリ「えがお」で受け取ることができます。
子育て世帯をアプリでサポート!~福島市子育てアプリ「えがお」~

ファミリーサポート
乳幼児や小学生のお子さんを預けたい方「おねがい会員」と預かりの支援ができる方「まかせて会員」をマッチングしています。預かりだけでなく送迎などもお願いすることができ、例えば次のような支援を受けることができます。
(例)
- 保育施設や放課後児童クラブ等までの送迎
- 保育施設の開始前、終了後または学校の放課後、冠婚葬祭、
- 買い物等の外出の際の子どもの預かり
ふくしま緊急サポート
定期的な預かりや送迎だけでなく、保護者が病気になったときなど、急な支援をお願いすることができます。
ホームスタート

未就学児を抱えた子育て家庭に、研修を受けたボランティアが訪問する「家庭訪問型の子育て支援」です。週に一度2時間程度で定期的に訪問してくれて、相談ごとなどを聞いてもらったり、育児や家事を一緒に行ってもらうことができます。福島市ではホームスタート・ふくしまで支援を行っています。
理由その2:保育環境や学習環境が充実しているから
かけがえのない幼児期の育ちを大切にしています

福島市には、自然環境を活かしていたり、芸術や伝統を大切にしたり、共生社会を目指したりと、特色のある取り組みを行う保育園や幼稚園が多くあり、市がその取り組みをバックアップしています。粘り強さや協調性、自信などの力が育つ幼児期を大事にしたいとお考えのご家庭に好評いただいています。例えば、市内には次のような取り組みを行う施設があります。
放課後の子どもの居場所も充実
もちろん未就学児だけでなく、小学生を放課後などに安心して預けることができる「放課後児童クラブ」も充実しています。令和6年3月現在で94カ所の放課後児童クラブがあり、待機児童数も年々少なくなっています。主に共働きなどで、日中に保護者がいない小学生が安全に過ごせるだけでなく、子ども一人ひとりの育ちに合わせた支援を受けることができます。

国際人になれる環境がある!
福島市では小学校から英語の授業が時間割に入ります。ALTと呼ばれる外国籍の先生とネイティブな言葉で交流を図る機会が増えていますが、日本全国でもそのような環境にあるかと思います。
一方で、学校の外に出たときにはどうでしょう。気軽に多言語に触れる機会はどのくらいあるでしょうか。
福島市であればYuiverseがあります!多言語に触れることはもちろん重要ですが、異なる文化と価値観を知り、理解したうえで「違っているけど、それもいいよね」と、国籍を問わずお互いの考えを認め合うきっかけづくりの場になっています。
イベントも数多く開催されていますので、ぜひ一度足を運んでみてください!
Yuiverseが気になる方は下記リンクから!

福島市ならではの教育
福島市ではいち早くすべての小中学校にタブレットを配置し、デジタル教科書を導入しています。2023年からは福島市が運営している電子図書館をすべての児童と生徒がタブレットを使って利用できるようになり、子どもたちの想像力や集中力などの育ちに役立っています。
また、学びの環境を充実させるため、小中一貫の義務教育学校の設置を予定しているほか、既存の教育施設の改築やリフレッシュなども進めています。
さらに福島市の特徴的な取り組みとして、鼓笛パレードがあります。小学校ごとに鼓笛を練習し、毎年中心市街地で一斉に演奏します。昨年は44の小学校、約3000人の児童が思いを込めて演奏・演技を披露し、応援に集まった多くの方々に感動を届けてくれました。
理由その3:経済的なサポートが充実しているから
福島市は、子育てにかかる経済的な負担を軽減する取り組みを行っています。

幼児教育・保育の無償化
幼稚園、保育所、認定こども園などを利用する3歳児クラス(年少)から5歳児クラス(年長)のお子さんや市民税が課税されていない世帯の0歳児クラスから2歳児クラスの子どもを対象に、幼児教育・保育の無償化を実施しています。例えば、年少から年長の全てのお子さんの利用料が無償となるほか、市民税が課税されていない世帯の0歳児クラスから2歳児クラスのお子さんの利用料が無償となります。
2人目以降の保育施設などの利用料軽減

福島市独自の取り組みとして、2人目以降のお子さんが対象の保育施設や放課後児童クラブを利用した場合の保育料や利用料を軽減しています。例えば、保育施設では規定の保育料が半額または無料になるほか、放課後児童クラブでは毎月の利用料が最大4,000円減額となります。また、令和6年度からは、放課後児童クラブ利用料助成対象の所得制限が撤廃されています。
給食費負担の軽減

令和2年から子育て支援施策の一環として、給食費負担軽減に取り組んでおり、令和5年5月からは、学校給食の食材費高騰分について助成額を上乗せしています。食材の地産地消に積極的に取り組みながら、栄養バランスのとれたおいしい学校給食の提供を目指しています。
理由その4:地域のサポートが充実しているから
福島市では、地域全体で子育てする動きが広まっています。
登下校時の安全を見守るボランティア

福島市内の多くの小学生は、歩いて通学しています。安全に通学できるよう、登下校時の安全を見守るボランティアが活動しています。地域によって多少異なりますが、黄色いジャンパーを着たボランティアが横断歩道などに立ち、子どもたちを安全に誘導していただいています。
居場所づくりを行う団体|子ども食堂
福島市では、「子どもの居場所づくり」を行う団体などを支援しています。子どもたちが安心できる居場所づくりをサポートし、人と地域が繋がることで子どもたち一人ひとりの成長を促しています。
理由その5:家族で過ごせる施設が充実しているから
福島市には、思いっきり遊べる施設や、子どもたちの興味や好奇心を刺激する学びの施設があります。週末などには多くの家族連れでにぎわっています。
こむこむ

子どもの夢を育む施設で、楽しみながら学べる教育文化複合施設。子どもたちの「夢」につながる豊かな出会いを提供しています。3万4千冊の児童書を備える子どもライブラリーや、ワークショップ室、プラネタリウム、屋内遊び場などがあります。
地元ママに圧倒的支持。福島市の子どもの遊び場といえば福島駅となりの「こむこむ」!
道の駅ふくしま屋内遊び場

道の駅に併設している屋内遊び場です。福島県産の木をふんだんに使った子どもの遊び場。開放感がありながら、全天候型のプレイゾーンなので、雨の日も雪の日も、子どもの好奇心を受け止めます。大人も入れる大型遊具や玩具は、木の手触りと温もり・香りに癒されながら親子でお楽しみいただけます。
十六沼公園

複合遊具の他にお子さんに人気なのが「ぴょんぴょんドーム」。ぴょんぴょんドームは、空気の力を利用した大小5つの山からなる膜のドーム型トランポリン遊具です。遊具の周りは人工芝で囲まれており、直径40メートルある大屋根もあるので、子ども達が安心して「とんだり・はねたり・すべったり」する事ができます。
ふくしま圏域LINE公式アカウント「あそびばみっけ!」

福島市を含む県北エリアの遊び場が分かるLINEアカウントが2024年3月にスタートしました。福島市周辺の30か所の屋内外の遊び場を検索、閲覧することができ、地域のイベントや各遊び場の情報を受け取ることもできます。

最後に-子育てしやすい街「福島市」が少しでも気になったら
最後までご覧いただきありがとうございます。福島市では子育てポータルサイトを運営していますのでさらに詳しくお知りになりたい場合は下記よりアクセスいただけます。そして、福島市外にお住まいの方で、「子育てしやすい街・福島市」での暮らしが少しでも気になったら、私たちと一度話してみませんか。
子育てポータルサイトえがお
福島市の子育てに関する情報が分かるポータルサイトです。支援制度や施設の情報、イベント情報などを確認いただけます。

移住相談窓口
移住や暮らしに関するワンストップの相談窓口があります。移住支援制度のお問い合わせ、子育て環境や仕事・住まいまで、まずは私たちにお話しください。自分らしくいられる、ふくしまスタイルな暮らしを専門のスタッフがご案内いたします。
どんなことでも相談できます。例えば…
- 就職・起業(就職相談窓口のご案内・求人情報・起業される方が活用いただける補助金など)
- 住まい(住むエリアのご提案、民間賃貸物件、空き家、市営住宅など)
- 子育て(保育施設、学校、医療、遊び場、公的サービスなど)
- 農業を始めたい方への支援(研修、補助金など)
- 金融機関による金融支援事業の紹介
- 移住にあたってご活用いただける支援制度(市・県・国・他団体等)
- 観光・文化・交通などの紹介(温泉、アウトドア、公共施設、近隣都市へのアクセスなど)
- そのほか移住するにあたって知っておきたいこと(福島市全域のご案内、車事情、気候、水害や地震の危険性、賃金水準、買い物、町内会など)

この記事に関するお問い合わせ先
市民・文化スポーツ部 定住交流課 出会い定住応援係
福島市五老内町3番1号
電話番号:024-572-5451
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