
女性は、生涯を通じて、女性ホルモンが大きく変動することにより、心身に様々な影響を受けます。各時期の特徴を知り、充実した日々を過ごしましょう。
↓見たい項目をクリックすると、関連するページに移動します。
▶️女性の健康週間(3月1日~8日)
▶️女性のライフステージと健康
▶️女性特有の病気・体の不調について
▶️健診・検診を受けましょう
▶️「プレコンセプションケア」、略して「プレコン」
▶️女性の健康を学ぶ機会をサポートします
▶️女性の健康づくりのための情報サイト
女性の健康週間
厚生労働省では、毎年3月1日から8日までを「女性の健康週間」と定め、女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を自立して過ごすことを目指しています。
▶️詳しくは、「スマート・ライフ・プロジェクト」公式サイト(厚生労働省)をご覧ください。
女性のライフステージと健康
女性の心身に大きな影響を与える女性ホルモン。その分泌量の変化により、ライフステージごとにかかりやすい病気や症状が異なります。
思春期、性成熟期、更年期、老年期それぞれの時期に起こりやすい体や心の変化を説明します。
出典:働く女性の心とからだの応援サイト(厚生労働省委託事業)
思春期
思春期は、子どもから大人へと成長する移行期で、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が増加します。これにより二次性徴が始まり、初経を迎え、体つきも女性らしく変化していきます。
ホルモン分泌が安定するまでは、月経不順や月経痛などの月経トラブルが起こりやすい時期です。また、心身が急速に成長するため、気持ちが不安定になりやすく、体型への関心が高まったり、劣等感を抱きやすくなることもあります。
▶️この時期に見られる疾患 ✅月経不順・無月経 ✅やせ ✅摂食障害
性成熟期
性成熟期は、エストロゲンの分泌が最も盛んな時期で、月経周期が整い、心身ともに比較的安定します。子宮や卵巣の機能も成熟し、多くの方が妊娠・出産を経験します。
一方で、ホルモン変動の影響により、不正出血や月経痛、過多月経など月経トラブルがみられることがあります。また、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮腺筋症といった女性ホルモンに関係する病気が増える時期です。
▶️この時期に見られる疾患 ✅月経困難症 ✅月経前症候群(PMS) ✅子宮筋腫
更年期
更年期は、閉経を挟んだ前後5年の約10年間を指します。エストロゲンの分泌が大きく変動した後、次第に低下することで、ほてりや発汗、動悸、気分の落ち込みなど、さまざまな更年期症状があらわれることがあります。症状には個人差がありますが、日常生活に支障が出る場合は「更年期障害」と呼びます。
また、この時期以降は、高血圧や脂質異常症、動脈硬化、骨粗しょう症などの生活習慣病にも注意が必要です。
▶️この時期に見られる疾患 ✅更年期障害 ✅脂質異常症 ✅骨粗しょう症
老年期
更年期を過ぎると、更年期症状は多くの場合軽快し、体調は比較的安定します。しかし、エストロゲンの低下により、これまで保たれていた血管や骨などの機能が衰え、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病や、骨粗しょう症が増える時期です。これらの疾患を予防するため、生活習慣の見直しや定期的な健康管理が大切になります。
女性特有の病気・体の不調について
乳がん
日本人女性の約9人に1人が乳がんになると言われており、女性がかかるがんの中で最も多いです。乳がんによる死亡率を減らすには、マンモグラフィ(乳房専用のX線撮影)による定期検診が有効です。
福島市では、年度内40歳以上の方を対象に、乳がん検診を実施しています。定期的に受診しましょう。
▶️詳しくは、市民検診のページをご覧ください。
また、検診で異常がなくてもブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)を心掛け、しこりやひきつれなどの変化に気が付いたら、次の検診を待たずに、医療機関を受診してください。
▶️詳しくは、「ブレスト・アウェアネス」のページをご覧ください。
子宮頸がん
子宮頸がんは、子宮の出口(子宮頸部)にできるがんで、日本では年間約11,000人が発症し、約2,900人が亡くなっています。若い世代の女性に多く見られます。原因の多くは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染です。
子宮頸がんは検診とワクチンで、早期発見と予防が期待できます。詳しくは下記のページをご覧ください。
▶️「乳がん検診」 …詳しくは、市民検診のページをご覧ください。
▶️「定期予防接種」…詳しくは、HPV(子宮頸がん予防)ワクチンのページをご覧ください。
骨粗しょう症
閉経期を迎えると、エストロゲンの分泌量が急激に減少します。エストロゲンは骨の吸収を抑える働きがあり、これが欠乏すると骨粗しょう症になりやすくなります。
また、「骨粗しょう症」は高齢者の病気ではありません。食事不足や運動不足、睡眠不足などにより骨の成長が妨げられると、10代でも骨折しやすくなることがあります。正しく理解し、早めに対策を始めましょう。
▶️詳しくは、「骨活のすすめ」(厚生労働省サイト内)のページをご覧ください。
更年期障害
更年期障害は、閉経前後のエストロゲン分泌の変動や低下に伴って起こる、さまざまな体と心の不調のことを指します。
主な症状には、ほてり・発汗(ホットフラッシュ)、動悸、めまい、肩こり、疲れやすさ、気分の落ち込みやイライラなどがあります。症状の強さや現れ方は個人差が大きく、日常生活に支障が出る場合に「更年期障害」と診断されます。
生活習慣の改善や医療機関での相談・治療により、多くの場合症状は和らげることができます。早めに対策することが大切です。
▶️更年期障害チェックはこちら(「ヘルスケアラボ」(厚生労働省研究班監修))
▶️詳しくは、医療機関にご相談ください。
月経に関する悩み
月経は女性の健康にとって大切なサインですが、生理痛や月経不順、経血量の多さなど、さまざまな悩みを抱える人も少なくありません。
思春期や性成熟期にはホルモンの影響で、体調や気分が不安定になりやすく、生活や学業・仕事に支障を感じることもあります。
こうした症状は、生活習慣の工夫や医療機関での相談・治療で改善できる場合があります。気になる症状があるときは、我慢せずに専門家に相談しましょう。
▶️詳しくは、医療機関にご相談ください。
健診・検診を受けましょう
女性特有のがんには乳がんと子宮がんがあります。乳がんは40・50代以降、子宮がんは30代以降に急増します。どちらのがんも早期発見・早期治療で95%以上が治る病気です。
また、閉経後は骨粗しょう症のリスクも高まります。がん検診とあわせて、骨粗しょう症検診も受けましょう。
定期的な検診で、自分の体を守りましょう。
▶️詳しくは、市民検診のページをご覧ください。
「プレコンセプションケア」、略して「プレコン」
プレコンとは、性別を問わず、適切な時期に、性や健康に関する正しい知識を持ち、妊娠・出産を含めたライフデザイン(将来設計)や将来の健康を考えて健康管理を行う取り組みのことです。
▶️詳しくは、プレコンセプションケア(福島市子育て情報サイト)をご覧ください。
女性の健康を学ぶ機会をサポートします
女性の健康づくりを応援するため、出前講座を行っています。
女性のライフサイクルに応じた健康づくりや、女性特有のがんについて、分かりやすくお話します。
地域や職場の研修会などに、ぜひご活用ください!
▶️ふくしま市政出前講座
▶️保健所健康出前講座
▶️乳がん出前講座


