福島市の水道水は飯坂町茂庭にある摺上川ダムの水を水源としています。
摺上川ダムの水がどうやってじゃ口まで届くのかを学習します。
摺上川ダムの周辺は自然豊かな地域です(参考1)。ダムの水を「すりかみ浄水場」できれいにして、学校やお家のじゃ口へお届けしています。
福島市では、電気の力を使わない、水が高い場所から低い場所に流れる力(自然流下)を主に使って、じゃ口まで水を届けています。
届けているときに使う管を水道管といいいます。
福島市内の水道管(図の赤い部分)すべてをつなぎ合わせると約1,600kmにもなり、福島市から九州の奄美大島まで届く長さになります。
新しい水道管は、強い地震があっても壊れないようにしています(参考2)。
古い水道管も毎年少しずつ工事をして新しい水道管にしています。
高いところから低いところに流れる水の力を使い平成30年度からは電気も作っています。
水の流れの力だけを使う地球にやさしい方法で、約240世帯分の電気を作っています(発電のしくみはこちらから)。
きれいな水源を守るため、ダムのまわりのそうじや樹を植えたりする活動(=水源保全活動)が行われています(参考3)。
〇次の時間割へ進む(3.水道水ができるまで「すりかみ浄水場」)