福島市水道局では、福島市が進める「チャレンジ2050ゼロカーボンふくしま市」の実現と、「ふくしま水道事業ビジョン」で掲げる基本方針 ”地球にやさしい水道への挑戦” に基づき、水道水の安定供給を確保しながら、積極的に環境負荷の低減に取り組んでいます。水道施設間の高低差から生じる ”水のエネルギー” を利用した小水力発電を官民連携により導入しました。
福島市水道局小水力発電事業(北部配水池)
1.事業場所 : 福島市水道局 北部配水池
2.事業方式 : 民設民営方式
3.事 業 者 : 東京発電株式会社(公募により選定)
4.最大出力 : 115kW
5.発電電力量: 年間約73万kWh(全量売電)
6.環境効果 : 年間約370トンのCО2削減が見込まれる。 (杉の木約2万6千本が1年間に吸収するCO2に相当)
流入弁室内の水車発電機 | 流入弁室内の配管 |
流入弁室マシンハッチ (北部配水池屋上から撮影) | 水車発電機の説明用パネル |
ふくしま北部配水池発電所パンフレットはこちら【PDF形式ファイル:719KB】
現在の発電状況
東京発電㈱ ホームページにリンクし、別ウィンドウに切り替わります。
発電実績および二酸化炭素削減量
現在、エネルギー源として主に使用されている化石燃料(石油・石炭)は二酸化炭素を発生し、地球温暖化を加速させてしまう原因のひとつでもあります。この二酸化炭素をほとんど発生しないクリーンなエネルギーである小水力発電により、二酸化炭素の削減に貢献していきます。
【令和6年度】発電実績および二酸化炭素削減量はこちら(PDF形式ファイル:209KB)
【令和5年度】発電実績および二酸化炭素削減量はこちら(PDF形式ファイル:209KB)
【年度比較】発電実績および二酸化炭素削減量はこちら(PDF形式ファイル:216KB)
小水力発電とは
小水力発電とは、高い場所にある【位置エネルギー】を持っている水を重力によって低い場所へ落とし、水車を回して【運動エネルギー】に変え、その回転運動をさらに発電機で【電気エネルギー】に変えて電気を作る発電方法です。
発電所の見学について
ふくしま北部配水池発電所の見学に関することはこちら(内部リンク)
水道水の水質について
小水力発電設備に使用する配管や弁、水車などは、実際の水道管に使われるものと同じ仕様・規格のものを採用しています。
また、事前に水質検査を実施し、水道法で規定される水質基準をすべて満たしていることを確認しています。
お問い合せ先
連絡先 | : | 施設管理センター 電機係 |
TEL | : | 024-522-2233 |
FAX | : | 024-522-2360 |
住所 | : | 〒960-8142 福島市小倉寺字赤坂12 |