福島市立図書館が、現在地である松木町に開館したのは昭和60年のこと。
森合に移転した県立図書館から譲り受けたものです。
市民の誰もが利用しやすい充実した図書館サービスを展開し、市民の自発的な学習活動を支えるほか、利用され親しまれる図書館づくりに努めて早40年。
40周年を市民の皆様と迎えたい—。
そんな想いから、記念事業を企画しております。

ふくよみ本棚シーズン1~福島市長がオーナーに~
第1弾として、ただいま、福島市立図書館本館2階雑誌コーナーでは、ふくよみ本棚シーズン1を開催し、木幡浩福島市長がスペシャルオーナーとして、青春期に読まれた本を展示中です。どんな本が展示されているかは来館してのおたのしみ。
※ふくよみ本棚:市民がオーナーとなり、市立図書館の本から好きな本を選んで展示・貸出をするもの。写真のような箱型の本棚に、推し本を展示して扉にPOPを飾ります。POPは手書きでもパソコンで作ってもOK。
市長のほか、一昨年から開催している「大人のビブリオバトル」の初代王者や、福島県立南高校図書委員会もオーナーをつとめています。
南高校図書委員会からは、今回は5人の委員さんがそれぞれの推し本を紹介。
ビブリオバトルのバトラーは普段どんな本を読んでいるの?
いまどきの高校生がおススメする本はどのジャンル?
どうしてその本を紹介するのか、POPに説明されているので、展示を見るだけでも楽しめます。
本好きがおすすめする本棚で、いつもとは違う本との出会いを楽しんでみませんか?
気になる本を、借りることができます。
シーズン1の展示は令和7年8月16日(土曜日)まで。
どうぞ、お見逃しなく。
除籍本の有償頒布会
続いて企画しているのは、除籍本の有償頒布会です。
図書館から貸出される役割を終えた本を図書ボランティアの会にご協力いただき、有償頒布会を行います。
頒布で得た収益は、新しい図書の導入に充てる予定です。
日時や場所などの詳細は、決定の都度、お知らせします。
講演「読みの科学」(仮題)
毎年開催している読書週間事業講座では、福島大学人間発達文化学類教授 佐藤佐敏さんに、開館40周年にふさわしく図書館について取り上げていただき、読書における解釈と誤読や、図書館の有用性について講演をいただきます。
日時 令和7年11月9日(日曜日)午後2時から4時まで
場所 福島市立図書館会議室
定員 30名
申込 10月6日(月曜日)からオンライン・電話・来館で
福島市立図書館では、40周年記念事業に限らず、子どもたちや大人のためのおはなし会など本館・子どもライブラリー・西口ライブラリーで随時開催しております。
雑誌を見に来てもよし、本を借りるのもよし、調べものはもちろん、おはなし会に参加するだけでもOK。暑い日には涼みにも、どうぞおこしください。
ぜひ、これを機会に福島市立図書館をご利用ください。