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更新日:2022年1月13日

健都ふくしま創造事業

~感染症につよい健康でやさしいまち「健都ふくしま」の実現に向けた取り組み~

福島市では、市民の健康寿命(※)の延伸に向け、市民総ぐるみの健康づくりを推進する「健都ふくしま創造事業」に取り組んでいます。

(※)健康寿命とは……健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間

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取り組みの3本柱

ふくしまし健康づくりプラン2018に基づき、「一人ひとりの健康を応援する環境づくり」、「地域の健康づくり」、「職場の健康づくり」を事業の3本柱とし、心筋梗塞と脳卒中の減少と健康寿命の延伸を目標に、「健都ふくしま創造市民会議」の開催や受動喫煙を防止する環境整備、栄養、運動、血圧、歯と口腔、休養、適正な飲酒などの一人ひとりの健康づくりの支援を地域や職場で進めます。
関係機関・団体、地域と行政がこれまで以上に連携し、乳幼児期から高齢期まですべての市民の皆さんが安心して暮らすことのできる「健都ふくしま」の実現を目指します。

一人ひとりの健康を応援する環境づくり

たばこ・受動喫煙防止対策

喫煙が健康に及ぼす悪影響として、がん、心臓病、脳卒中、肺気腫、喘息等の罹患率や死亡率等が高いことなどが多くの疫学研究等により指摘されています。
また、たばこの煙による健康への悪影響は喫煙者本人にとどまりません。他人のたばこの煙を吸わされる受動喫煙によって健康への悪影響が生じることも指摘されています。
このことから、国では2018年7月に健康増進法を改正し、望まない受動喫煙を防止するための取り組みを進めています。
国の受動喫煙防止対策(健康増進法)(外部サイトへリンク)

本市では、受動喫煙による健康への悪影響から市民等を守り、次代を担う子どもたちをはじめ誰もが健康に暮らせる環境づくりを目指し、福島市受動喫煙防止条例の施行をはじめ、様々な取り組みを進めています。

また、喫煙者ご自身と、身近な大切な方の健康を守るため、禁煙をサポートしています。ぜひご検討ください。
本市のたばこ・受動喫煙対策は下記をご覧ください。
福島市受動喫煙防止条例」(令和2年7月1日施行)
福島市公共施設における受動喫煙防止対策方針」を策定しました
福島市受動喫煙防止対策推進委員会
空気のきれいな施設」・「空気のきれいな車両」認証制度
禁煙に関心のある方へ「禁煙支援情報」

栄養・食生活

「第2次福島市食育推進計画」の基本理念「『食力※』の輪を広げ、すこやかに豊かな心を育むふくしま市」に基づき、市民、家庭、地域、学校、生産者、行政など様々な担い手が連携して食育の実践力の向上推進を目指し取り組みを進めています。
※食力とは、「食べものを選ぶ“力”」「実際に料理を作ることのできる“力”」「食べ物の“命”を感じて、感謝する“力”」「おいしさを感じ、楽しく食べることのできる“力”のこと。

また、令和元年度から健都ふくしま創造事業「一人ひとりの健康づくりを応援する食環境の整備」の一環となる減塩の取り組みとして「適しお(適切な量の塩分でおいしく食べる=減塩)」の取り組みを始めました。
食力の輪を広げよう!食育の取り組み紹介

お得に健康づくり

みなさんの健康づくりを応援するため、「福島市健康づくりポイント事業」を実施しています。日々の健康づくりの取り組み(体重測定、歯みがき、地域行事の参加など)でポイントが貯まり、基準ポイントを達成すると、県内1,600店舗以上の協力店でお得なサービスが受けられる「ふくしま健民カード」がもらえます。
令和3年度より、一人ひとりの健康づくりの取り組み成果に応じて、地区への交付金を上乗せする「健康づくりで競争(共創)チャレンジ」とタイアップして実施しています。
家族やお友達、職場の仲間と一緒に始めてみませんか?

お口の健康

おとなの歯は(親知らずを入れないで)28本あります。
いつまでもおいしく安全に食事を楽しむためにはお口の健康が重要です。むし歯と食習慣、歯周病と生活習慣病、飲み込むことと唇、舌の筋力など、全身の健康を保つために、お口の健康が注目されています。

本市では、「福島市歯と口腔の健康づくり推進条例」を制定し、歯とお口の健康をとおして市民の生涯にわたる健康づくりを推進しています。皆さんもお口から始まる生活習慣病予防に努めましょう。

地域の健康づくり

地域の健康づくりは、地域の強みをいかした健康なまちづくりを推進する「健都ふくしま創造事業」の3本柱のひとつです。吾妻・飯野・吉井田・信夫・立子山地区では、地域の健康づくりを推進する組織が設立されました。

市内各地でも「地域の健康課題」や「自分たちでできる健康づくり」について学ぶ学習会等を開催しています。コロナ禍でも工夫して健康づくりに取り組んでいる信夫地区と立子山地区についてご紹介いたします。

信夫の里健康づくり協議会(信夫地区)

健康寿命を延ばし健やかに暮らせる信夫地区の実現を目指して、令和2年2月「信夫の里健康づくり協議会」を設立しました。協議会は信夫地区区長会をはじめとする地区内の多くの団体や医療機関、行政機関からなる「公・民・医」が連携し、地域健康づくりを進めています。
コロナ禍の状況で、人を集める活動の制限もあり、昨年度はまず役員から健康づくりポイント事業に取り組み、感想や成果を共有しました。健康への意識が高まったという声や、体重が減ったといった声も聞かれ、今年は各団体で「健康づくりで競争(共創)チャレンジ」につながる「健康づくりポイント事業」の参加を呼びかけています。また、今年の1月には第1号の「信夫の里健康だより」を発行し、信夫地区の健康課題やコロナ禍でも取り組める健康づくりの情報について全戸配布します。他にもウォーキングマップの作成や健康に関する勉強会の開催なども予定しています。
今後も健康な信夫地区の実現に向けて、地域の皆さんと共創で取り組んでいきます。

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健都ふくしま創造事業立子山地区協議会(立子山地区)

立子山地区では、子どもから高齢者までオール立子山で健康な立子山地区を目指しています。
コロナ渦で、いきいきももりん体操やふれあいサロンなどで活動の自粛があった中でも、地域のつながりを感じながら個人で取り組める健康づくりを維持したいという思いから、「立子山健康チャレンジシート」を作成し、みんなで楽しみながら健康づくりを進めてきました。(1)体操や散歩など適度な運動をする(2)減塩を意識して食事をする(3)毎日体温を測り体調の変化を見逃さないという、運動・食事・感染症予防の3つの目標を中心に、各自取り組みを続けています。
また、サロンで集まる代わりに野城、内ノ馬場地区では、地元でとれた野菜の提供を受けて、お弁当の配食サービスを行っています。食べて「おいしい」、顔をみて「安心」、互いに「うれしい」という支え合いの輪の中で健康づくりが継続できています。
今後は、感染対策をとりながら、サロンやいきいきももりん体操の再開、ミニ運動会やなわとび大会など、世代を超えた交流も交え、地域のつながりの中で、より健康な立子山地区を目指していきます。

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高齢者元気アップ事業

『健都ふくしま』事業の三本柱のひとつ「地域の健康づくり」を目指し、高齢者を対象とした生きがいづくりと健康増進を支援する事業です。「いきいきももりん体操伝道師養成」、「ICT基礎講座」のほか、ニュースポーツ用具の貸し出しをおこなっています。

職場の健康づくり

少子高齢化の進展や定年の延長といった社会環境の変化に伴い、従業員の平均年齢が上昇している傾向であることから、健康経営の視点を取り入れ職場全体で健康づくりに取り組み、従業員等の健康状態を維持・増進させることが求められています。
「健都ふくしま創造事業」の柱の1つである「職場の健康づくり」では、「職場の健康づくり推進委員会」を設置し、健診受診率の向上や職場で気軽にできる健康づくり、こころの健康などの取り組みを継続させるしくみ等を各関係組織団体と一緒に検討し、働く方々の健康の維持・増進を推進します。
本市では、生活習慣病予防や職場のメンタルヘルスなどに関する講座「職場における健康講座」を実施しております。

 

このページに関するお問い合わせ先

健康福祉部 保健所 健康推進課 健康増進係

福島市森合町10番1号 保健福祉センター

電話番号:024-597-8616

ファクス:024-525-5701

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