水道水の白濁について

摺上川ダムの水をお使いいただいている地区の一部で、水が白く濁ったような状態になる場合があります。

この白い水は、水道水の中に溶け込んでいた空気が、細かな気泡となって出てきたため、白く濁ったような状態になる現象です。

コップなどの容器に水を汲み、しばらく放置すると下のほうから徐々に透明になります。
空気の混入によるもので、安全性に問題はありませんので安心してお使いください。

わずかに白濁したコップの水の写真

原因

水が白く濁る原因は、水温の低い摺上川ダムの水が、夏場の気温の上昇により、水温が上がり、水中に溶け込んでいた空気が出てくるためです。

水道管内の水には、圧力がかかっているため、通常より多くの空気が溶け込むことができます。

このため、水は蛇口から出ると常圧に戻り、過飽和となった空気 等をガス化して一気に放出します。

非常に細かい粒となるため、水全体が白く見えたり、時には、白い異物が混入したように見えることがあります。

冷たい水道水は、おいしさの大きな要素です。安心してお飲み下さい。

摺上川ダムの写真

中央の取水塔は、摺上川ダムから良質な水が取水できる仕組みとなっています。
 深いところから取水しているため、夏場は水温が低くなっています。

水博士の白濁の説明の画像

お問い合せ先
連絡先 配水課 配水管理係
TEL 024-535-1122