「漏水調査ってどうやるの?」
今回調査をしてくれたのは、メンバーの更咲さん(小学6年生)匡悟さん(小学2年生)姉弟と、同じくメンバーの正勝さん(小学3年生)。地面に埋まっていて目では見えない水道管からもし水が漏れていたら大変!水道管からの漏水はどうやって見つけているのかな?水道局配水課の島貫さんに教えてもらいました。
普段は地面に埋まっていて、目では見えない水道管からの漏水は、まずは地表に水濡れがないかを目視確認します。次に目で見えない地中の状況を「音」で確認します。音を確認する道具として「音聴棒」「漏水探知器」「相関式漏水探知器」を見せてもらったよ!
▲音聴棒 ▲「漏水探知器」(左)と「相関式漏水探知器」(右)
蛇口から流れる水が水道管からの漏水だと仮定して、実際に音聴棒を使って音を聞いてみると…?「シャーって音がするよ!川の流れる音みたい」と匡悟さん。
また、「漏水探知器」と「相関式漏水探知器」は、地中の音をヘッドホンで聴くことができる優れもの。でも、車の走る音やみんなの足音もとても良く聴こえてしまうので、車や人がいない夜中に点検するんだって。私たちが眠っている間に、作業してくれているんだね。
漏れている液体が水道水かどうかを調べるには、「DPD試薬」という薬品を使って、水中の残留塩素を測るんだって。薬品を入れて瞬時にピンク色に変わったら水道水のサイン!
古い水道管はどうしても漏水の原因になってしまうけど、大事に至る前にたくさんの専用機器や人の力で日々「漏水調査」が行われているんだね。
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