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更新日:2024年12月24日
本市出身の日本画家、齋正機(外部サイトへリンク)氏による年5回の美術教室を、三河台学習センターで実施します。
美術の基礎として重要なデッサンの技法をご指導いただきます。
指導を受けるのは、市内中学校美術部の生徒たちです。
第1回 | 6月22日(土曜日) |
第2回 | 8月31日(土曜日) |
第3回 | 9月28日(土曜日) |
第4回 | 11月16日(土曜日) |
第5回 | 12月21日(土曜日) |
6月22日、美術教室を開講しました。
開講式では、参加してくれた美術部員に対し、齋氏及び佐藤教育長それぞれからあいさつをいただきました。
※左の写真が佐藤教育長、右の写真が齋氏
齋氏による全体指導です。生徒たちは真剣な眼差しで話をきいていました。
第1回のポイントは、「デッサンの流れ」として、①構図、②カタチ、光と影、接地点、③色の工夫です。
鉛筆の削り方を指導いただきました。デッサンのモチーフはガムテープとバナナです。
齋氏が実際にデッサンをしているところをみせながら、指導いただきました。
最後の講評会では、一人一人の絵にコメントとアドバイスをいただきました。
8月31日、第2回プレミア美術教室を実施しました。
今回も「デッサンの流れ」として、①構図、②存在と明暗、③表情と質感です。継続することでデッサン力を高めます。
今回のモチーフはペットボトルです。同じ500mlサイズでも細かな形や表情は様々です。
齋氏の直接指導を生徒は真剣な表情で聞いています。約2時間の講義を通じて生徒達は、集中してデッサンに取り組んでいました。
最後に講評会を実施しました。一人一人にコメントとアドバイスをいただきました。絵に生徒たちの個性が表れていました。
9月28日、第3回プレミア美術教室を実施しました。
今回も「デッサンの流れ」として、①構図、②表情と質感です。齋氏は、参考作品をみせながら生徒達に説明をします。
本日のモチーフは、手と紙コップです。
モチーフの位置が画用紙の中心になるようにします。手と紙コップの表情と質感をよく観察し、描いていきます。
齋氏の指導を受けながら、完成に向けて集中して描いていきます。
最後に講評会を実施しました。一人一人にコメントとアドバイスをいただきました。表情と質感がよく描けている作品がたくさんありました。
11月16日、第4回プレミア美術教室を実施しました。
本日のモチーフは、りんごとアルミホイルです。
今回も構図から入っていきます。実物大、もしくは少し大きいくらいの大きさで描いていきます。
次に明暗をつけていきます。どこから光があたっているか、どこが光っているか等、よく観察しながら描いていきます。
光と影の接地点(りんごとアルミホイルが接地しているところ等)を描くことで存在感がでてきます。
最後に表情、質感を描いていきます。絵の完成度に大きくかかわってくる非常に重要なポイントです。
最後に講評会を実施しました。笑顔がある穏やかな雰囲気の中、齋氏から一人一人にコメントをいただきました。回を重ねるごとにデッサン力が向上しています。
12月21日、第5回プレミア美術教室を実施しました。
参考作品を見せながら、本日のデッサンについて説明していただきました。本日のモチーフは、毛糸玉と折り紙です。
構図から描いていきます。構図が決まったら、光と影を捉えて明暗を描いていきます。
よく観察し、表情や質感を描きながら、毛糸玉と折り紙それぞれの色に見えるよう描いていきます。
齋氏に直接指導を受けながら、完成に向けて描いていきます。
最後に講評会を実施しました。今回は、生徒の感想発表、齋氏のコメントや助言をいただく時間を設けました。
生徒たちの感想
・デッサンは初めてだったが、デッサンの楽しさや明暗の描き方等たくさんのことを知ることができた。これからも挑戦してみたい。
・1年間で少しは成長できたので、これを続けていきたい。
・絵を描くことがさらに好きになりました。
・絵を描き続けること、そして、新たな可能性に気づくことができた。参加してよかった。
・プレミア美術教室に参加したことで、絵が上達したと感じた。これからもデッサンを続けたいと思った。 など
生徒一人一人の発表やデッサンについて、齋氏からコメントや助言をいただきました。
全5回の美術教室でしたが、生徒たちは集中してデッサンに取り組んでおり、回数を重ねるごとに上達していきました。これをきっかけにこれからも美術活動に励んでいってほしいです。
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