令和6年度第3回福島市水道事業経営審議会を開催しました

福島市水道事業経営審議会(令和6年度第3回)

 福島市の水道事業経営について、市長の諮問に応じ必要な事項を審議するための福島市水道事業経営審議会を開催し、土湯地区水道施設整備事業の協議及び、令和5年度決算概要、福島市における有機フッ素化合物(PFAS)について報告いたしました。

日時

 令和6年10月1日(火)午後2時00分から午後3時45分まで

出席委員

 8名(全12名中)

内容

1 水道事業管理者挨拶

 水道事業管理者挨拶では、
「初めに9月21日から22日にかけて、能登半島において記録的な豪雨により、水道施設も含め甚大な被害が発生し、1月の地震から復興に向けた一歩を踏み出した中での発災であり、被災された方々にお見舞い申し上げたい。今回の審議会では、土湯地区水道施設整備事業について、事業案に至るまでの、経過や検討について改めてご説明し、令和5年度決算については、水道料金収入の減少やエネルギーや資材高騰に対し、必要な施設管理により予算額を上回る純利益を確保できた。」と述べました。
管理者挨拶

2 議事

(1)土湯地区水道施設整備事業について(協議)
 前回審議会からの継続審議として、これまでの経過や一般会計からの支援や施設のダウンサイジングなどの事業費抑制の取り組みについて説明し、「健全な事業の運営に支障が生ずることが無いよう、更なるコストの縮減や財源の確保に努めること。」との意見付した審議会としての回答をいただき、令和6年12月市議会に報告いたしました。
   ・土湯地区水道施設整備事業(PDFファイル)
   ・事業別評価調書(新規事業)(PDFファイル)

(2)令和5年度決算概要について(報告)
 令和5年度業務実績表を用いて、給水人口や給水戸数の変化や水道料金収入の基礎となる有収水量の減少等について解説し、決算概要においては、収益的収入が減少したものの、修繕などの維持管理費の減により、前年度を上回る純利益を確保することができたことを説明いたしました。
   ・令和5年度決算概要(PDFファイル)
決算概要説明

3 その他

 福島市における有機フッ素化合物( PFAS )への対応について
 有機フッ素化合物(PFAS) については年1回検査を実施しており、国の定める暫定目標値 50ng/L を大幅に下回ることを確認し、安全性を確保していることを報告いたしました。
   ・福島市における有機フッ素化合物( PFAS )への対応について(PDFファイル)
PFAS説明