バリアフリー推進パートナーミーティングとは

バリアフリー推進パッケージ(注釈)に共に取り組んでいただく企業や団体である「バリアフリー推進パートナー」を対象に、バリアフリーに関する様々な情報の共有と、正しい理解の促進を目的として、年に一度開催しているミーティング(意見交換の場)です。

(注釈)【バリアフリー推進パッケージ】についての説明は、下記リンクをご覧ください。

令和6年度バリアフリー推進パートナーミーティング

下記の日程において、令和6年度バリアフリー推進パートナーミーティングを開催しました。

  •  日時 令和6年10月21日(月曜日) 13時30分 開始
  •  会場 ウィル福島 アクティおろしまち コンベンションホールA
  •  参加者 78名(バリアフリー推進パートナー45団体ほか、市関係部局職員含む)

今年度は【誰にでもやさしい コミュニケーション】をテーマに、ミーティングを開催しました。

官民あわせて78名の参加者が、普段からできるコミュニケーションの工夫や心がけについて、共に学びを深めました。

左:資料が映しだされたスクリーンの隣に演台が設置され市長が立っており、そちらの方向に体を向けている参加者たちの写真右:演台の前で市長が手話を披露している様子の写真

福島市パートナーシップ・ファミリーシップ制度について

本市の取り組みとして、令和6年7月1日よりスタートした「福島市パートナーシップ・ファミリーシップ制度」について、福島市男女共同参画センター職員より、説明しました。

本制度は、誰もが自分らしく、安心して暮らせる共生社会の実現に向けた取り組みの一つです。

制度の目的や背景を知ることは、無理解や差別、偏見といった心のバリアを取り除くことにもつながります。

パートナーシップ・ファミリーシップ制度チラシ(おもて)

手話講演『わたしたちの暮らしと手話言語-ミニ手話講座-』

聴覚障害当事者である吉田 愛さん(福島市聴覚障害者協会)を講師にお迎えし、手話で講演いただきました。

前半は、手話を言語として生活されている方にとってのバリア(困りごと)やバリアに対してできる工夫や心がけについて、理解を深めるとともに、手話以外のコミュニケーション方法も確認しました。

後半は、ミニ手話講座として、基本のあいさつを含む12種類の手話表現を学びました。

また、11月の2日から4日の3日間に本市で開催予定の「第58回全国ろうあ青年研究討論会」や来年開催される「東京2025デフリンピック」についてもご紹介いただきました。デフリンピックは記念すべき100周年、かつ、日本初開催であり、福島県は、サッカー競技の会場となっています。

実際に手話を言語とされる多くの方々が本市、本県を来訪される予定です。手話講演、ミニ手話講座での気づきや学びを、パートナーそれぞれが職場や地域で共有し、温かくお迎えできるように準備を進めていくことを確認しました。

資料が映し出されたスクリーンの隣に演台が設置され、その前で手話で講演する講師の話に耳をかたむけている参加者たちの写真
(1)周囲が工夫できること(一部抜粋)・肩をやさしくたたく、または、視界に入ってから話す・呼びかけて反応がなかったら、「聞こえないかも?」という想定で対応する・テレビの音声、電話やサイレンなどの音の情報は見てわかるように工夫する(例)字幕、手話通訳、メール、ファックス、電話リレーサービスなど(2)多様なコミュニケーション方法「手話」「筆談」「指文字」「口話」「空書(空文字)」「表情・身振り」
左:資料が映し出されたスクリーンを見る参加者を背後から撮影した写真右:参加者たちが同じポーズをとっている手話を習っている様子の写真

やさしい日本語セミナー

やさしい日本語コーディネーターの福島 哲也さん(公益財団法人 福島県国際交流協会)を講師にお迎えしました。

「やさしい日本語」が注目されてきた背景、そもそも「やさしい日本語」とは何か?、「やさしい日本語」で話すポイントなどを学ぶと共に、文化の違いによるコミュニケーションの留意点についても、講師ご自身の体験談を織り交ぜながらお話しいただきました。

国籍、年齢、障がいのある・なしにかかわらず、誰にでもわかりやすく、伝わりやすい「やさしい日本語」の理解と実践は、共生社会『誰にでもやさしいまち ふくしま』の実現に向けて、一人ひとりができる心のバリアフリーの行動の一つです。

日頃から、家庭や地域、職場など、どこでも、誰に対しても、「やさしい日本語」の心がけが大事であることを確認しました。

プロジェクターで資料を映し出したスクリーン画面を椅子に座っている参加者たちが眺めておりスクリーンの隣に設置された演台の前で講師が話をしているやさしい日本語セミナーの様子の写真
やさしい日本語で話すポイント(一部抜粋)・熟語や敬語はなるべくつかわず、簡単な単語をつかう・一文を短くする・文末は「です」「ます」「してください」の形にする・カタカナ語、二重否定、擬音語・擬態語をつかわない・語尾を省略せず、最後まで話す

グループトーク~振り返り~

グループごとに、ミーティング全体の振り返りを行いました。

まず、参加者それぞれに、感想や大事だと思ったこと、新しい気づきなどをふせんに書きだしてもらい、グループごとに共有しました。

グループごとに分かれてそれぞれ長テーブルを組み合わせて数名の参加者が机を囲むように座り、資料に書き込んでいるグループトークの様子の写真

グループトークのまとめでは、ミーティングでの気づきや発見を、パートナーそれぞれが持ち帰り、【誰にでもやさしいコミュニケーション】を普段の生活から意識し、実践していくことを確認しました。

最後は、覚えたての手話で、「ありがとうございました」と「お疲れ様でした」のあいさつを交わし、グループトークを閉じました。

グループトークで集まったご意見(一部抜粋)

グループトークの意見の一部を集めた付箋の写真

令和5年度バリアフリー推進パートナーミーティング

下記の日程において、令和5年度バリアフリー推進パートナーミーティングを開催しました。

詳細は下記リンクをご覧ください。

  •  日時 令和5年10月2日(月曜日) 13時30分 開始
  •  会場 ホテル福島グリーンパレス 瑞光の間
  •  参加者 バリアフリー推進パートナー 55名

第3回バリアフリー推進パートナーミーティング

下記の日程において、第3回目のバリアフリー推進パートナーミーティングを開催しました。

詳細は下記リンクをご覧ください

  •  日時 令和4年9月30日(金曜日) 10時00分 開始
  •  会場 ラコパふくしま 会議室
  •  参加者 バリアフリー推進パートナー 61名

第2回バリアフリー推進パートナーミーティング

下記の日程において、第2回目のバリアフリー推進パートナーミーティングを開催しました。

詳細は下記リンクをご覧ください

  •  日時 令和3年7月5日(月曜日) 10時00分 開始
  •  会場 ホテル福島グリーンパレス 瑞光の間
  •  参加者 バリアフリー推進パートナー 44名

キックオフミーティング(第1回バリアフリー推進パートナーミーティング)

下記の日程において「キックオフ」と称し、第1回目のバリアフリーパートナーミーティングを開催しました。

詳細はバリアフリー推進パートナーキックオフミーティングの内容及び当日の様子(下記リンク)をご覧ください。

  •  日時 令和元年9月30日(月曜日) 14時00分 開始
  •  会場 コラッセふくしま 4階多目的ホール
  •  参加者 バリアフリー推進パートナー 233名

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 共生社会推進課 地域共生係
福島市五老内町3番1号
電話番号:024-572-3948
ファックス:024-535-7970
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