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更新日:2024年8月22日
町内会は、快適で住みよい地域社会を実現するため、生活環境の整備や住民福祉の向上など、様々な地域課題に取り組む「住民による住民のための自治組織」です。
福島市には、約860の町内会が組織されており、それぞれの地域特性を生かしながら、生活環境、福祉、防犯、子育てなど様々な分野で地域の力を発揮しています。
犯罪や交通事故のない安心して暮らせる「まちづくり」は私たち皆の願いです。
町内会では、犯罪などを未然に防ぐため、市や地区防犯協会、学校などと連携しながら、防犯パトロールや児童の登下校の見守り活動等に取り組み、地域の安全・安心を支えています。
町内会では、市のごみ収集を適切に受けられるよう、近隣に住む人たちがお互いに協力しあって、ごみ集積所の維持管理を行ったり、ごみの減量化や資源の再生利用推進に取り組んでいます。
また、道路・側溝の清掃や草刈りを定期的に実施したり、花いっぱい運動など地域の美化活動を推進し、明るく住みよい地域社会の実現に向け活動しています。
地震や洪水、土砂崩れ、火事などの災害はいつ起こるか分かりません。東日本大震災への対応を鑑みても、広域的な災害が起きた場合には、警察や消防などの公的機関だけでは解決できない状況もでてきます。
日頃から災害に対する関心を深め、災害時には自分や家族の安全確保とともに地域が一丸となり、共助・互助の気持ちで災害に立ち向かうことが必要です。そのために町内会では、市や支所単位で行う防災訓練に参加したり、町内会ごとに自主防災組織を結成し、災害への備えに取り組んでいます。
人口減少、少子高齢化や核家族化が進む現代にあって、住み慣れた地域社会で行われる福祉活動が非常に重要になっています。町内会では、一人暮らしの高齢者の安否確認や話し相手となる友愛訪問、昼食交流など様々な事業に取り組み、地区の高齢者世帯とのふれあいを深めています。
また、心身ともに健康でたくましい子どもたちを育む活動として、子ども会を通した親睦交流事業、あいさつ運動や親子清掃活動、地域の巡回指導など、地域教育力の向上に努めています。
町内会独自の情報を、地区住民の皆さんに文書などでお知らせしているほか、「ふくしま市政だより」などの定期刊行物を配布したり、市や公共的な団体から発行された臨時的なお知らせなどの文書を町内会区域の皆さんにお知らせしています。
地域の皆さんの交流と親睦を目的に、夏祭りや運動会文化祭など、気軽に参加できる各種行事を開催するとともに、地域の伝統文化の伝承や文化遺産の保存活動を通して、先人からの文化を後世に伝える活動にも積極的に取り組んでいます。住民の皆さんに、地元地域に愛着と誇りを持ってもらえるよう活動しています。
町内会では、地域住民の活動拠点として集会施設を持っているところも多く、町内会の会議や様々な世代の方が集いサークル活動に取り組むなど、地区の皆さんの交流の場として、さらに災害時には避難所として活用できるよう維持管理しています。
また、町内会区域にある道路・水路などの危険個所の安全対策やカーブミラーなど交通安全施設の設置について、各地区自治振興協議会などを通じて市へ要望し、地区の環境改善に日々取り組んでいます。
福島市町内会連合会では、町内会運営の参考資料として活用してもらうため、町内会運営の基本的な事項や町内会が関係する事項を掲載した「町内会活動ハンドブック」を作成し、全町内会に配布しております。(2年に1度発行)
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