ホーム > 健康・福祉 > 健康・医療 > 計画・構想 > 福島市感染症予防計画

ここから本文です。

更新日:2025年3月5日

福島市感染症予防計画

令和4年12月9日に感染症法が改正され、新たに保健所設置市も県計画に即して予防計画を定めることとなり、本市では令和6年3月に「福島市感染症予防計画」を策定しました。

本計画により、福島市の感染症対策を総合的かつ計画的に推進し、今後の新たな感染症に備えてまいります。

このページの掲載内容

計画の内容

訓練や研修の実施状況

新興感染症対応実践型訓練(令和7年2月14日開催)

新たな感染症の予防や感染症危機に対応できる人材の養成、平時からの医療機関・庁内外の関係機関との連携強化、保健所体制の整備を図るため、市内で新型インフルエンザ疑い患者が初めて発生したことを想定した実践的な訓練を実施しました。

訓練の概要

実施日時:令和7年2月14日(金曜日) 14時から16時45分

実施場所:福島市保健福祉センター

参加人数:56名

 (福島県との協定に基づき入院受入れ対応を行う医療機関17名、福島県衛生研究所等関係機関9名、保健所等職員30名)

訓練の内容

①講演「新型コロナウイルス感染症の思索」

 講師:東北大学大学院 客員教授 金光敬二氏

kougi

コロナの経験から、患者のプライバシーと個人情報保護の重要性、平時からの準備として多様な主体と連携した実践的訓練や職員への感染対策教育の必要性等について講演いただきました。                        

②実動訓練「患者発生の探知から適切な医療の提供までの流れをロールプレイ」

ro-rupurei

eiken

 

 

 

 

 

 

 

 

 

患者から保健所に電話相談が入る場面から、感染症指定医療機関へ入院する場面まで、動画も併用しながらロールプレイしました。

また、福島県衛生研究所より診察時の検体採取・検体容器搬送のポイントについて説明をしていただきました。

③情報共有・意見交換

guru-pu1guru-pu2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行初期における患者発生時のそれぞれの機関の役割について、情報共有・意見交換をしました。患者発生時の調整窓口を明確にしておくこと、入院を受入れる病床の確保体制・人員配置等について各医療機関での平時からの準備についても情報共有されました。

今後の課題

新型コロナウイルス感染症対応の経験を踏まえ、新興感染症発生時に向け、医療機関・行政機関等との新たな情報共有、連携体制の仕組みを構築していく必要があります。

次年度以降も、様々な流行時期を想定した訓練を実施し、発生時に備えた体制整備に努めていきます。

IHEAT(アイヒート)研修会(令和7年1月15日、28日開催)

新たな感染症等による健康危機への平時からの備えとして、福島市の IHEAT 登録者(※1)を対象にした研修会を初めて開催し、保健所職員等と一緒に、積極的疫学調査(※2)の演習等を行いました。

(※1)「IHEAT」とは
感染症のまん延時等に地域の保健師等の専門職が保健所等の業務を支援する仕組みで、「Infectious disease Health Emergency Assistance Team」の略称。福島市の IHEAT 登録者は令和7年1月現在20名。(主な職種:保健師、看護師、薬剤師、作業療法士等)

(※2)積極的疫学調査とは

感染症法第15条に基づき、患者等に対し、感染症の発生状況、動向及び原因などを調べることで、今後の感染拡大防止策に用いることを目的として行われる調査。保健所では、医療機関等から感染症の発生届が出された場合に、患者とその濃厚接触者に対して行動歴や家族状況等の聞き取り調査を行う。

研修の概要

実施日時:①令和7年1月15日(水曜日) 13時30分~16時
     ②令和7年1月28日(火曜日) 13時30分~16時
      ※両日とも同じ内容です

実施場所:①福島市保健福祉センター
     ②福島市写真美術館(花の写真館)

参加人数:38名(IHEAT 登録者10名 保健所職員等28名)

研修の内容

①講義:「IHEATの制度について」
          「新興感染症等の健康危機発生時の保健所体制について」
          「感染症に関する基本的な知識」
②演習:積極的疫学調査の方法

研修の風景

iheat IHEAT

 

 

 

 

 

 

 

 

↑演習の様子①                                                                  ↑演習の様子②

感染症対策ネットワーク推進会議(令和6年9月30日開催)

平時から顔の見える関係をつくりネットワーク構築を推進するため、市内の医療機関の感染対策担当者と感染対策の取組みについて共有する会議を開催しました。

研修の概要

実施日時:令和6年9月30日(月曜日) 15時から16時30分

実施場所:福島市保健福祉センター

参加人数:市内医療機関の感染対策担当の看護師や薬剤師等38名

研修の内容

①「保健所からの報告」

②「各医療機関の取組みついてグループワーク」

③「全体共有」

研修の風景

 kougi   guru-pu1

 

 

 

 

 

 

 

 

↑保健所からの情報提供                                                          ↑グループワークの様子①

guru-pu2 kyouyuu

 

 

 

 

 

 

 

 

↑グループワークの様子②                                                         ↑全体共有 

患者移送研修(令和6年7月10日開催)

「福島市感染症予防計画」における「感染症の患者の移送のための体制の確保に関する事項」に基づき、消防本部と保健所合同の患者移送研修会を開催しました。

研修の概要

実施日時:令和6年7月10日(水曜日) 9時30分から11時30分

実施場所:福島市保健福祉センター

参加人数:保健所職員等13名

研修の内容

演習

①「患者発生、聞き取り、入院調整、移送準備」

②「個人防護具着脱」

③「患者移送(移送車への乗降)」

研修の風景

移送研修1 移送研修2

 

 

 

 

 

 

 

 

↑患者発生時の聞き取り                                                        ↑入院調整をしている様子

 移送研修5 移送研修3

 

 

 

 

 

 

 

 

↑個人防護具着用                                                                   ↑救急車への乗降

感染予防対策に関する職員研修会(令和6年5月29日開催)

新たな感染症による健康危機への平時からの備えとして、保健所職員等を対象に感染対策に従事する際に必要な感染防護等の知識及び手技等の研修会を開催しました。

研修の概要

実施日時:令和6年5月29日(水曜日) 13時30分から15時15分

実施場所:福島市保健福祉センター

参加人数:保健所職員等48名

研修の内容

講義:「感染予防対策の基本」

演習①:「個人防護具着脱研修」

演習②:「手洗いチェッカーを用いた手洗い演習」

研修の風景

講義全景 手洗いチェック

 

 

 

 

 

 

 

 

↑「感染予防対策の基本」の講義                                                 ↑手洗いチェッカーを使用している様子

個人防護具の講義 個人防護具着脱の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

↑個人防護具着脱方法の説明                                                     ↑個人防護具着脱の実践の様子

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

このページに関するお問い合わせ先

健康福祉部 保健所感染症・疾病対策課 感染症対策係

福島市森合町10番1号 保健福祉センター

電話番号:024-572-3152

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?