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更新日:2023年11月27日

応急手当の仕方

私たちは、いつ、どこで、突然ケガや病気におそわれるか予測できません。
このようなとき、病院に行くまで、家庭や職場でできる手当てのことを「応急手当」といいます。ここに、応急手当の方法を紹介します。
ここを読んでイメージをつかんでいただけたら、次はぜひ救命講習会に参加してください。左画面の講習会案内で詳細を紹介しています。

心肺停止の場合

大出血時の止血法

体内には、体重の8パーセント(体重60キログラムで4.8リットル)の血液が流れています。血液の20パーセントが急速に失われると出血性ショック、30パーセントを失うと生命に危険を及ぼすといわれています。

直接圧迫止血法

きれいなガーゼ、ハンカチなどで傷口に当て手で圧迫する(感染防止のため、ゴム手袋やビニール手袋などを使って、直接血液に触れないよう注意する)

ショックに対する応急手当

ショック症状とは

  • 目はうつろとなる
  • 呼吸は速く浅くなる
  • 脈拍は弱く速い
  • 冷汗が出る
  • 表情はぼんやりしている(無欲状態)
  • 唇は紫色か白っぽい(チアノーゼ)
  • 体はこきざみに震える

ショックに対する応急手当

  • 傷病者を水平に寝かせる
  • 毛布等を膝の下に入れ両足を30センチメートルぐらい高くあげる
  • ネクタイやベルトをゆるめる
  • 毛布や衣服をかけ保温する

熱傷(やけど)に対する応急手当

熱傷の程度

  • 1度…皮膚が赤色になる
  • 2度…皮膚に水泡または、水泡が破れる
  • 3度…皮膚が白くなる

1度や部分的な2度の熱傷は冷却する

  • できるだけ早く、きれいな冷水で15分以上痛みがなくなるまで冷やす
  • 十分冷やしてからきれいなガーゼを当てる
  • 衣類を着ている場合は、衣類ごと冷やす
  • 水泡を破らないよう注意する
  • 薬品を塗ってはならない

広い範囲の2度や3度の熱傷のときは被覆する

  • 広い範囲の熱傷の場合は、きれいなシーツ等で体を包む
  • 3度の狭い範囲の熱傷は、きれいなガーゼやタオル等で被覆する
  • 重症の熱傷は、冷やすことに時間を費やさず、早く医師の処置を受ける

このページに関するお問い合わせ先

消防本部 救急課  

福島市天神町14番25号

電話番号:024-534-9106

ファクス:024-534-0310

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