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更新日:2017年3月1日
文化14(1817)年2月
九代板倉勝俊
赤い太陽の手前に、つがいの鶴が呼び合うように描かれている。白い羽の描写が生き生きとし、緑・赤・白の三色の調和が美しい。「狩野玉山謹画」※と銘がある。
鶴の図柄は長寿を祈念する吉祥画であるが、藩主による絵馬の奉納には天下泰平領内安全など社会的に一般性をおびた意味合いがあったと思われる。
勝俊の時代は財政が好転しつつあり、藩内で文武を奨励し藩の振興に努力した。
※狩野玉山とは板倉家のお抱絵師(えし)佐原玉山のことで、寛政年間に江戸で狩野玉元の門に入り絵を学んだ。
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