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ホーム > 観光・文化・スポーツ > 文化・歴史 > 遺跡 > 西久保遺跡 > 【速報!】全国初出土!「鎮兵」の2文字が書かれた古代の木簡
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更新日:2024年4月16日
福島西道路改築事業に伴う発掘調査(西久保遺跡)において、全国で初めて「鎮兵」の2文字が書かれた木簡が出土しました。
木簡出土は市内初の事例で、赤外線画像の分析により、出羽国から下野国の国司あての鎮兵にかかわる書状であることがわかりました。
※その後、高精細赤外線画像の解析により、出羽国からの書状ではなく陸奥国からの書状であることが判明しました。(令和6年3月) ⇒最新の解釈はこちら!
文字 |
「出羽国牒下野国司 鎮兵□□□之状□□□」の18文字 (出羽国、下野国司に牒す。鎮兵□□□の状□□□) |
よみ | でわのくに、しもつけのこくしにちょうす。ちんぺい□□□のじょう□□□ |
内容 | 出羽国から下野国の国司あての、鎮兵にかかわる書状 |
年代 | 8世紀終わりから9世紀初頭(奈良時代末から平安時代の初頭) |
寸法 | 長さ29.6cm、幅2.5cm、厚さ1.1cm、樹種不明 |
などの説が考えられます。
今後の分析や発掘により西久保遺跡の性格が明らかになれば、出土した理由が明らかになるかもしれません。
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