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更新日:2024年5月21日

伝統ある温泉街をさらに盛り上げてみませんか?(地域おこし協力隊募集のお知らせ)

【飯坂地区】ももりんポスター

地方への移住を考えた時、いきなり【何もない“ど”田舎】に行くのはなかなかハードルが高いですよね。
「都市圏にいる家族や友人になかなか会えなくなる?」
「生活スタイルが180度変わりそう。」
「田舎のご近所づきあいって難しそう。」
「最寄り駅まで車で1時間くらいかかりそう。」

今回のプロジェクトの舞台、福島市飯坂地区は初めての地方移住を検討する方にはちょうどいい田舎かもしれません。

地域おこし協力隊とは

地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に移住(住民票を異動)し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組みです。
隊員は各自治体の委嘱を受け、任期はおおむね1年から3年です。
令和5年度末時点で、全国で約7,200人ほどの隊員が活動を行っています。

 

身分や賃金について

地域おこし協力隊員は福島市の会計年度任用職員となります。
賃金や手当などは福島市が支給します。社会保険や休暇取得についても福島市の規則に準じた取り扱いとなります。
また任期中の住居は原則、活動エリア内で探すことになりますが、月額6万円を上限に福島市が賃料を負担します。
詳細については募集要項(PDF:478KB)からご確認ください。

 

地域おこし協力隊って難しくないの?

隊員紹介

ところでこの地域おこし協力隊制度、地域を活性化させることができなかったら…とプレッシャーを感じ、不安になりますよね。
確かに誰かと一緒に協力して仕事をすることが苦手な方には、地域おこし協力隊の活動は少し難しく感じるかもしれませんが、他人とお話しすることが好きな方や、チームで活動することが好きな方、地域とのつながりを大切にすることができる方には地域おこし協力隊の活動はピッタリなはずです。

ちなみに、福島市では今まで9名の地域おこし協力隊が活動し、それぞれの地域で、地域の新たな価値や魅力を創出することに成功しています(うち3名卒隊、6名活動中)。

隊員1:温泉の熱を活用したエビの養殖とエビ釣り体験の開発・提供(平成29年5月着任、令和2年3月卒隊)
隊員2:米やさつまいもなどの生産、さつまいもを使った6次化商品の開発・販売(平成30年4月着任、令和3年3月卒隊)
隊員3:福島市で収穫された酒米を使ったどぶろくの醸造・販売(平成31年2月着任、令和4年1月卒隊)
隊員4:アウトドアアクティビティの拡充、既存カフェでの新メニュー開発や空き家の活用(令和4年4月着任)
隊員5:UFOや宇宙人等のコンテンツを活用したまちづくり(令和4年12月着任)
隊員6:地域内外の方の交流拠点となるカフェのオープン・運営(令和4年12月着任)
隊員7:地区内ワイナリーを拠点とした農産物等の地域資源を活用したまちづくり(令和5年4月着任)
隊員8:観光マーケティングを活用した観光地経営の実践(令和5年4月着任)                           隊員9:朝市の運営に参加する、古民家を改装した「にぎわいと交流の場」を創出する(令和6年4月着任)

着任後は、先輩協力隊と交流し、悩みを解消しながら一緒に福島市を盛り上げていきましょう!!

現在活動中の隊員については隊員紹介のぺージをご覧ください。

 

福島市ってどんなところ?

東北の玄関口、福島県の県庁所在地で温泉とくだものが豊富です。人口およそ28万人を擁し、古くは養蚕と阿武隈川の舟運で栄えた小さな城下町です。
福島駅東口には、市出身で連続テレビ小説のモデルとなった日本を代表する作曲家・古関裕而のモニュメントがあり、来訪者をお迎えします。2021年には東京オリンピック野球・ソフトボール競技があづま球場で開催されました。
西にそびえる吾妻小富士の山肌に雪形として現れる「吾妻の雪うさぎ」は春の訪れを告げる福島の春の風物詩。吾妻山、阿武隈高原に囲まれた福島盆地は果物の生産が盛んで、西部を走るフルーツライン沿いには観光果樹園や直売所が点在。東京オリンピック2020で海外の関係者から絶賛された名物の桃をはじめ、1年中みずみずしい果物を楽しむことができるフルーツ王国です。
「奥の細道」で松尾芭蕉が訪れたとされる飯坂温泉・こけしの里として知られる土湯温泉・白濁の硫黄泉で秘湯感漂う高湯温泉の福島三名湯が自慢。
市中心部にぽっこり浮かぶ市のシンボル・信夫山では、300年以上の伝統を誇り、日本一の大わらじを担いで街を練り歩く「信夫三山暁まいり」が毎年2月に行われます。
天空を走るかのような壮大な景観が広がる磐梯吾妻スカイラインをはじめ、写真家・秋山庄太郎が桃源郷と称賛した花見山公園などの花の名所も点在。東北唯一のJRA・福島競馬場もまちの誇りです。
日帰りで東京と行き来できるアクセスの良さも魅力で、東北中央自動車道などの高速交通網が整備され、ますます快適に。福島県の政治・経済・文化の中心、南東北の拠点として発展を続けています。

 

飯坂地区ってどんなところ?

飯坂地区四季

本プロジェクトの舞台、飯坂地区は、福島市の北部に位置し市街地から車で約20分、また、東北新幹線が停車する福島駅からローカル線で23分というアクセスのよい場所に位置し温泉街を中心とした自然豊かな地域です。
飯坂地区内にある「飯坂温泉」は奥州三名湯に数えられる温泉地でもあります。また、温泉だけではなく地区内には「摺上川ダム」があり近年ではダム湖を利用したカヤックツアーをはじめとして自然を活用したアクティビティがあります。

 

協力隊としてどんなことをするの?

地域おこし協力隊として主に取り組んでいただく活動は「飯坂温泉の観光振興および関係人口の増加により、持続可能な観光地としての地域づくりに取り組む」です。

 

まずは一度、飯坂地区を見に来ませんか?

地域おこし協力隊としての活動をご理解いただいたうえで着任していただくために、応募された方には現地の確認をお願いしております。担当職員による現地案内をご希望の場合は個別にご連絡ください。

※現地確認にかかる経費(交通費等)につきましては、応募者及び応募検討者の負担となります。

 

募集要項

1.応募条件

(1)年齢 20歳代から30歳代
(2)性別 問いません。
(3)生活の拠点として次に掲げる都市地域に住民票があり、隊員決定後、生活拠点と住民票を福島市内に移すことができる方。
 ①3大都市圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県及び奈良県)のうち、過疎地域自立促進特別措置法(平成12年法律第15号)、山村振興法(昭和40年法律第64号)、離島振興法(昭和28年法律第72号)及び半島振興法(昭和60年法律第63号)に指定された地域(以下「法指定地域」という。)以外の都市地域
②3大都市圏以外の政令指定都市(札幌市、仙台市、新潟市、静岡市、浜松市、岡山市、広島市、北九州市、福岡市及び熊本市)のうち、法指定地域外の都市地域
(4)地域おこし活動や福島市での定住に意欲があり、地域住民、関係団体とともに積極的に活動できる方。
(5)普通自動車免許取得者で、自動車を所有しており、運転して業務に従事できる方。
(6)パソコン(ワード、エクセル、インターネット、Eメール)の基本操作ができる方。
(7)TwitterやInstagramなどのSNSアカウントを作成し操作できる方。
(8)地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない方。
①禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの者
②福島市職員として懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない者
③日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者

2.求める人物像

(1)性格
・コミュニケーションを円滑にとることができる人
・人との関わりを持つことが好きな人                                                   ・新しいことにチャレンジできる人
・何事にも前向きに取り組むことができる明るく素直な人
(2)その他
・心身ともに健康である
・社会人としての基本的マナーがある
・土日や祝日に開催されるイベントのために出勤することに抵抗がないこと

3.活動目標

年次ごとの活動目標
1年目
①観光資源、温泉、旅館、名物、人、飲食店、商店など、飯坂町のことを知り、巡り、体験し、魅力を発掘する。
②観光協会主催イベントの企画運営に参画すると共に、地域の人たちと交流し、協力隊員として活動するための信頼関係を構築する。
③観光コンテンツとしてのまちあるき素材を収集し、テーマ別に素案を作成する。                            ④地域おこし協力隊員としてSNSアカウントを取得し、情報発信を開始する。併せて既存の観光コンテンツのSNSでの活用を図る。

2年目
①1年目で発掘した地域の魅力を観光コンテンツとしてどのようにブラッシュアップするか、内容と方法を検討する。
②1年目で得た知識や経験、人的資源を活用し、新しいイベントの企画や既存イベントの磨き上げを提案する。
③1年目で作成したまちあるきの素案をもとに、モニターツアーを企画し開催する。また、まちあるきガイドの養成にも取り組む。 ④ 各種SNSアカウントでの情報発信を継続するとともに、フォロワー数を増やすための取り組みを行う。


3年目
①2年目でブラッシュアップを検討した観光コンテンツの商品化について、具体的な提案を行う。                   ②観光協会や地域の事業者の協力を得ながら、2年目で提案したイベントの開催を実現させる。                    ③テーマ別のまちあるきコンテンツを完成させ、商品化につなげる。                                ④卒隊後に飯坂町で自分がやりたい事や、地域振興のために実施したいことを企画立案し、実現に向けて活動する。

4.活動内容

地域おこし協力隊は以下の活動に従事します。
(1)多角的な誘客に繋がる情報発信
・SNSを活用したタイムリーな情報発信を行う。
・新たな情報発信やメディアの活用方法を検討する。
・交流拠点ほか地区のPRのために各種SNSにて情報発信を行う。
(2)持続可能な観光地としての活性化への取り組み
・地域資源の掘り起こしと、ブラッシュアップを行い、コンテンツの商品化を図る。
・地域と連携した持続可能なイベント等を企画し開催する。
(3) 地域住民との信頼関係構築
・地域全体で行うまちづくりの取り組みに参加する。
・地域に積極的に足を運び地域住民と話す機会をつくる。
(4)活動を円滑に進めるために必要な研修会等への参加や先進地の視察
・情報発信や地域づくり等、協力隊活動にプラスになると思われる研修やセミナーに積極的に参加する。
・地域資源を活用した交流人口拡大に成功している地域などを視察する。
(5)任期後の進路について検討・準備
・任期後の理想の暮らしについて考える。
・理想の暮らしを実現するために必要なことを整理し準備する。
(6)その他事務等
・業務日報の作成提出
・市担当者との面談や会議への参加
・研修会や地域おこし協力隊交流会への参加
・地域に向けた活動報告会への参加

5.募集人数

1名

6.主な活動場所

福島市飯坂支所及び飯坂地区

7.身分・賃金

①身分 福島市の会計年度任用職員
②賃金 月額190,900円(ほか期末・勤勉手当あり) 参考:年収310万円程度

8.任用期間等

隊員の任用期間は、任用の日から概ね1年以上、3年未満とする。

9.勤務時間・休日

①勤務日数・時間
勤務日数は週5日とし、勤務時間は実働7時間45分とする(休憩1時間)。

②休日・休暇
休日は4週あたり8休とする。休日に勤務した場合は、平日の勤務に振り替えるものとする。休暇については市の規定により付与するものとする。

10.待遇・福利厚生

①社会保険については、健康保険(協会けんぽ)、厚生年金、雇用保険に加入します。なお、勤務実績によって共済組合に加入する場合があります。

②月額報酬に加え地域おこし協力隊活動に要する経費に対し、市から予算の範囲内で支援します。

③活動期間中の災害補償等は、当初の任用から1年間については、「市町村議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例(昭和54年福島県市町村総合事務組合条例第16条)」の定めにより補償し、当初の任用から1年を超えた時点から地方公務員災害補償法(昭和42年法律第121号)の定めにより補償いたします。

④隊員は原則として飯坂地区に居住しなければなりません、賃料等は月額60,000円を上限として市が負担します(光熱水費等生活に必要な費用は隊員負担となります)。

⑤活動に使用するパソコンを貸与いたします。

⑥その他、活動には隊員所有の自家用車を使用しますが、ガソリン代は活動旅費、活動に要する消耗品及び隊員の研修費用等については予算の範囲内で支給いたします。

⑦引っ越しに必要な経費は隊員の負担とします。

⑧生活備品等は各自でご持参ください。

11.受付期間

令和6年5月21日(火)から令和6年7月31日(水)まで※必着

12.応募方法

次の書類を福島市地域共創課まで持参または郵送により提出してください。

①地域おこし協力隊申込書
②住民票(募集開始日以降のもの)
③普通自動車運転免許証の写し(表・裏コピー)
④誓約書(記入・押印のこと)
※ご提出いただいた書類は返却いたしません。あらかじめご了承ください。

13.選考方法

①第1次審査 書類選考
地域おこし協力隊申込書による書類選考のうえ、合否を文書で通知します。

②第2次審査 面接選考
第2次審査の日時・場所は、第1次審査の結果通知時にお知らせします。

③最終選考結果の通知
最終選考結果は、第2次審査終了後に文書でお知らせいたします。内定通知を受けた方へ住居・活動内容・雇用手続等の連絡をいたします。

※選考にかかる費用等は、すべて応募者の負担になります。

14.応募者の現地確認

地域おこし協力隊としての活動等をご理解いただいたうえで着任していただくために応募された方には現地の確認をお願いしております。
担当職員が現地案内をさせていただくことも可能です。ご希望の場合は下記問い合わせ先までご連絡ください。

15.活動開始日

最終選考結果通知後における隊員の各種手続きが完了後(概ね1~2ヵ月程度)、着任いただく予定です。なお、移住の準備等に時間を要する場合は、協議のうえ着任時期を決定します。

16.問い合わせ・申し込み先

福島市政策調整部地域共創課地域振興係

〒960-8601 福島県福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3731
FAX:024-536-9828
E-mail:katsudo@mail.city.fukushima.fukushima.jp

 

募集要項・申込様式

・地域おこし協力隊募集要項(PDF:478KB)

地域おこし協力隊申込書(PDF:130KB)

地域おこし協力隊申込書(ワード:67KB)

誓約書(PDF:70KB)

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 地域共創課 地域振興係

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3731

ファクス:024-536-9828

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