ホーム > まちづくり・環境 > 共創のまちづくり > 地域コミュニティ等支援事業 > 令和5年度地域コミュニティ等支援事業活用事例

ここから本文です。

更新日:2024年9月6日

令和5年度地域コミュニティ等支援事業活用事例

令和5年度の活用事例

共創のまちづくり推進状況!こんなところに地域コミュニティ等支援事業が活用されています

中央西地区

マルシェ1

地域絆を深める場、「つながるマルシェMIKAWADAI」の開催

「つながるマルシェMIKAWADAI」は、中央西地区ふくしま共創のまちづくり計画推進懇談会主催の地域密着型のイベントです。

地元の企業と住民の貴重な交流の機会を創り出します。

 

  • 課題の意識と解決の試み

中央西地区は人口も多く、住みやすい環境が整備されていますが、地域内のつながりへの課題を抱えていました。同じ地域に住む企業と住民の間には交流の機会が乏しかったのです。

中央西地区ふくしま共創のまちづくり計画推進懇談会は、企業と住民がリラックスした状況で交流できる場を生み出すことを目指し、事業を検討しました。

その結果、「つながるマルシェMIKAWADAI」が開催され、地域の企業や事業者、団体、個人が出店し、住民がそれらを見ようと集まり、大きな交流の機会を創出しました。

main_visual

中央西地区を表現したメインビジュアルを作成

  • 工夫と効果

情報発信にはInstagramを活用し、地域外からも注目を集めることができました。ボランティアも募り、運営面でも地域との絆を強く感じることができました。

事業を通じて、「どんなことをしている企業か知らなかった」「魅力的な団体が地域にあったんだ」という声が多く見られたことから、地元の企業や団体への理解と興味が深まったと言えます。或いは地元企業に訪れるきっかけを創出し、地域に住む人々との絆を深めることに成功しました。

マルシェ3

懇談会メンバーとボランティアの交流も生まれた

  • より良い交流の場へ

一方で、マルシェの成果を踏まえ、「出店者同士の交流をもっと強化すべきだ」という意見も寄せられました。各出店者が互いの活動について理解を深め、協力し合う可能性をこれからも追求していきたいと考えています。

「つながるマルシェMIKAWADAI」は地域の企業と住民が、共通の話題と絆を持つ機会となりました。地域の一体感と活性化に向けて大きな一歩を踏み出したこのイベントから、さまざまなポジティブな影響が生まれることを期待しています。

マルシェ2

 

開催概要
  • 日時
    令和6年3月9日 10:00~15:00
  • 場所
    三河台学習センター
  • 来場者数
    600人

 

蓬萊地区

フラダンス

「蓬萊オンステージ」 楽しむ、つながる、一日

  • 復活、地域の夏祭り

住宅地と自然が融合した美しい高台の地区、蓬萊地区。この地で4年ぶりに復活した地元の夏祭り。長らく親しまれた祭りが、再び地域の笑顔と賑わいを取り戻しました。

 

  • 縁を深める場、蓬萊オンステージ

夏祭りと同日に開催された「蓬萊オンステージ」。それは町会長連合会が企画した、地域の交流事業です。ここでは、大人も子どもも一緒になって思い思いに楽しみながら、地域との縁を深めました。

 

  • 舞台は誰もが主役

主役は、地域の皆さん。太陽が燦燦と降り注ぐ中、こどもから大人まで、普段の練習の成果を披露しました。よさこい踊りやけん玉、空手演武、フラダンス、エレキ演奏、ダンス、そして多様なパフォーマンス。地元の色とりどりの才能が一つの舞台で織りなす、楽しい一幕でした。

ダンス 

当日最高の盛り上がりは、福大生による参加型ダンス

 

  • 未来を担う若者たち、情報発信の現場で

地域の若手との縁を繋いだ「蓬萊オンステージ」のチラシデザイン。これからの地域を担う彼らと繋がり、地域の枠を超えて情報発信したことで、新しい交流が生まれました。
祭りの楽しさと地域の魅力を、広く伝えることで、祭りを一層盛り上げました。

チラシ

チラシのデザインは地区の若手に依頼

 

  • 一日が終わり、感動が滲む

夏祭りと「蓬萊オンステージ」を楽しんだ一日が幕を閉じると、主催者からは感動と喜びの声が上がりました。「多くの人が一緒に楽しむことができた」。その一言には、「蓬萊オンステージ」が地域のみんなと繋がる場として機能した証が見て取れます。

蓬莱写真3

とっても癒されますね

事業概要
  • 開催日時
    令和5年8月6日(日)15:00~17:20
  • 実施場所
    蓬萊ショッピングセンター駐車場
  • 来場者数
    約2,600人
  • 内容
    蓬萊オンステージ(ステージ発表)

 

松川地区

民話2

民話の保存と継承 - 松川地区の口承文化を書籍化へ -

  • 事業の背景と始まり

ある文化が地元で息づきつづけるには、その文化が十分に理解、共有されることが重要です。松川地区に古くから伝わる民話や昔話は、先人たちの生活を形作り、倫理観や道徳観を育んできた無形の文化遺産ですが、「口伝えだけではその存在が忘れられてしまうのでは?」という課題が明らかになりました。

これらの物語の価値をより多くの人々と共有し、次世代にも引き継ぐべく、「まつかわ民話の会」は有形の資産としてこれらを残すことを決め、地元の民話・昔話の継承事業を始めました。

 

  • 事業の特徴と目的

事業の目的は、松川地区の民話や昔話を後世に継承することです。

これを達成するため、会員自らが現地語での取材を行い、収集した民話を書籍化。こうすることで、口伝えだけで伝達されていた民話や昔話が文字として次世代に引き継がれるようになりました。

民話BOOK

書籍化された松川地区の民話

 

  • 取り組みの拡大と活動の桃源

まつかわ民話の会は、地元の文化の継承に止まらず、その普及にも力を注ぎました。

小学生、地元イベントなどでも書籍化された民話を活用し、朗読を行うなどして、より幅広い層にその魅力を伝えてきました。

これにより、子どもたちはもちろん、彼らの親世代も含めた多くの人々が、松川地区の豊かな民話文化に触れる機会を得ることができました。

民話1

書籍を積極的に活用

 

  • 2次利用についての提案

事業を通じてさらなる可能性を見出しました。

「現在の語り部たちの肉声をCDやDVDに記録し、書籍と一体的に活用する」というアイディア。この取り組みにより、物語がもつ語り口そのものの魅力を伝え、更なる文化的深化と広がりを実現する可能性があります。

 

  • 事業の未来

将来に向け、「まつかわ民話の会」は引き続き地元の文化を継承し、広げていく姿勢を持ち続けます。文字に記された一冊の書籍に集約された民話が、多くの人々に知られ、愛され、そして振り返られることで、松川地区の歴史と未来がつながっていくことでしょう。
松川地区のアイデンティティと共に、これらの物語がこれからも生き続けることを願ってやみません。

民話チラシ

令和6年度も活動を進めます

事業概要
  • 事業名
    松川地方に伝わる民話・昔話の継承事業
  • 図書の保管場所
    市立図書館、松川学習センター図書室
  • 問い合わせ
    まつかわ民話の会 加藤 電話024-567-2905


 

令和5年度活用実績

活用件数

R5事業件数

活用実績

R5年度活用実績はコチラ(PDF:324KB)

ページの先頭へ戻る

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 地域共創課 市民共創係

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3731

ファクス:024-536-9828

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?