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更新日:2024年2月13日
全国学校給食週間とは
文部科学省では、学校給食の意義、役割等について児童生徒や教職員、保護者、地域住民等の理解と関心を高め、学校給食の一層の充実と発展を図ることを目的として、毎年1月24日から1月30日までの1週間を全国学校給食週間と定めています。
日本の学校給食は、明治22年に山形県鶴岡町の小学校で、おにぎりや焼き魚(塩鮭)などの食事を出したのが始まりと言われています。
福島市では、学校給食週間における取組として、1月24日(水曜日)から30日(火曜日)までの期間に東北地方や福島県内の郷土料理を取り入れた献立や給食の歴史を振り返る昔の学校給食の献立などを提供しましたので、その内容についてお知らせします。
「ブロッコリーじいちゃん」のおはなしから「ブロッコリーチーズサラダ」、「ゆうすげ村の紙すきやさん」のおはなしから「ポトフ」を提供しました。揚げパンは給食センターで揚げて、青大豆のきな粉をまぶしました。
揚げパンは「揚げパンのきな粉がおいしい!」などと初めて食べる味に大興奮の子どもたち。他のメニューも「サラダのツナやコーンが甘くておいしい。」や「ポトフは野菜がたくさん入っている。」など楽しんで食べているようでした。
取材:蓬莱小学校(2年)/令和6年1月24日実施
秋田の郷土料理「だまこ汁」は、ご飯をつぶして丸めた「だまこ」が入った具だくさんの汁物です。秋田では、子どもの遊び道具「お手玉」を「だまこ」といい、ご飯で作った団子の形がお手玉の形に似ていることから「だまこ」の名が付いたとされています。
紫黒ごはんや秋田の郷土料理について、「きれいなご飯で初めて食べた。」や「体が温まる。」など、初めての料理に興味深々の姿が見られました。
取材:余目小学校(1年)/令和6年1月25日実施
20~30年ほど前の学校給食で登場していた「焼きそばパン」を再現しました。時代とともに「主食、主菜、汁もの、副菜」の組み合わせが主流となり、パンと焼きそばの組み合わせはなくなっていきました。
焼きそばパンについて「昭和の味を感じた。」や「もうすぐ卒業なので給食が食べられなくなる。とても貴重な体験ができた。」、「給食の楽しさを改めて学ぶことができた。」などの声がありました。
取材:西信中学校(3年)/令和6年1月26日実施
貝柱のだしで煮込んだきくらげ、干し椎茸、里芋、豆麩など、豊富な具材を盛りつけた「こづゆ」は会津地方の郷土料理です。冠婚葬祭の際に、提供されるのが一般的です。そのほか、祝い事や祭りの際など、来客をもてなすときに出す料理として、受け継がれてきています。
こづゆについて、「郷土料理を食べる機会は少ないので、こういう機会で郷土料理について知ることができるのは貴重な経験だと思った。」や「こづゆは色々な食材が入っていて、食感がそれぞれ違っていて、食べていておもしろい。」、「最近は洋食を食べることが多くなったが、福島には和食の忘れられない味があるから、福島大好き。」など、福島の郷土料理を体験し、福島の思いを新たにしたようでした。
取材:福島第三中学校(2年)/令和6年1月29日実施
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