福島城は古くは大仏城、また杉目城とも呼ばれていました。応永20(1413)年に、伊達氏11代持宗が鎌倉幕府に反乱を起こした「大仏城合戦」の記録が残っています。
天正19(1591)年、豊臣秀吉の奥州仕置によって、会津に蒲生氏郷が移封され、信夫地方は蒲生の客将である木村吉清支配となり、木村吉清は、はじめ大森城に入りました。その後、文禄2(1593)年頃に大森城から城下ごと移転し「杉目城」から「福島城」に改称されました。この時、常光寺、誓願寺も移転され、城の周囲には防御・延焼防止の役目も果たす寺が配置されました。
慶長3(1598)年、上杉景勝が会津120万石を与えられ福島城には水原親憲が入りました。慶長5(1600)年には、本庄繁長が城代を勤めました。その後、幕領期を経て延宝7(1679)年、本多忠国が領主となり福島藩が成立します。本多氏が姫路に去ると再び幕領となります。
貞享3(1686)年から4年間、堀田正仲が城主となり、その後、幕領になります。元禄15(1702)年には、信州坂木から板倉重寛が福島藩3万石の城主となり、以降12代板倉勝達が移封されるまで167年間、板倉氏が福島城主を勤めました。

福島城下散策マップ

福島城下散策マップ

(注意)下記リンクをクリックすることで説明ページに移動します。

街歩きモデルコース

モデルコース1

1.福島城址
つつじの植え込みの横に福島城址と記された先が丸い三角の大きな石がある写真
2.板倉神社
板倉神社の薄いグレーの鳥居と、奥にたつ神殿の写真
3.福島河岸
電灯が設置されたコンクリートの船着き場の先に青い橋が見える福島河岸の写真
4.御倉邸
砂利の庭園の奥に建つ御倉邸の写真
5.宝林寺
中央に手すりのついたコンクリートの階段の上に、白い壁で軒が広い屋根のある宝林寺が建っている写真
6.信夫橋
河川敷から対岸にかけて、薄い緑の欄干で幅広の信夫橋が架かっている写真
7.常光寺
コンクリートの2段の階段の上に木造の階段と建物が続いた常光寺の写真
8.真浄院
薄緑色の屋根の大きな建物へ、道路から舗装された歩道が続く真浄院の写真
9.誓願寺
歩道の両脇に玉砂利が敷かれ、奥に白い壁と反った瓦屋根の誓願寺の建物がある写真
10.康善寺
石畳の敷地に数か所大きな石で囲まれた苔地などがあり、高い屋根に白い壁の建物の左前に僧の像が建っている康善寺の写真
11.東安寺
砂利の道の中央に四角い石が敷かれ、その奥に白い壁と濃いグレーの屋根の東安寺がある写真
12.本陣跡
舗装された敷地に芝生スペースや屋根付きの休憩スペースがあるまちなか広場の写真
13.米沢口
グレーの石畳の道と赤茶色のレンガの道が交差するところの植え込みに三角屋根のついた立て看板がある写真
14.到岸寺
胸の前で左手の人差し指を立ててそれを右手で握っている大日如来の坐像のモノクロ写真
15.福島稲荷神社
金色の装飾が施された屋根から大きなしめ縄が下がった福島稲荷神社の写真

モデルコース2

4.御倉邸
砂利の庭園の奥に建つ御倉邸の写真
3.福島河岸
電灯が設置されたコンクリートの船着き場の先に青い橋が見える福島河岸の写真
2.板倉神社
板倉神社の薄いグレーの鳥居と、奥にたつ神殿の写真
1.福島城址
つつじの植え込みの横に福島城址と記された先が丸い三角の大きな石がある写真
11.東安寺
砂利の道の中央に四角い石が敷かれ、その奥に白い壁と濃いグレーの屋根の東安寺がある写真
10.康善寺
畳の敷地に数か所大きな石で囲まれた苔地などがあり、高い屋根に白い壁の建物の左前に僧の像が建っている康善寺の写真
9.誓願寺
歩道の両脇に玉砂利が敷かれ、奥に白い壁と反った瓦屋根の誓願寺の建物がある写真
8.真浄院
薄緑色の屋根の大きな建物へ、道路から舗装された歩道が続く真浄院の写真
7.常光寺
コンクリートの2段の階段の上に木造の階段と建物が続いた常光寺の写真
6.信夫橋
河川敷から対岸にかけて、薄い緑の欄干で幅広の信夫橋が架かっている写真
5.宝林寺
中央に手すりのついたコンクリートの階段の上に、白い壁で軒が広い屋根のある宝林寺が建っている写真

モデルコース3

11.東安寺
砂利の道の中央に四角い石が敷かれ、その奥に白い壁と濃いグレーの屋根の東安寺がある写真
10.康善寺
石畳の敷地に数か所大きな石で囲まれた苔地などがあり、高い屋根に白い壁の建物の左前に僧の像が建っている康善寺の写真
9.誓願寺
歩道の両脇に玉砂利が敷かれ、奥に白い壁と反った瓦屋根の誓願寺の建物がある写真
8.真浄院
薄緑色の屋根の大きな建物へ、道路から舗装された歩道が続く真浄院の写真
7.常光寺
コンクリートの2段の階段の上に木造の階段と建物が続いた常光寺の写真

この記事に関するお問い合わせ先

市民・文化スポーツ部 文化スポーツ振興室 文化振興課 郷土史料室
福島市松山町39番地の1
電話番号:024-563-7858
ファックス:024-563-7858
お問い合わせフォーム