新庁舎建設市民懇談会
新庁舎建設市民懇談会
市民のかたがたや、専門の知識を有するかたがたより、幅広くご意見をいただくため懇談会を開催しております。

《出席者》
自治振興協議会連合会会長、町内会連合会会長、中央地区町会連合会会長、商工会議所青年部会長ほか8名の有識者及び学識経験者
座長:宇都宮文星短期大学 山口 晢子 教授(福島市在住)
第1回
開催日
平成18年8月17日
開催場所
福島市市民会館
懇談内容
- (1)現地視察
- (2)これまでの経過説明
- (3)まちづくりの視点での道路のありかたについて意見交換
主な意見
- [1]まちづくりの視点から
- 基本構想から4年経過の中で、状況の変化もあり、まちづくりの観点から、周辺のまちづくり懇談会を開催し、意見を確認しており、地域住民の声を十分に反映させていく方向付けであれば道路を存続してもよいと考える。
- 新庁舎は、地元だけでなく、市民全体が利用するものであり、利用しやすい庁舎計画を優先して進めてほしい。地元でもある程度の妥協は必要。
- [2]道路のありかたについて
- 生活道路とは、自動車を排除し自転車や歩行者を優先に考えた道路である。自動車は、迂回しても良いと考える。
- 地元のかたがたの気持ちを尊重し、地域との連携が図れる道路として存続を検討すべき。
- 道路存続の場合は、安全面などを十分考慮し、コミュニティ道路としての整備が必要。
- 道路は見た目だけではなく、障がい者にも歩きやすく、車椅子も利用しやすいような機能を重視してほしい。
- 市民が安全に通行できる見通しの良い道路として存続してほしい。
第2回
開催日
平成18年10月30日
開催場所
福島市市民会館
懇談内容
- (1)これまでの経過及び庁舎整備の今後のスケジュールについて
- (2)建物の配置計画等について
主な意見
- 建物配置については、1棟(高層)で建てるのは景観上好ましくない。
- 将来のまちづくりを考えると信夫山の眺望は守るべきと思う。
- 両方の敷地に駐車場を設けることで、利便性が向上する。
- 市民としてはコスト面も重要であるが、市民の財産としての庁舎を計画する観点も必要である。
- 市民利用施設は市民の意見を反映させたものとしてもらいたい。
- 広場は市民が集えるような憩いの広場としてほしい。
- 学習センター機能の一部ではなく全てを入れる検討はできないのか。建物の老朽化もあり庁舎とあわせて建設してもらいたい。
- 災害時に地元町会長などと連携を図れる会議室を設置するなど検討してもらいたい。
- 道路やホールにも愛称をつけることで親しみがわく。
- 車椅子でも簡単に入れる段差のない庁舎としてもらいたい。
- 子育てする人にも配慮した庁舎計画としてもらいたい。
第3回
開催日
平成19年4月9日
開催場所
福島市市民会館
懇談内容
- (1)基本設計について
- [1]現在の状況について
- [2]設計委託期間の延長について
- (2)市民利用施設について
- (3)その他
主な意見
- 信夫山、吾妻山など眺望できる展望室があればよい。
- 子供の託児所など取り入れてほしい。
- 休日、夜間には出入り口の数を減らすなど、セキュリティーを考慮してほしい。
- 屋外の市民広場ではイベントができるよう、ステージや音響設備などを常設してほしい。
- 街の活性化のため、庁舎内にはレストランを置かず周辺の店で食事等ができるように工夫してほしい。
- 市道浜田町・春日町線から安全に庁舎へ入れるような進入路を設けるとよい。
- 仮庁舎を設けないとすれば、庁舎を利用する市民が不便のかからないよう考慮してほしい。
第4回

開催日
平成19年6月6日
開催場所
福島テルサ
懇談内容
- (1)これまでの経過について
- (2)現段階での基本設計の概要について
- (3)市民利用施設平面計画案について
主な意見
- 広場に市の花などの植栽を検討してはどうか。
- 窓口が1・2階に集約されるのは良いことである。
- 市民利用施設脇の障がい者トイレは、入りやすい動線としてほしい。
- 授乳室など子育てに優しいスペースを確保してほしい。
- 男女共同の視点でのサイン計画をしてほしい。ただし、男女の区別(表示)は、はっきりわかるようにお願いしたい。
- コスト意識を念頭に豪華な庁舎とならないように進めてほしい。
第5回
開催日
平成19年8月8日
開催場所
福島市市民会館
懇談内容
- (1)基本設計の概要について
- (2)今後のスケジュールについて
主な意見
- 太陽光発電は検討中とあるが、自治体は率先して進めるべきと思う。
- 屋上緑化は省エネルギーに貢献していると聞いているが、計画面積が少ないのではないか。
- 浜田町・春日町線には、車が一時停車できる(人が乗り降りできる)スペースを設けたほうがよいのではないか。
- 一時停車スペースがあると、駐車してしまう可能性がある。駅西口では駐車してしまう人が多いことから、人員を配置し整理する必要性も生じる。
- 地下水を融雪に利用することにより、冬場の歩道の凍結防止策にもなると考える。
第6回
開催日
平成20年2月27日
開催場所
福島テルサ
懇談内容
- (1)これまでの経過について
- (2)外構デザイン計画について
- (3)今後の事業スケジュールについて
主な意見
- 広場のベンチなどは、木陰で休むことができるしかけも必要だと思う。
- 緑は大切であり、(落ち葉掃除など)市と地元が協力しあうことが大切だと思う。
- 懇談会等の意見を活かして、市民の財産となる庁舎を造ってほしい。
第7回

開催日
平成20年7月16日
開催場所
福島市市民会館
懇談内容
- (1)実施設計の概要について
- (2)今後の事業スケジュールについて
主な質問と回答
- Q.点字ブロックはどのような材質にするのか。
- A.盲人協会からのご意見も参考に、2階以上には材質の違うタイルカーペットを使用、認識できるものにします。また、1階エントランスホールについては石を使ったものを検討しています。
- Q.土曜日・日曜日等の敷地内の駐車場管理はどのようにするのか。
- A.現在同様、基本的に開放としますが、市民利用施設の利用者が駐車できないことのないよう人的配置も含め検討します。
第8回
開催日
平成21年4月17日
開催場所
福島市役所会議室等
懇談内容
- (1)工事経過について
- (2)新庁舎外観色彩について(実物大模型の見学)
主な意見

第9回(建設現場見学会)
開催日
平成22年3月7日
開催場所
東棟建設工事現場内(仮設事務所、東棟2階執務室の一部、2階東側多目的トイレ等)
開催内容
- (1)新庁舎東棟の進捗状況について
- (2)多目的トイレについて
- (3)現地見学
主な意見
- Q.床は全てフローリングなのか。
- A.1階エントランスについては石を使った床となります。耐久性を持たせることができます。
- Q.1階エントランスホールの床は雪などですべらないのか。
- A.床の表面はざらつかせ、水を逃がす仕上げとし、すべりにくいものとします。
- Q.冬の時期の凍結防止として、外の通路には水を流して融雪するのか。
- A.庁舎敷地北側歩道や庁舎北側出入口等へ無散水での融雪装置を設置する計画です。
主な意見
- 執務室内のフローリングは滑らず、音も吸収するので良い。
- 男女トイレを色分けしている色調が良い。おしゃれな感じで良い。
第10回
開催日
平成22年4月28日
開催場所
市民会館
開催内容
- (1)工事の進捗状況について
- (2)現庁舎解体に伴うアスベスト分析結果について
- (3)新庁舎のセキュリティー対策について
- (4)東棟執務室等のレイアウトについて
- (5)受動喫煙防止に向けた対策について
- (6)西棟の地下利用について
- (7)その他
主な質問と回答
- Q.執務室の机の配置などは柔軟に対応可能か。
- A.OAフロアであり、機構改革等のレイアウト変更にも対応ができます。
- Q.宿直室はどこにあるのか。
- A.東棟1階に西側に配置します。
第11回
開催日
平成22年7月28日
開催場所
市民会館
開催内容
- (1)東棟内装計画(案)について
- (2)新庁舎東棟サイン計画(案)について
主な質問と回答
- Q.階段は緩やかな段差になっているのか。
- A.ユニバーサルデザインの観点から段の高さを検証し、緩やかで安全な階段としました。
- Q.1階エントランスホールの暖房はどのようなものか。
- A.1階については、空調のほか床暖房で底冷えしないようにしています。また、風除室により冷気が入るのを防ぐことができます。
第12回
開催日
平成23年11月18日
開催場所
市民会館
開催内容
- (1)本市の震災対策について
- (2)震災時における東棟の対応について
- (3)東棟の現状について
- (4)西棟建設について
- (5)周辺道路の整備について
第13回
開催日
平成24年8月28日
開催場所
福島市保健福祉センター
開催内容
- (1)市役所周辺道路整備工事について
- (2)市役所前バス停の移設等について
- (3)放射線総合対策課仮設事務所の設置について
- (4)その他