検索の仕方
ここから本文です。
更新日:2024年9月19日
御倉邸は、昭和2年に建てられた純和風建築の旧日本銀行福島支店長役宅で、平成12年に福島市で取得し、現在は御倉町地区公園として一般に開放しています。
園内には、旧米沢藩の米蔵や阿武隈川を背景とした日本庭園が広がり、市民の憩いの場として多くの市民や観光客に親しまれています。
御倉邸配置図
拡大する
住所 |
〒960-8064 福島市御倉町1番78号[地図] |
---|---|
電話番号 | 024-522-2390 |
FAX |
024-522-2390 |
中心市街地南部は江戸時代から阿武隈川を利用し『舟運』が盛んにおこなわれ、福島の経済発展に重要な役割を果たしていました。現在の県庁裏周辺(福島城近く)には、人や荷物の揚げ下ろしをする所「河岸(かし)」が設けられ、城主蔵(板倉藩)、御城米御蔵(年貢米)はもちろん、会津藩、上杉弾正大弼様御蔵(米沢藩)などの廻米御蔵が川面に添い建ち並んでいました。今その川岸は、昔の石積み護岸の船着場に再現されています。
明治32年、東北初の日本銀行出張所(福島支店の前身)が開設され、東北と福島の経済に大きな役割を果たしてきました。昭和2年には、純和風建築の旧日本銀行福島支店長役宅が建てられました(戦前の日本銀行の役宅として現存するのは福島と新潟(昭和8年築)の2つだけであります)。木造平屋建て、寄棟、瓦葺きの建物で、阿武隈川を借景にした日本庭園と中庭を取り囲むように各部屋が配置されており、畳廊下や手づくりガラスなど昔ながらの懐かしい雰囲気を今に残しています。
市では平成12年3月に都心地区の回遊の拠点及び賑わいの創出を目的に旧役宅を取得しました。建物は、名称を「御倉邸」としてそのまま残し、御倉町地区公園として、一般に開放しています。園内では、茶道連絡協議会による定例茶会の実施や、地元協議会で開催される演奏会などのイベントのほか、隣接する河川敷についても公園として活用し、大変美しい水辺景観をもつ隈畔散策や御倉町地区の歴史と文化を実感できる「市民の憩いの場」として多くの市民や観光客に親しまれています。
また、展望デッキやお休み処として「おぐら茶屋」が設置され、地元協議会によるもてなし(軽食や土産物などの販売、運営)が提供されており、憩いのひとときを演出してくれます。
阿武隈川を背景とした日本庭園の美しい景観が見どころの御倉邸。旧米沢藩の米蔵(旧米沢藩米蔵復原事業)が平成23年3月に復原され、さらに魅力が増した御倉邸に、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
午前10時から午後6時まで
(おぐら茶屋は午前11時から午後4時まで)
無料
毎週火曜日、年末年始(12月31日,1月1日)
【聞きにこらんしょ!昔話】
毎月第4日曜日に御倉邸にて、ふくしま民話茶屋の会が昔話を語ります。
純和風建築の御倉邸では様々なシーンで活用いただけます。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、下記4つのポイントに注意してご利用いただくようお願いいたします。
午前 | 午後 | 全日 | ||
---|---|---|---|---|
利用時間 | 10時から12時まで | 1時から6時まで | 10時から6時まで | 広さ |
1号室 | 300円 | 600円 | 900円 | 8畳 |
2号室 | 300円 | 600円 | 900円 | 10畳 |
3号室 | 300円 | 600円 | 900円 | 8畳 |
4号室 | 200円 | 400円 | 600円 | 4.5畳 |
5号室 | 300円 | 600円 | 900円 | 8畳 |
6号室 | 600円 | 1,200円 | 1,800円 | 18畳 |
※冷暖房の使用について
快適にお部屋を使用していだだくため冷暖房をご利用いただけます。冷暖房を使用した場合、部屋の使用料金のほかに別途、空調使用料金(施設使用料の20パーセント)がかかります。(令和6年4月現在)
※4号室・5号室・6号室は冷房設備がございません。
インターネット・スマートフォンからの予約はこちら(外部サイトへリンク)です。
※インターネット・スマートフォンからの施設予約をする場合には事前に利用者登録が必要となります。お手数がですが一度ご来館ください。
※従来の窓口・電話での予約も引き続き受け付けしております。
御倉邸(NPO法人御倉町かいわいまちづくり協議会)
〒960-8064 福島市御倉町1番78号
電話:024-522-2390
Fax :024-522-2390
平成18年度に、国土交通省と社団法人日本公園緑地協会が主催する第22回都市公園コンクールにて「日本公園緑地協会長賞」を受賞しました。
都市公園コンクールとは、技術水準の向上及び新たな時代の都市公園の創造を図るため、現在使用されている都市公園の設計・施行などに係る作品を日本全国から広く募集し、特に優秀と認められた作品を表彰するものです。
このページに関するお問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください