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更新日:2018年12月21日

カセットボンベやスプレー缶の取扱いに注意!

カセットこんろ・カセットボンベの取扱いに注意しましょう!

 鍋料理などを便利に楽しめるカセットこんろやカセットボンベですが、誤った使い方をすると火災を引き起こす危険があります。

  • カセットこんろを覆うような大きな鍋を使用すると、熱がこもりやすくなり、カセットボンベが爆発し火災を引き起こします。
  • カセットこんろを2台以上並べて使用すると、熱がこもりやすくなり、カセットボンベが爆発し火災を引き起こします。
  • カセットボンベは表示どおり正しくセットしましょう。誤った装着方法ではガスが漏れ出し火災を引き起こします。

 

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        爆発したカセットボンベ            爆発後の台所の様子          爆発により壊れた天井の様子

スプレー缶も危険なの?

 スプレー缶のほとんどはLPG(液化石油ガス)が使われています。LPGはブタンやプロパンなどを主成分とした液化した可燃性のガスなので、スプレー缶を火器使用器具などの近くで使用すると、可燃性ガスに引火して火災や爆発事故を引き起こします。

過去の火災事例
  • 室内で冷却スプレーを使用した直後に、たばこを吸うためライターを点火したところ突然爆発し男性1名が火傷を負いました。冷却スプレーの可燃性ガスにライターの火が引火したものです。
  • 夜間、屋内の工事現場で投光器を点灯し作業をしていましたが、防虫スプレーを使用したところ突然爆発し男性1名が火傷を負いました。防虫スプレーの可燃性ガスに投光器の電気火花が引火したものです。
  • 石油ファンヒーターの前にスプレー缶を置き忘れたため、スプレー缶が熱せられ爆発、窓ガラスや天井が破損し周囲の書類などが燃えました。 熱せられたスプレー缶が破裂し、噴き出した可燃性ガスにファンヒーターの火が引火したものです。

 

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                    スプレー缶とファンヒーターを復元した状況                   爆発したスプレー缶が天井を突き破りました

 カセットボンベやスプレー缶の廃棄方法について

 可燃性ガスが残ったままでカセットボンベやスプレー缶を廃棄すると、ごみ収集車内でつぶされた際に可燃性ガスが漏れ出し、摩擦による火花などが引火し火災が発生します。ごみ収集車が燃えるだけでなく、付近を通行している市民や後続の車両への被害も想定されます。

 

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                         ごみ収集車荷箱内の不燃ごみが燃えました      燃えたごみの中からカセットボンベが見つかりました

 

 カセットボンベやスプレー缶の廃棄方法については、お住いの自治体のホームページなどからご確認ください。

 

  福島市の廃棄方法はこちらから

        ⇩

 「家庭ごみの分け方・出し方 ー 不燃ごみ(燃やせないごみ)」

 

このページに関するお問い合わせ先

消防本部 予防課 調査係

福島市天神町14番25号

電話番号:024-534-9103

ファクス:024-535-0119

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