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更新日:2025年5月8日

古関裕而のまち ふくしまチェンバー・オーケストラ

 国内有数のコンサートホールを有し、多くの音楽家から愛される「ふくしん夢の音楽堂(福島市音楽堂)」に、初となるプロのオーケストラ「古関裕而のまち ふくしまチェンバー・オーケストラ」が、令和3年10月17日に創設されました。

チェンバー・オーケストラ写真

 音楽堂にはこれまでオーケストラが常設されたことがなく、ホールの規模にあったプロのオーケストラが創設されるのも初めてのことです。オーケストラの構成は、音楽堂の最大の特徴であるホールの響き(残響)にぴったりな小規模なチェンバー・オーケストラ(40名程度)として、芸術監督の三浦尚之さんにより、メンバーは若手を積極的に登用し、将来を担う一流演奏家の育成にも貢献していきます。

 本市では、同楽団の創設を支援するため、「ふるさと納税型クラウドファンディング」を実施しました。

 本市「ふるさと納税型クラウドファンディング」の結果はこちら(外部サイト「ふるさとチョイス」へリンク)

 「福島らしい」文化芸術を推進するため、「古関裕而のまち ふくしまチェンバー・オーケストラ」の公演にご来場いただき、活動を応援くださいますようよろしくお願いいたします!

定期公演

公演内容 

 2025年公演につきましては、詳細が決まり次第お知らせいたします。

 2024年に行われた公演はこちらをご覧ください。

 「古関裕而のまち ふくしまチェンバー・オーケストラ」2024公演ラインナップ(PDF:786KB)

お問い合わせ・チケット購入

 公演内容に関すること、チケット購入につきましては

 ふくしん夢の音楽堂 電話:024-531-6221 にお問い合わせください。

 ふくしん夢の音楽堂ホームページ(外部サイトリンク)

サポーターズ・クラブ

 令和4年9月18日、市民の力で音楽のまちを盛り上げようと、ふくしん夢の音楽堂内に事務局を置く古関裕而のまち「ふくしまチェンバー・オーケストラ」サポーターズ・クラブが設立されました。

入会すると、オリジナル会員証の発行や、公演の開催情報の優先告知、公演チケットの割引・先行予約、会員限定イベントへの参加、招待券プレゼント(プレミア会員以上)などの特典を受けることができます。

「古関裕而のまちふくしまチェンバー・オーケストラ」サポーターズ・クラブ会員募集チラシ(PDF:3,749KB)

ぜひご入会いただき、継続的な活動をご支援ください。

同クラブの最新の情報は、フェイスブックをご覧ください。

サポーターズ・クラブFacebook

古関裕而のまち「ふくしまチェンバー・オーケストラ」芸術監督 三浦尚之さん

三浦先生写真
 photo:Yuhka Miura

福島市出身。東京藝術大学附属高等学校及び大学卒業。
1964年5月東京文化会館小ホールにて、日本史上で二人目のコントラバスソロリサイタルを開催。同年7月渡辺暁雄指揮日本フィルハーモニー交響楽団と日本人として最初のコントラバス協奏曲を演奏(フジテレビネットワークより全国へ放送される)。1966年フルブライト奨学生としてニューヨークへ渡米。ジュリアード音楽院博士課程にて学ぶ。ニューヨーク・フィルハーモニー補助員、メトロポリタン・オペラ・オーケストラ準団員、ニューヨーク・シティ・オペラ・オーケストラ正団員として活動。1975年ミュージック・フロム・ジャパン社を創設。日本の現代音楽をニューヨークを中心に世界各地へ精力的に紹介。1996年福島学院短期大学学長就任(2001年3月まで ※現福島学院大学)。
現在、ミュージック・フロム・ジャパン理事長を兼務。

演奏者へのインタビュー

ご出演いただく方々にインタビューをしました。福島への熱い思いなどをお伝えします!

河野美紀子さん(ヴァイオリニスト)

kouno

Q.福島とのかかわりは?

A.福島市出身です。

大学進学や留学等で福島を離れていた時期もありますが、20年ほど前から地元に戻り、福島を拠点とした音楽活動を続けています。 

Q.音楽家を目指したきっかけは?

A.小学校の合奏部でヴァイオリンと出会ったことです。

声が低いことがコンプレックスだった自分にとって、高い音が出るヴァイオリンはとても魅力的ですっかり心を奪われてしまいました。

3歳からピアノを習いはじめたこともあり、もともと音楽は大好きでしたが、ヴァイオリンの練習はとても楽しく無我夢中で続けてきた結果、今の私があります。

Q.福島市のために頑張りたいこと

A.演奏活動やレッスン等を通じて福島の音楽の発展に少しでもお役に立てれば幸いです。

老若男女を問わず多くの方々に「音楽っていいな」と思ってもらえるよう、音楽の楽しさを伝えていきたいです。

Q.福島市民へのメッセージ

A.福島チェンバーオーケストラは創設から5年目を迎えました。これまでの道のりは決して平坦ではありませんでしたが、三浦芸術監督をはじめとする素晴らしい仲間に恵まれ、そして福島の皆様のご支援のおかげでここまで続けることができました。

今後も福島の皆様に生演奏の迫力・緊張感・感動をよりお届けできるよう、精一杯努力します。


★プロフィール

福島市出身。
国立音楽大学器楽科ヴァイオリン専攻卒。在学中より群馬交響楽団エキストラ奏者、および恵泉女学園(東京・世田谷)の課外レッスン講師を務める。その後、英国ロンドンへ3年間留学。ギルドホール音楽演劇学校大学院のオーケストラ・トレーニングコースで研鑽を積む。帰国後は地元福島の音楽振興を願い福島市へ戻り演奏活動を行う。この傍ら、日本クラシック音楽コンクール審査員等、後進の育成にも精力的にあたる。
ヴァイオリンを大関博明、風岡優、J・グリックマン、ヴィオラを風岡優の各氏に師事。
元郡山女子大学附属高等学校音楽科および同大学短期大学部音楽科非常勤講師。元福島県立福島北高等学校特別非常勤講師。

渡邉拓真さん(ヴァイオリニスト)

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Q.福島とのかかわりは?

A.福島市で生まれ育ちました。
中学を卒業してからは東京で音楽を学ぶために福島を離れました。

Q.音楽家を目指したきっかけは?

A.小さい頃から音楽に対する情熱はありましたが大学生くらいまではあまり先のことを想像できずひたすら楽器を弾いていました。そうしているうちに、現場や演奏する曲、色々なことに感銘を受けその度にこれからもずっとヴァイオリンを続けたいという思いを抱きます。

Q.福島市のために頑張りたいこと

A.色んなテーマの演奏機会を作りたいです。
福島での音楽の輪がもっと広がることを願っております。

Q.福島市民へのメッセージ

A.生まれ育った故郷で演奏機会をいただけることにとても幸せを感じます。
これからも心を込めて演奏させていただきます。

★プロフィール

福島県出身。5歳よりヴァイオリンを始める。
東京音楽大学卒業。
ウィーンムジークセミナーにてエドワード・チェンコフスキ氏のマスタークラス受講。
ヴァイオリンを保井頌子、山口裕之の各氏に師事。室内楽を斎藤真知亜、ドミトリー・フェイギン、苅田雅治、山口裕之の各氏に師事。
国内プロオーケストラ多数出演。レコーディング、ライブサポート等クラシック以外にも幅広く活動中。

小林世佳さん(チェリスト)

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Q.福島とのかかわりは?

A.福島市出身で中学校卒業まで過ごしました。高校で東京へ進学後も福島県内でコンサートをしたり、音楽鑑賞教室を行わせていただいております。

Q.音楽家を目指したきっかけは?

A.はじめにチェロを始めたきっかけになりますが、3歳の時にテレビコマーシャルでピアノトリオを見て、「これをやりたい!」と指をさしたのがチェロだったと母から聞きました。何度か「ピアノかヴァイオリンは?」と聞かれたようですが、なぜか意思が強かったようです。
当たり前ですが大人と同じサイズのチェロを弾けるはずもなく、どのように習い始めるのか調べるところからスタートしました。そして10分の1サイズのチェロがあることを知り、とても幸運なことに子供にレッスンをしてくれるスズキメソッドの福島支部があったため、チェロを始める事ができました。さらに両親は10分の1サイズのチェロを購入してくれ、それはいつ見ても本当にかわいらしいサイズです。3歳の子供の言うことを無碍にせず、たくさん調べて習い始めさせてくれた両親にとても感謝しています。
高校は東京藝術大学附属音楽高等学校に進学し、同じ熱量と志しを持った友達と出会う事ができ環境が大きく変わりました。同時に大学院修了まで多くの偉大な先生に師事できたことは、学生生活で最もありがたかったことです。どなたも演奏者として尊敬していることはもちろん、自分が指導する立場になったことで、指導者としての面でもどれだけ偉大であったのか感じています。
将来はチェリストになるという夢は特別なきっかけがあり抱き始めたわけではありませんが、たくさんの人に出会い、励まされ、助けてもらい、いまでも演奏することを続けています。

Q.福島市のために頑張りたいこと

A.福島で演奏活動をすることを学生時代から大切にしていたので、福島チェンバーオーケストラが設立され、新たな活動基盤となったことを嬉しく思っています。
クラシックのコンサートにあまり縁がなかったような方にも、広く親しみを持っていただけるようなオーケストラになりたいと思っております。

Q.福島市民へのメッセージ

A.いままでクラシックのコンサートを聴きに行ったことのない方こそ、ぜひいらしてください。全く深く考えず、この曲はなんだか好きな雰囲気だな、理由はわからないけどこの曲は好きじゃないな、そんな気楽な気持ちでお聴きください。
そしてもし、このオーケストラ頑張ってるな!と思っていただけたら、応援していただけますと幸いです。

★プロフィール

福島市出身。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学音楽学部を経て、東京藝術大学音楽研究課程卒業。
第14回泉の森ジュニアチェロコンクール高校生以上部門銀賞。第49回コンセール・ヴィヴァン新人オーディション優秀賞。
東京藝術大学在学中、第44,46回室内楽定期演奏会に選出され出演。
琵琶湖ミュージックフェスティバル、いしかわミュージックアカデミー、秋吉台ミュージックアカデミー、上山音楽祭、飛騨室内楽セミナー等に参加。
これまでに林峰男、藤原真里、岩崎洸、毛利伯郎、ジャン・ワン、金木博幸、フィリップ・ミュレール、タマーシュ・ヴァルガー各氏のマスタークラス等を多数受講。
これまでにチェロを井上弘之、川上徹、山崎伸子、中木健二、向山佳絵子、上森祥平、河野文昭、山澤慧の各氏に師事。
現在はオーケストラの客演などの演奏活動のほか、レッスンやオーケストラ部のコーチなど後進の指導にあたっている。

 

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このページに関するお問い合わせ先

市民・文化スポーツ部 文化スポーツ振興室 文化振興課 文化振興係

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3785

ファクス:024-536-2128

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