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更新日:2017年3月1日

福島の食と年中行事 12月

12月8日(針供養)

柔らかい豆腐に針をさし休めてやることで、針に日頃の感謝をすると共に裁縫の上達を願う。この日は針を使ってはならない。田楽を作り柚子みそをつけて食べる。

「田楽」「柚子みそ

12月22日頃(冬至)

風邪の予防のために、冬至かぼちゃを食べたり柚子湯につかったりする。

「冬至かぼちゃ」

12月27日(旧12月27日)(すすはき)

この日は、部落中、家中、すみずみまで掃除をして、一年のほこりをとる。「こんにゃくの煮物」を食べて、からだの中のごみも掃除する。

「こんにゃくの煮物」

12月28日(旧12月28日)(もちつき)

早朝暗いうちから一日がかりでもちをつき、正月にそなえる。29日は"苦(く)"がつくのでついてはならないと言われる。

12月31日(旧12月30日)(大晦日)

神棚にしめ縄をはり、歳徳神(としとくじん)や恵比寿大黒へのお札や松を供える。床の間や仏壇、玄関、台所に松飾りをする。
年越しそばを食べる。細く長いそばに延命長寿の縁起をかつぐ。「ざくざく煮」、煮物、煮魚、うさぎの肉の煮付けなどみんなでご馳走を食べながら、一年の無事を感謝する。

ざくざく煮

冬の保存食づくり

凍み餅」「凍み大根」「大豆入りふくれ餅」「凍み豆腐」
寒さの厳しくなってくるこの時期に、保存食の「凍み餅」や「凍み大根」「ふくれ餅」作りが行われる。
「凍み豆腐」は、大豆を豆腐屋に持ち込むと、凍みた豆腐の状態でかえしてもらえるので自宅でワラで編み、干す作業が行われる。

このページに関するお問い合わせ先

農政部 農業振興課 販売促進係

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-529-7663

ファクス:024-533-2725

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