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更新日:2023年6月1日
福島市消防本部では、令和5年6月1日(木曜日)から映像伝送システム『Live119』の運用を開始します。
「Live119(らいぶいちいちきゅう)」とは、119番通報した人と消防指令センターが映像でつながるシステムです。
従来の119番通報では、音声だけのやり取りのため通報者が現場の状況を的確に伝えることが難しい場面がありました。このシステムの導入により、現場の状況を映像でも消防指令センターに伝えることができ、消防隊、救急隊の迅速・的確な運用と、有効な応急手当てによる救命率向上が期待されます。
いざという時の119番通報で、落ち着いて受け答えができる方はそう多くはありません。口頭では伝えにくい状況を、映像を送信することで的確に伝えることができます。
救急車が現場に到着する前に、現場の状況や傷病者の情報を消防指令センターと共有することで、通報者と傷病者の安全を確保することができます。
救急車到着前に現場の状況や傷病者の状態を把握でき、それに応じた適切な応急手当てが可能になります。
例えば、出血が多い場合には、出血を止める処置を事前に指示することができます。
【Live119を活用した口頭指導の流れ】(PDF:695KB)
Q:事前にアプリのダウンロードや登録作業は必要ですか?
A:アプリのダウンロードや登録作業は必要ありません。ショートメッセージ(SMS)とブラウザ(chrome/safari)を利用します。
Q:どのような携帯電話でも利用できますか?
A:SMS(ショートメッセージサービス)の機能が有効であるスマートフォンのみ利用可能です。ただし、機種や設定、その場の状況によっては利用できない場合があります。
Q:映像撮影中に周囲の方から野次馬と誤解された時の対処方法はありますか?
A:消防本部から依頼されて撮影していることを伝えてください。場合によっては、消防本部から周囲の方にご説明いたします。
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