ホーム > 子育て・教育 > 生涯学習・社会教育 > 学習センター > 福島市学習センター一覧 > 中央学習センター > イベント > 令和5年度第54回市民大学講座「発見⁉あなたの食農スタイル」

ここから本文です。

更新日:2024年4月21日

第54回市民大学講座「発見⁉あなたの食農スタイル」

市民大学講座

市民大学講座は、時代に即したテーマを設定し、そのテーマに基づいた専門的な知識について学習する講座です。

 

第54回市民大学講座「発見⁉あなたの食農スタイル」

スーパーでのお買い物、家庭菜園から農業法人まで「農」へのかかわり方は人それぞれ!!

一人一人の食と農について、グループワーク形式を用いて考えました。

今回の講座には、延べ59名の方々が参加しました。

 

市民大学講座では、今後も、時代に即した様々なテーマの講座を実施していく予定ですので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 

R5市民大学チラシ

第1回【普段の「食べ物」から考える】3月3日(日曜日)

講師:福島大学食農学類講師高野真広先生

今回の講座では、グループワーク形式を用いるため、まずはじめにアイスブレイクを行いました。アイスブレイクは、今日の朝食や昼食から考えるというテーマで行い、食と農について考えるはじめの部分の役割を担うとともに、参加者同士の交流のきっかけづくりに役立ちました。

高野真広先生による講義の中では、食料自給率についてや、6次産業化と地域内経済循環についてなど、具体的な話をしていただきました。

続いて、「食と農への自分なりの関わり方とアイデア」をテーマに、参加者同士のグループワークを行いました。参加者の声を聴いて、1.豊かな食スタイルを身に着けている方が多く、2.価格に左右されながらも少しでも自給率につながる食材を選ぶ工夫を試みており、3.地域の農作物をどのように取り入れていくか、地物での工夫やアイデアがどのように進めていけるかなどの意見が盛り込まれていると感じました。

食農1回目

第2回【隣の「農地」から考える】3月10日(日曜日)

講師:福島大学食農学類教授原田英美先生

今回は、「自宅まわりの田畑はどのようになっていますか」というテーマでアイスブレイクを行いました。身近な農地を考えるきっかけとなりました。

原田英美先生による講義では、「農地」のデータを実際に見ながら、実際の農地の状況をお話しいただいたほか、市民による農地活用事例についても解説いただきました。


最後に、遊休農地活用のアイデアを考えるグループワークを行いました。参加者の声として、1.「連携」のアイデアとして、近所同士の連携、法人と元農家の方の連携、隣組単位などいろいろな形で連携することで遊休農地が解消されるアイデアが出されました。2.「楽しめるイベント活用」のアイデアとして、遊休農地でのレクリエーション、土いじりで老化防止、野菜・花と摘み取り体験、ピクニック利用、かかし大会という画期的なアイデアもありました。3.「SDGs」に該当することとして市民農園の各地区スポット化、大型コンポストの設置などがあげられました。

 

食農2回目

第3回【実際の取りくみから考える】3月17日(日曜日)

講師:KA-KA-SHI組代表理事鈴木満先生
株式会社カトウファーム代表取締役加藤晃司先生

KAーKAーSHI組鈴木満先生による講義では、荒廃農地の問題点や、農地の維持保全活動の現状について解説いただきました。
グループワークでは、「遊休農地が多くあるのに、なぜ農家の規模拡大や新規参入が進まないのか?」について話し合いました。場所があっても人が足りないといった意見や、後継者がいない、規模拡大に係る経費が膨大である等の意見が出ました。

続いて、カトウファーム加藤晃司先生による講義では、「どうすれば食と農に関わる雇用が増えるか?」といった内容について、ホワイトボードを用いながら、参加者一人一人と対話する形で講義が行われました。

実際に農業に携わるお二人からのお話をいただき、実際に課題となっていることが提示されることで、参加者の考えが深まったと感じました。現場での金銭的な問題を考える一方、月並みではあるが「愛」が必要ではないかという参加者の意見もあるなど、様々な角度での活発な意見交換がなされました。

食農3回目

このページに関するお問い合わせ先

学習センター 中央学習センター  

福島市松木町1番7号

電話番号:024-534-6631

ファクス:024-533-7592

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?