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更新日:2024年3月28日

地域の防災力アップ講座

近年、地震や台風、集中豪雨など被害の大きな災害が多発しています。

災害はいつ発生するかわかりません。あなたの災害への備えは万全ですか?

中央学習センターでは、災害について学び、災害時に求められる役割や行動をみんなで考えるため、地域の防災力アップ講座を毎年実施しています。

 

令和5年度は「地震」と「内水氾濫」をテーマし、13名の方々が受講しました。

 

防災教育の重要性をふまえ、今後も継続して当講座を実施していきますので多くの皆様の参加をお待ちしています。

つどい・まなび・むすび中央学習センターへぜひお越しください!

第1回【地震に備える!データで学ぶ災害】3月16日(土曜日)

講師:福島地方気象台地震津波防災官大和田先生

福島地方気象台の方にお越しいただき、地震に関して解説いただきました。年明けから地震が多かったため、受講生も関心をもって受講していました。特に、能登半島地震については、データを用いて詳細に解説いただきました。津波被害の現地調査の結果や、地震に伴う地殻変動の話はとても興味深く、能登半島地震の規模の大きさを改めて実感する機会となりました。津波については、福島市に住んでいると直接関係はないことではありますが、観光等で移動した際に被災することがあることを考えると、家で被災するより焦る可能性が高いため、学んでおくことは大切なのではないかと感じました。

また、福島市でも発生しうる、活断層が関わった地震についても解説いただきました。加えて、過去に福島県に被害を及ぼした地震についても説明いただき、過去にどのような甚大な被害があったかを学ぶことができました。

大和田先生のお話で特に印象に残ったのは、「地震はいつどこで起こるかわからない」というお話です。どれだけ調査や予測を行っても、それと異なる地震が発生する可能性は少なからずあるため、常に備えをしっかりしておくことが非常に重要であるとのことでした。

防災講座R5-1

第2回「内水ハザードマップ~万が一の災害にあわてないために~」3月23日(土曜日)

講師:福島市下水道建設課職員

ふくしま市政出前講座を活用し、下水道建設課の方にお越しいただいて講座を実施しました。講師の方からは、内水による被害とは何なのかといった基本事項から始まり、ハザードマップの活用方法まで詳しく教えていただきました。内水氾濫時の避難方法として、やみくもに避難所に向かうのではなく、状況によっては「垂直避難」という、自宅の2階や自宅近くの高い丈夫な建物の2階以上に避難するという方法も有効であるということを教えていただきました。また、実際のハザードマップも地区ごとのものを講師の方にお持ちいただいていたため、参考にしながら講座を受講できたのではないかと思います。

なお、受講者は過去に内水氾濫を経験した方が多く、今回の講座に対しては強い意欲をもって受講されていたようでした。質疑応答の際にも、過去に経験した被害に基づく質問が多く、活発に意見交換がなされました。

防災講座R5-2

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このページに関するお問い合わせ先

学習センター 中央学習センター  

福島市松木町1番7号

電話番号:024-534-6631

ファクス:024-533-7592

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