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更新日:2018年2月7日

市長就任記者会見

  • 日時:平成29年12月8日(金曜日)
  • 場所:庁議室

 

本日はお忙しい中、多数お集まりいただき、本当にありがとうございます。感謝を申し上げます。
市長就任にあたりまして、抱負を述べさせていただきます。
私はこのたびの市長選挙にあたりまして、市民の皆さまがたのご支持をいただきまして、市政を担当させていただくことになりました。
期待の大きさとその重責に身が引き締まる思いをしておりますが、その一方で、これから福島市の新しい未来を築いていく、このようなワクワク感も湧き上がってきております。
市民の皆さまの期待の重さを市政推進のエネルギーに変えて、そして元気溢れる福島の新ステージを創ってまいりたいと考えております。
大震災、原子力災害からの復興、そして人口減少社会への対応と、かつてない大きな課題を抱えている本市、そして、福島市独自の大きな課題も抱えている状況にはありますけれども、一方で中核市、あるいはオリンピック・パラリンピック、東北中央自動車道、私たちが飛躍する舞台は揃ってまいりました。
私はこのチャンスを積極的に活用して「開かれた市政」と「スピードと実行」これをモットーに復興を加速し、夢と希望が持てる新しい福島を創ってまいります。
市民生活の向上と地域の活性化はもとより、風格ある県都として県北、そして県全体の発展にも積極的に貢献をしてまいりたいと考えております。
市民の皆さまがたには、市民総参加で一緒に取り組んでいただくようにお願いを申し上げます。

 

今後の市政運営につきましては、次の3つの柱を政策目標の基本として推進してまいります。

 

1つ目は「ひと・暮らし・いきいきふくしま」の実現です。
安心安全で誰もが生き生きと暮らせるまち、子どもたちには最高の環境を、女性には自分らしく生きることができる環境、お年寄りや障がい者の皆さんにも元気に活躍できる、若者にもチャレンジできる地域を目指してまいります。
特に中核市の専門性を生かした健康づくりや待機児童対策、そして学校改修のスピードアップに取り組んでまいります。
また、災害あるいは放射線からの安全安心のために除染廃棄物排出の促進や地域防災の防災力の強化にも取り組んでまいります。

 

2つ目は「産業・まちに活力ふくしま」の実現です。
福島市には日本一の果物をはじめ魅力的なものがたくさんあります。
これらを生かし福島らしい地域の活性化を図ってまいります。
儲かる農業の確立、中小企業の振興といった個別分野の対策はもとより、農業、工業、商業、観光業、まちづくり、これらの垣根を越えた連携を進め、ひと・もの・カネの地域内循環を高めることで、地域経済の活性化を図ります。
東北自動車道と東北中央自動車道が合流する利点も生かして、福島らしい産業の集積や観光の振興に取り組んでまいります。
また、オリンピック・パラリンピックを契機といたしまして、スポーツイベントや合宿の誘致などスポーツのまちづくりにも取り組んでまいりたいと考えております。

 

3点目は「風格ある県都ふくしま」の実現であります。
県都にふさわしい都市機能や環境整備を進めるとともに、近隣市町村と共に成長する連携中枢都市圏構想を推進し、風格ある県都を創ってまいります。
とりわけ県都の顔である福島駅周辺の中心市街地については、県北全域の活性化と人口定住の拠点となるように新たな視点で賑わいや活力の創出に取り組んでまいります。

 

以上の政策を以下の2つの市政運営方針で推進してまいります。

 

1つは「開かれた市政」です。
市民の皆さまへの情報開示と対話によるコミュニケーションを大事にして、その思いを政策に反映させてまいります。
そして、市民の力と市役所の力、これらを統合して市民総参加のオール福島で市政を推進してまいります。

 

2つ目は「スピードと実行」です。
政策効果を出すべき時期、目標をしっかりと見定めて、その時点で十分効果が発揮できるようスピード感を持って取り組んでまいります。
前例のないことも必要なことは思い切ってチャレンジしてまいりたいと考えております。
私がこれまで培ってまいりました行政経験や国、県との太いパイプを活用しまして、国、県ともしっかりと連携を図りながら政策を確実かつスピーディーに実現してまいります。

 

この「開かれた市政」と「スピードと実行」によりまして、目に見えて市政が動き出したと市民の皆さんに実感していいただけるように全力で取り組んでまいります。

 

福島市には今年、市制施行110周年という輝かしい歴史と実績があります。
そして来年はトリプルワン、111周年になります。
市民にとってかけがえのないこの愛する福島を、まさに唯一無二の存在として、トリプルワンの中核市元年を契機に福島市が大きく発展できるように、飛躍できるように市民の皆さま、議会、職員と心を一つに取り組んでまいりたいと思いますので、皆さまがたのご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

これまでお話しした内容一覧

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