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更新日:2019年1月16日

平成31年新年市民交歓会 市長あいさつ

  • 日時:平成31年1月4日(金曜日)
  • 場所:ホテル福島グリーンパレス

 

 皆様、新年明けましておめでとうございます。
 只今、斉唱いただいた国歌、市歌に活気がみなぎっており、さぞかしはつらつと新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 本日は、新年市民交歓会にかくも多くの方にご参加をいただきまして、誠にありがとうございます。
 また、来賓として内堀知事、国会議員、地元選出の県議会議員の先生方、そして、半沢議長をはじめ市議会議員の皆様には、大変お忙しい中ご出席を賜り、花を添えていただきました。感謝を申し上げる次第でございます。ありがとうございます。

 さて、私の市長就任1年目の昨年は、福島市にとって市制施行111周年、そして、念願の中核市移行という記念すべき年でありました。
 東日本大震災そして原発事故からもうすぐ丸8年、未だ復興の途上にはありますが、市政は新ステージに向けて大きく動き始めました。
 復興の重荷でありました除染の関係は、昨年中に面的除染、フォローアップ除染、そして道路側溝の堆積物撤去が完了しまして、2021年度までには、全ての除去土壌が中間貯蔵施設へと搬出される見込みとなりました。
 待機児童は、緊急対策パッケージの成果もあって半減、新しい夜間急病診療所、大原綜合病院、そして新年になりますが、福島赤十字病院の開院で救急医療が充実したほか、全地区で地域包括ケアの体制の整備もいたしました。
 高速道路の広がりを生かして、5件の企業誘致に成功し、観光面では、観光客が震災前の水準に戻る中、外国語表示などインバウンドの受け入れ態勢の整備を進め、花観光への取り組みも始めました。
 農業面では、GAPの取得など風評を克服し、再生を図る様々な取り組みが進んできております。
 また、教育の面では、トイレの洋式化やICTなど学習環境の改善が進み、高等教育では、福島大学食農学類が本年4月に開設、県立医科大学の新学部も駅前にて着工をいたしました。
 また、中核市・福島市として、新たな広域連携の枠組み、福島、宮城、山形にまたがる福島圏域連携推進協議会を設立いたしました。
 そして、年末には、県都のまちづくりとして、「風格ある県都を目指すまちづくり構想」を発表し、広域の拠点となる中心市街地のまちづくりと公共施設の戦略的再編整備の全体像をお示ししたところであります。

 市政の新しい芽は、あちらこちらに顔を出しています。今こそ、福島市が大きく飛躍する絶好のチャンスであります。本年は、こうした芽を育て、動きを本格化させる本格始動の年であり、昨年、離陸したこの市政を上昇軌道に乗せる年にしていきたいと思っております。
 その基盤として、安全安心の取り組みはしっかりとおこなってまいります。昨年、全国で多発した災害の教訓を踏まえ、国の対策なども活用しながら災害のための基盤整備、あるいは、市民の安全安心の材料となる身近な福祉も含めた取り組みの強化を図ってまいります。

 そして、本年は、開催まであと1年半と迫った復興五輪に向けて活性化の取り組みを加速し、本年を活性化、新ステージのまちづくりに弾みをつける、そういう年にしていきたいと思います。

 ここで、本年開催される東北絆まつりの開催日を発表させていただきたいと思います。東北絆まつりは、6月1、2日の土、日で実施をさせていただきます。その場で、50回を迎える福島わらじまつりにつきましても、変貌した新しい姿を初めてお披露目させていただきたいと思います。
 福島、東北の元気と魅力を全国、そして世界へと発信していきたいと思います。県内、東北各地の人たちと連携し、そして市民一体となってこの祭りを盛り上げ、来場者30万人の目標をぜひとも達成しようではありませんか。

 オリンピック・パラリンピックの関係でも、本番を想定した1年前のテストマッチ、あるいは王貞治理事長が主催される世界少年野球大会など様々なイベントが開催をされます。本日もオリンピック野球日本代表コーチを務められた大野豊さんに特別ゲストとしてお越しいただいております。これらを通じて、東京2020に向けた機運をさらに盛り上げていくとともに、オリンピック・パラリンピック関係の取り組みがその時だけにとどまらず、新ステージに向けた財産として引き継げるようにしっかりと取り組んでまいりたいと思います。

 こうした福島市の新ステージに向けた動きに連動して、新しいキャッチフレーズとロゴマークを市民参加でつくっていきたいと思っております。
 東京2020で世界に注目される、そして世界に発信するこの機会にわかりやすい、そしてインパクトのあるものをつくって、シティプロモーションを仕掛けてまいりたいと思っております。
 ぜひ、魅力的なものをお考えいただきたいと存じます。

 いずれにいたしましても、来年には大震災から早10年目に入ります。大震災の課題を克服し、
 人口減少社会に立ち向かって、元気あふれる新ステージを築いてまいらなければなりません。
 中核市2年目となる本年、新ステージへの離陸からしっかりと上昇軌道に乗せて本格始動してまいりたいと存じます。
 市役所一丸、そしてオール福島市の力を結集をして取り組んでまいります。引き続き、「開かれた市政」、「スピードと実行」をモットーに全力で市政を推進してまいりますので、皆様方におかれましても、よろしくご協力をいただき、主体的かつ積極的な取り組みを進めていただけますよう切にお願いを申し上げます。

 本年が、皆様にとりまして、健康で希望に満ちた年となりますよう心からご祈念申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。
 本年もどうか皆様よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

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