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更新日:2025年1月7日

令和7年新年市民交歓会 市長あいさつ

  • 日時:令和7年1月6日(月曜日)
  • 場所:エルティウェディング・パーティエンポリアム

 

 明けましておめでとうございます。
 今年は大変平穏な幕開けになりまして、皆様、希望を膨らませて、新年をお迎えになったこととお慶び申し上げます。
 本日は、ご来賓の皆様方をはじめ、多数の皆様方にご出席を賜りまして、誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
 昨年は、能登半島地震に始まり、収束しない物価高騰に国際紛争など、何かと空気が重い1年でした。
 しかし、久々の賃上げの拡大、あるいは本市スポーツ選手の活躍、具体的に申し上げるとボッチャの遠藤選手、エアレースの室屋選手、大相撲の若元春と若隆景、そしてサッカーの福島ユナイテッド、こういった活躍が明るい希望を与えてくれました。
 市政の面でも、観光客や移住者、ふるさと納税、新規就農者、桃・きゅうりの売上高は過去最高を更新しており、また、県内初の公立夜間中学の開校、日本DX大賞優秀賞の受賞など、新たな取組が実を結んできております。
 街なかは依然厳しい状況にあるものの、中心部にはコロナ禍以降140店もの新規出店があり、新たな視点を取り入れた祭りやイベントが頻繁に開催され、郊外部では笹谷と南矢野目の市有地に拠点施設の立地が決定しております。
 そのほか、ごみ問題など様々な全国的に話題になる取組も含め、色々な取組にチャレンジしており、市政は、着実にグレードアップし、課題となっている殻を破りつつあります。市民の皆様方のご協力に心から感謝申し上げます。
 そして、今年は巳年です。これらの殻を破る取組をさらに展開し、積極的に変革を進め、市民生活やまちづくりを再生する年にしていきたいと思います。
 3月には市民センターがオープンし、4月には本市初の義務教育学校が松川地区に誕生します。
 4月から3年間のディスティネーションキャンペーン、DCがスタートし、ジブリ展や来年はゴッホ展などのビッグ企画が展開されていきます。6月にはわらじまつりを万博でご披露いたします。これらを活用して、国内外に情報発信し、来訪者の増加につなげてまいります。
 東口再開発は、昨年、「にぎわい・文化・つながりが生まれるたまご、Fukushima Egg」というコンセプトで計画の見直しを行い、西口跡地についても検討を進めています。時間はかかっておりますが、今が脱皮の時です。これらの開発も、関係者と調整を図り、市民の皆様の意見を取り入れながら、できる限り早く、脱皮後の姿が見えるように努めてまいります。
 こうした中、朝日システムさんが、市の支援策を活用して、西口に4階建てのビルをつくり、本社を移転していただくことになりました。調べてみると、街なかのオフィスビル誕生としては、おそらく平成6年竣工のユニックスビル、現在のセントランドビル以来ではないかと、大変うれしく思っています。街なかの活性化には、我々行政が今関わって取り組んでいる動きだけではなくて、民間のこのような動きが続いていくことが不可欠であります。
 市としては、新年度、街なかにオフィスやお店を集めるため、ビルの建設・改修への新たな支援策を投入し、併せて街なか居住の施策も強化してまいります。民間の皆様には、街なかへのオフィスなどの回帰と居住をご検討いただき、街なか活性化の力となっていただきますようお願いいたします。
 一方で、「コンパクト+ネットワーク」のまちづくり方針のもと、地域の特色に応じた拠点づくりやUFOの里づくりのような個性あるまちづくりも積極的に進めてまいります。
 また、子育て世代からはこどもの居場所・遊び場が強く求められています。街なかの拠点施設として、こむこむの全面リニューアルに取り組むとともに、各地の学校体育館に空調設備を導入して避難所機能を強化しながら、こどもベース、こどもの基地として、学校を積極的に活用してまいりたいと思います。
 このほか、メガソーラー等の設置規制等を行う条例制定や、タクシー併用を導入した新たなシルバーパスポートへの移行など、新生福島市へ脱皮を図る施策を積極的に推進してまいります。
 近年の積極的な政策展開により、財政は急速に苦しくなってまいりますが、我々も民間経営者の皆様と同様に、事業の取捨選択や効率化を一層進めながら取り組んでまいりますので、皆様にも、ご理解とこれまで以上に、それぞれの立場での地域貢献、共創をお願い申し上げます。
 最後に、本年が市民の皆様にとって、健やかで幸多き年になりますことを心からご祈念申し上げ、新年のあいさつといたします。
 本年もどうかよろしくお願いいたします。

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