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更新日:2023年8月1日
細菌やウイルスなどの病原体に感染することでおこる胃腸炎の総称です。1年を通して発生しますが、細菌によるものは夏、ウイルスによるものは秋~冬を中心にみられます。保育園、学校、高齢者施設等で発生した場合は、集団発生につながることもあるので注意が必要です。
ウイルス性胃腸炎:ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルス等
細菌性胃腸炎:カンピロバクター、サルモネラ、病原性大腸菌等
【潜伏期間】24時間から48時間
【症状】嘔吐・吐き気、腹痛、下痢
特効薬はありません。症状が続く期間は短いので脱水防止に水分補給が大切です。
【感染経路】
〇食品からの感染
・感染した人が調理等をして汚染された食品
・ウイルスの蓄積した加熱不十分な二枚貝等
〇ヒトからの感染
・感染した人の糞便や嘔吐物からの二次感染
・家庭や施設内等での飛沫による感染
【普段からの対策】
〇適切な手洗い
・帰宅時、トイレの後、調理前、食事の前、汚物に触れた後は流水・石鹸でしっかりと手洗いする。
〇食品の十分な加熱
・ノロウイルス汚染のおそれのある二枚貝を調理する際は、中心部が85~90℃で90秒間以上加熱する。
【自分や家族が感染したときの対策】
〇適切な嘔吐物等の処理
・嘔吐物や糞便を処理するときは、使い捨てのマスクと手袋を着用し、使用後は袋に密封し廃棄する。
・衣服や物品、嘔吐物を洗い流した場所の消毒は次亜塩素ナトリウムを使用する。(消毒液の作り方は下記を参照)(PDF:204KB)
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