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更新日:2024年8月2日
手足口病は、口腔粘膜、手や足などに現れる水疱性の発疹を主症状とした急性ウイルス感染症です。
幼児を中心に夏季に流行がみられ、発疹だけでなく発熱を伴うこともあります。
(1)飛沫感染
感染者の咳やくしゃみのしぶきを介して感染します。
(2)接触感染
手指や共用タオル等を介して感染します。
感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足底や足背などに2~3mmの水疱性発疹が出ます。発熱は約3分の1に見られますが、あまり高くならないことがほとんどであり、高熱が続くことは通常ありません。ほとんどの発病者は、数日間のうちに治る病気ですが、まれに髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの中枢神経系の合併症のほか、心筋炎、神経原発性肺水腫、急性弛緩性麻痺などさまざまな症状が出ることがあります。手足口病にかかったこどもの経過を注意深く観察し、合併症に注意しましょう。
(1)排便後や食事の前には、石鹸や流水で手を洗いましょう。
※症状が消えた後も2~4週間にわたり便中にウイルスが排泄されますので、注意が必要です。
(2)咳エチケットを心がけましょう。
(3)タオルの共用は避けましょう。
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