手打ちうどん

材料
- 中力粉:1キログラム
- 塩:大さじ3
- 水:500cc
作り方
- 食塩水を作る
計量カップで水を計り、食塩を加えてよく溶かす。小麦粉1キログラムに対し食塩45グラム。(大さじ3)
- こねる
計量した小麦粉をボウルに入れ、用意した食塩水を加えて、ソボロ状に混ぜ合わせる。円を描くようにもみほぐし、こねまとめて、鏡餅のような形に生地を作る。
- ねかす
ねかす前に、ビニールのふろしきなどに生地をはさみ、足で5~6回踏んで30分ぐらいねかす。
- 中もみ
ねかし終わった生地を取り出し、もう一度軽くこね直す。これがすんだら形を整え、さらに10~20分ねかす。ゆでる前に時間があいた時は、もう一度中もみをする。
- 伸ばす
生地を台の上に取り出し、めん棒でタテ・ヨコに押しながら、直径30センチメートル・厚さ10~15ミリメートルの円形に伸ばす。この生地にまんべんなく打ち粉を振りながらめん棒に巻き付け、さらに厚さ3ミリメートルくらいになるまで伸ばす。一方向だけでなくタテ・ヨコの向きをかえながら伸ばす。
- 切る
伸ばした生地(めん帯)にたっぷり打ち粉をし、びょうぶたたみに折りたたんで、包丁で幅3ミリメートル位に切る。(角になるように)
- ゆでる
沸騰しているたっぷりの湯(めん重量の5~10倍)に「めん」を入れて軽く混ぜ、「めん」が浮きあがったらふきこぼれない程度に弱め、10分位ゆでる。
- 水洗い
ゆであがった「めん」をザルに取り、水をくんでいたボウルに入れて洗う。3~4回位洗ったら、水の中で「めん」をもんでぬめりをとる。
ふくしま食のたくみからひと言-長沢セツさん-
米が貴重な時代には、小麦粉を使ったうどんなどを主食とすることが多かったです。農繁期には、うどんを打つ時間もなくなるので、ねかせずに太く切って、けんちん汁風に入れて煮込んだ「せんぞうぼう汁」なども食べられていました。