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更新日:2019年5月17日
【手話無し】
【手話入り】
【発言内容】
1.開会
(広聴広報課長)
ただいまから定例記者会見を始めます。本日は、市からの発表事項が5件となっております。それでは市長お願いいたします。
2.市からの発表事項
(市長)
(1)福島市の新たなロゴマークを募集します
はい。皆さんおはようございます。
今日は市から5件、追加で1件発表させていただきたいと思っております。
まず一件目、福島市が新たなロゴマークを募集しますということで、先日もお伝えしましたとおり、本市の新しいキャッチフレーズが「実・湧・満・彩 福島市」になったわけですが、これに合ったイメージのロゴマークを募集します。
資料2のとおり、市内市外どなたでも応募可能です。募集期間は、4月24日から6月28日までになっています。
選定につきましては、ロゴマークではなくキャッチフレーズを選考した選考委員会に専門的な方を加え、選考委員会において選定をするということにしております。
採用作品には賞金10万円を差し上げるということであります。
詳しくは、ロゴマークの募集要項があります。
キャッチフレーズとロゴマークを組み合わせてデザインをお願いしたいというのが一つの条件になっております。
組み合わせ方は様々、工夫していただいてけっこうなのですが、絵柄と文字一体化のデザインを除いて、ロゴマークと文字は別々に使用する場合があるということはお含み置きいただきたいなと思っております。
せっかく応募していただくわけでありますが、もし適当な作品がない、ちょっとどうかなという場合は、(10)にありますとおり、適当な作品がない場合は、採用作品なしとさせていただく場合もありますのでご注意いただきたいと思います。
とはいえ、私としては、この「実・湧・満・彩 福島市」にふさわしいロゴマークを応募いただき、我々として使えることを大変楽しみにしております。
まず、一点目は以上であります。
(2)東北絆まつり2019福島にお越しください
それから二つ目になります。東北絆まつり2019福島の追加情報です。
まず一つ目ですが、わが県が誇る国重要無形民俗文化財「相馬野馬追 甲冑騎馬武者」が先行パレードということで、翌年の祭りのパレードに先駆けて、相馬野馬追の騎馬武者がパレードをするということが決定しました。
細かな点はまだ調整中なので、決定次第、公表したいと思っておりますが、スタートする4号の旭町交差点から市道の腰浜町町庭坂線と4号仲間町の交差点を右折するわけですね。それで、この道の福島文化学園という幼稚園の前までパレードをいただくことになります。普通のパレードはそこからまた折り返し戻りますが、野馬追に関しては片道のみになります。ぜひお見逃しなくお願いしたいなと思っております。
これに関しては、南相馬市の門馬市長さんから私に「ぜひ協力しますよ」というお話をいただきまして、我々の方でも「ぜひ参加いただきたい」と言ったら、気持ち良く応じていただきましたので、南相馬市の関係の皆様方に感謝を申し上げたいと思っております。
それから二つ目は、一般向けの桟敷席の販売を開始するというものであります。
受付開始は令和の5月1日10時にします。席数は、各日1千席ということで料金は4000円という形になります。予約枚数に達した時点で販売終了という形になります。今回はチケットぴあに委託しますので、チケットぴあのWebサイト、ぴあの店舗、ぴあを扱っているセブンイレブン店舗、電話予約などで購入できるようになっております。長い行列ですので、ぜひ桟敷でゆっくりとご覧いただければと思っております。
3点目、一般車の臨時駐車場を開設するというものであります。
まず場所をお伝えしたいと思います。三つあります。
福島北警察署の北側の臨時駐車場が800台ほど、JA福島ビルが700台から800台程度。福島市の公設地方卸売市場が500台程度となります。
公設卸売市場に関しては、両日とも9時から最後の時間までとなっておりますが、その他の二つは、いずれも朝8時から1日目は19時まで、2日目は18時まで駐車場を開設いたします。
いずれも無料でありますが、遠いのでそちらからは臨時バスを運行させていただきます。この臨時バスに関しましては、JRへの福島競馬場サブ会場まで乗客を運ぶということにしておりますが、いずれも片道300円ずつかかりますが、これはご利用の方にご負担いただくということにいたしております。
続きまして4番目の交通規制です。
中心市街地において、観覧される皆様が安心安全にご覧いただけるよう、大規模な交通規制を実施いたします。細かい点は、ここで申し上げませんが、大規模な交通規制が市街地の中心部で行われることになりますので、市民の皆様、来場者の皆様方にはよろしくご理解とご協力のほどお願い申し上げたいと存じます。
なおこの交通規制の概要を説明するために、地域の皆様に対する住民説明会を開始いたします。4月28日の日曜日に、2回に分けまして14時と19時から、アクティブシニアセンターアオウゼで開催いたしますので、ご足労でございますが、おいでいただければと思います。
また、市政だよりの5月号で、交通規制に関しては周知をする予定でございます。
いずれにしても大規模な規制になりますので市民の皆様方によろしくご協力をお願い申し上げる次第でございます。
(3)“令和改元記念”ももりん記念日祝福事業
~「令和」に婚姻届出するお二人を祝福します~
そして3点目になります。令和改元記念に、「ももりん記念日祝福事業」ということで令和に婚姻届出をするお二人を祝福する事業を進めたいと思っております。
従来から市では、婚姻届を出していただいたお二人に祝福のメッセージを添えて、記念品を贈呈する「ももりん記念日祝福事業」というのを実施しております。
ちなみに資料3-(3)に、写真が飾れる「しあわせ証書」「カップルノート」というのを出しておりますが、今回は、これに加えて、ももりんの手持ちボードと市のパネルも用意して、資料のように、幸せに写真を撮れるようにしたいと思っております。撮影はできるだけ関係者で協力し合ってということですが、自撮りの設定もする予定なので、我々も便宜を図りたいと思っております。
今回は、オリジナルのフォトフレームをスマートフォンのアプリで用意しまして、QRコードからダウンロードしていただければ、スマートフォンから、このようなフォトフレームが出てまいります。そして、また幸せに写っていただく。ちなみに、ここでもボードを持っても構わないわけです。ちょっとごちゃごちゃするかもしれませんが。こういう感じで、市としても、令和でご結婚される皆様を祝福したいと思っております。
ちなみに手持ちのボードは、あくまでも(5月)1日から休日中の6日間限定で用意をしますが、フォトフレームは、連休後も使えるようにして、令和婚姻をお祝いしたいと思っております。なお、場所は休日夜間の窓口になっております、市役所の1階西側の玄関、夜間窓口となります。
ちなみに、ミレニアム、2000年1月1日には87件の婚姻届がありました。普通は、だいたい一日平均、昨年29年度の例では3.6件となっておりまして、やはりおめでたいときには、非常に増える傾向がありますので、そういった傾向を踏まえて、このようなお祝いの事業をしたいと思っております。3点目は以上であります。
(4)新ステージの総合計画へ始動!
~総合計画Yu-Me(ゆめ)会議 の参加者を募集します~
続いて4点目になります。新ステージに向けての総合計画策定を始動させるということでありまして、現行の計画が2020年度までとなっておりますので、2021年度、令和3年度からスタートする新しい総合計画の策定作業を今年度、連休明けから始動していきたいと考えております。
私も開かれた市政というものをモットーにしておりますので、今回は幅広く、市民の皆様にも参加をいただく仕組みをつくりたいと考えております。そのために、今回「総合計画Yu-Me会議」という市民ワークショップを開催いたします。まず無作為で市から3000名の方に案内を送りまして、実際に参加しますよと言っていただく方は、だいたい40名程度と想定しているんですが、そういった方にまず参加いただく。それから10名は、当然行き渡らないと思いますんで、自分でぜひ参加したいという公募。前回もそうなんですが、関係団体とかバランスもとる必要があります。あるいは高校生・大学生の枠の方にもお声掛けをして、合計100名ぐらいの参加によって、総合計画Yu-Me会議という会議を設ける予定です。その会議を単にみんなでお祭りのような内容じゃなくて、プロフェッショナルの市民参画アドバイザーという九州大学の客員教授で加留部さんという方が日本のファシリテーター界の第一人者がいらっしゃるわけですから、その方にお願いをして、ファシリテーションしていただいて6人くらいの小グループに分けて、その上で、みんなで意見を出し合って、次の時代に向けての夢、こうあるべきだといったような意見を出していただいて、それを総合計画に反映をさせていきたいなと思っております。
ちなみに前回、その総合計画をつくる上では50人のいわゆる市民会議が母体になりました。これは、2回にわたるうちの後半の1年だけ公募の10名を入れましたけども、あとは関係団体とかそういった方からお集まりをいただいて作ったという形で、こういう本当に市民参加型のオープンなやり方というのは、本市はもとより、中核市といった大きな都市としては、非常に珍しいのではないかなというふうに思っております。加留部さんにも、お話をしたところ、非常におもしろいということで、乗り気になっていただきまして、大変意欲的にこのワークショップに取り組んでいただけるということになっております。
ただ、ここで注意させていただきたいのは、ワークショップの日にち、今年度に関してはもう設定をさせていただいております。ですから、申し込みをされる方は、ぜひこの日ならば出れる、都合つけて出れるという方にできればお願いをしたいなと思います。もちろん全部が全部出れないという場合もあるかと思いますけども、できる限りこの日程で出れる方に公募いただけると大変ありがたいというふうに思っております。なお総合計画Yu-Me会議は、2(1)にありますように、第1回目を6月22日、午後1時半から市民会館の第2ホールで開催いたします。
それから、総合計画の推進体制で申し上げますと、最終的にどこで作るかといえば、市における総合策定委員会というのを部長クラスと設けまして、原案を作っていきます。もちろん私とやり取りをしながら作っていくんですが、当然そこに今申し上げたYu-Me会議、市民の皆さんの意見が反映されるということですが、また一方で、専門的な視点、大所高所、やはり今の福島市というのは震災の被害を受けてちょうど10年になってくるわけであります。
そういった中で福島市はどのような道を進むべきかというのは単なる市民感情だけではなくて、大局的な意見を出していただく必要があるかなと思っておりまして、そのために、福島新ステージ有識者懇談会というものを設けさせていただきます。この懇談会のメンバーは、その後のページ見ていただきたいと思うんですけど13名で構成をする懇談会でありまして、学識経験者を初め、様々な各界からの知見の高い方に参加いただきまして、議論を進めていきたいなと思っております。
こちらの方は第1回目を連休明け早々の5月7日、午後3時から4時半まで行う予定です。
いずれにいたしましても、私も市長に就任して、1年4ヶ月になりますが、この間、やれることはもうとにかく全力でやってまいりました。しかしながらやはり、重要な全体の計画、羅針盤が必要になってまいりますので、今後、総合計画、新総合計画をつくるという体制の中で、市民の皆様のご意見をいただきながらそういう方向を定めていきたいというふうに考えております。
(5)全市放射線量マップ(平成30年度版)を作成しました
~東日本大震災・原発事故から8年後の福島市の姿~
次、5点目です。この度、全市放射線量マップ(平成30年度版)を作成いたしました。皆様の手元にあると思います。
これは従来と同じように、市内いわゆる住宅地であれば、500 m四方、それから山間地であれば1000m四方でメッシュを作りまして、合計923区画で線量の測定をしてそれを公表してまいりました。測定条件は地面からの1 mの高さで、区画内の3地点を選定いたしまして、それぞれの地点あたり5回計測をして、その平均値を採用したのが、この線量測定マップという形になります。
その結果ですね、今回は全地区の平均は0. 16マイクロシーベルトということになりまして、前年度に比較をいたしますと、0.01マイクロシーベルト、減と言う形になります。これを平成23年6月と比較をいたしますと、このときは1.33マイクロシーベルトということでございましたので、88%の低減という形になります。
今回も昨年もそうでしたが、全ての区画が0.5マイクロシーベルトより低いという形になっておりまして、それから、8割超の区画が0.23マイクロシーベルト未満という形になっております。
なお、市内の面的除染は、すでに平成29年度でかなりもう済んでおりましたので、その点では面的除染の効果は、その時点まででだいたい達成してるということで今回は0.01マイクロシーベルト減という低減になっているというふうに考えております。
あと今回の特徴で申し上げますと、8年過ぎましたので、このように右側に区画ごとの線量の構成比の推移をあらわしております。ご覧頂ければお分かりのとおり、当初はこの一番低い0.23マイクロシーベルト以下というのは少なくて、こちら黄色とか赤という区画があったんですが、そういったものが徐々になくなってきて、0.23以下は徐々に拡大していく、あるいは0.5以下も、最初増えたわけですが、徐々に減ってきているというのがおわかりいただけるのではないかというふうに思います。
これに関しましては、今年度も、市政だより5月号の配布とあわせて、町内会に回覧するほか、各支所出張所等の窓口で配布をいたします。それから本日から市のホームページにマップを掲載するとしております。なお、一昨年までは、マップを全世帯に配布をしておりました。
市民の皆様の不安も大分なくなってきているということで、昨年は全世帯配布をやめました。希望者にはお渡しをするということにしてたわけですが、ちなみに昨年希望してこれをとられたっていうのは全部で10から20ということでありまして、こういった状況であるので、今年度も希望者には配布をするという形をとらせていただきます。
(その他)
市としての発表事項は以上ですが、もう一点、皆様のお手元にある国土交通省の発表資料ですね。これ本市に関することなので、私の方からも報告をさせていただきたいと思います。
国土交通省の方で国道4号線の交差点の名称の改善をやっていただいております。観光立国とか地方創生の実現に向けて観光地の名称を案内して、わかりやすくその目的地に行っていただくというような取り組みをしていただいているわけですが、今回は、実際変えなきゃいけないこともあるんですが、そういった面でやっていただきます。
一つは、競馬場前の管制センター前というのが今はありますけども4号線。これを福島競馬場前という表示に変える。それから福島赤十字病院前というものを赤十字が移動しまして、今の交差点を一つ北の交差点に今度は赤十字病院入口という表示がなされるんですけれども、これまでの赤十字病院前は、今回の朝ドラ「エール」の決定を受けまして、古関裕而記念館入口の形で表示をさせていただくということであります。年度早々、さっそく今日の夜工事をして明日にはもうこういった形で見ていただけるというふうに伺っております。どんなイメージになるかと言うのはこの裏に出されていると思いますが、こういった標識が、道路の信号下に付くということになります。以上であります。
3.質疑応答
(広聴広報課長)
それでは只今の発表事項について質疑応答に移ります。ご質問がございましたら、挙手指名の後、社名と、お名前をおっしゃっていただき、ご発言をお願いします。
(福島放送)
令和改元記念の婚姻届の関係なんですけれども、先ほど市長もおっしゃったとおり、2000年のとき87件の婚姻届けがあって、通常よりかなり多い人が、こういうめでたい時に訪れるということで今回、令和元年では職員の数を増やして対応するとかそういったことはあったりするのでしょうか。
(市長)
はい。かなり数がくる見込みなので、その点では職員体制をですね、一応2名、いわゆる嘱託だけじゃなくて、職員2名を配置をいたしまして、何らかの対応する予定であります。それは1日ですけどね。
(福島放送)
絆まつりの関係だったんですけど、相馬野馬追が先行パレードに参加決定ということだったんですが、絆まつりで野馬追のパレードを実施する狙いを改めて伺ってもよろしいでしょうか。
(市長)
絆まつりは被災地の復興をアピールすると、あるいはその感謝を込めてアピールするというのが一つの狙いだと思いますんで、やっぱり福島県におきましては、浜通りの復興というのが我々としてぜひ訴えていかなければならないと思っております。その点では浜通りを代表するかつ福島県を代表する相馬野馬追こちらも震災直後からですね、頑張って、やれる範囲でやってきて、今フルの形でやれるようになってきましたので、それをこちらで出していただくことは大変意義深いことだというふうに考えております。
(福島中央テレビ)
絆まつりの件についてあわせて質問です。決定は今日という形になりますか。
(市長)
決定というか発表したということですね私が。
(福島中央テレビ)
これは門馬市長からの依頼でしょうか。
(市長)
最初にそんなことを私に言っていただいたんですよ。ご意向というか、協力しますよという話の申し出ですね。申し出をいただいて、我々の中でも、検討して、またぜひ相馬野馬追に出ていただこうということで、こちらから改めてしっかりと正式にお願いをして、快く賛同いただいたというものでございます。
(福島中央テレビ)
その場所は何メートルぐらいパレードするのでしょうか。
(市長)
合計1.1キロです。
(福島中央テレビ)
何名くらい参加とかいつ詳細が決まるかはこれからですか。
(市長)
騎馬武者自体は5騎程度参加していただく予定でおります。
(福島中央テレビ)
出演日時や時間帯はいかがでしょうか。
(市長)
それは、また決まり次第お知らせさせていただきます。
(民友)
絆まつりの関係なんですが、交通規制の部分です。六魂祭は6年前ですが、交通渋滞が大変な問題になったと思いますが、今回は改善点はどこにあるのでしょうか。
(市長)
当然我々の6年前の実情を踏まえてですね、警察初め関係者皆様と、前回の反省に立った交通規制を検討してまいりました。ちょっと細かい点は私としても今申しあげられないですが、ちなみにですね、まず、交通規制というよりは、パレードを曲げましたよね。これは非常に実は効果的なんですよ。これによって4号線の仲間町の交差点から南を少し我々としていろんな準備に使えるんです。
これはいろんな混雑混乱を避ける上で非常に有意義となりましたし、それからそれによって、東から来る車がですね、あそこで旧道を使える、そういう改善が施せるようになりました。
そういった点では、前回の反省点も踏まえてやっております。
何といっても仲間町の交差点からちょっと街中の方に移るということで、これは前回、駅からパレードまでよくわからなかったっていうな話がある。ちょっとこれは来られる方にとってみると非常にわかりづらかった面があるんですね。
今回は、内側に入ってきますんで、そこまでのアクセスがしやすいしそこからまたいろんな場所に流れやすいという面では、特に歩行者の皆様がたの目的地にたどり着きやすいのではないかなと考えております。
4.閉会
(広聴広報課長)
それではその他ご質問あればお願いいたします。
それでは他にご質問がないようですので、以上をもちまして、定例記者会見を終了いたします。
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